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「「1日30分」を続けなさい!」書感

2014年01月18日 15時55分06秒 | 身の回り
「「1日30分」を続けなさい!」(古市幸雄)読了。
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5年くらい前に買って「積読」になっていた本。
「人生勝利の勉強法55」というサブタイトルが付いており、
人生について「勝利」とか「敗北」といった表現は生理的に好きではないのだが、
それとは別に日常的に勉強が必要な仕事柄、
「ツンドク地帯」から取り出して読んでみた。

「普段勉強しない人」を対象に
「どのように勉強を始め、続けられるか」が具体的に記述されている。
「英語勉強法」については私はあまり興味がないのだが、
それ以外の部分については役立つ部分が多かった。

「継続は力なり」がポイントであり、
「継続するとどのような効果があるか」「継続するためにどうするか」を様々な視点から説明している。

全体に
「長時間×短期間」でなく「短時間×長期間」「繰り返し」を重視し、その効果を紹介している。
また、計画の立て方として「予備日」を設けるなど、
脳の働きについても紹介しつつ、
自分に厳しくしない方が結果的に目標を達成できる、といったスタンスで記述されている。
それは例えば「三日坊主でも構わない」というあたり。
「三日坊主を年間50回繰り返したら、1年間で150日勉強していることになる。」とし、
「三日坊主で終わってしまった、失敗してしまった、自分はダメだ」と責めるのではなく、
「改善のための善いヒントを得た」と考えれば良い、としている。
これは「次の三日坊主(かも知れない)」に繋がる
「繰り返し」に意味を見出しているのだろう、と思う。

個人的に印象に残った部分の羅列。
□動機づけ:「私はこのままで、自分に対してプライドが持てるのか?」と自分自身に質問してみる
□三日坊主でもいい。
 成功・不成功を繰り返して少しずつ習慣を身に付けていけばいい。
□本は購入した日に読み始めること。
□本は消耗品と思う。
□立て続けに物事を覚えようとするよりも、ある程度の間隔を空けて覚えるほうが、
 効率よく脳に記憶される。
□教材・サービスの質2割、勉強量8割で勉強の成果が決まる。
□勉強の成果はすぐに出ない。
□自己投資する。身銭を切る。
□私たちは数年前の過去の蓄積で、現在の収入を得ている。
□テレビを見ない。現在ならばインターネット。
□仕事の処理時間を先に決める。
 日々、処理スピードを上げようと心がけて仕事をすることで、仕事の処理スピードを上げる。
□喫茶店で飲み物代を払うのは、勉強の時間と場所を確保する代金。
□勉強をする行為自体が大切なのではなく、
 体調のいい状態で、集中して効率よく知識を吸収することが大切。
□車中の時間を勉強に充てるのが大切なのではなく、
 今日一日と翌日の2日間のトータルで勉強の能率が一番上がる方法を考えることが大切。
□移動における勉強のコツは、まったく生産的な活動をしていない時間を減らすこと。
 携帯電話でのゲームなど。
□生理的に気持ちいい状態で勉強できる環境づくりに注意を払う。
 温度、騒音など。
□脳に「勉強=痛み」と関連付けさせないために、定期的に休憩する。
 集中力が途切れて勉強がイヤになる前に、勉強を中断する。
□「1日の勉強量にしては少ないかな」というくらいの勉強量に抑え、これをほぼ毎日続ける。
□自分に精神的かつ肉体的な負担がかからない程度で、コツコツ毎日勉強を続ける方が、
 結果的には勉強の蓄積量が増える。
□何のために勉強しているか、いつまでに勉強の成果を出す必要があるのか、を
 きちんと紙に書き出して、視覚的にチェックする。
□勉強のスケジュールを詰め過ぎない。
 1週間に1日か2日程度は勉強しなくても達成できそうな中期目標を設定する。

そんなところか。
まあ役立つ本かな、と思う。
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