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「脇役本」書感

2018年09月02日 11時50分22秒 | 身の回り
「脇役本(増補文庫版)」(濱田 研吾)読了。

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脇役本/浜田研吾
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名脇役が著述した書籍、名脇役に関する書籍を紹介した本。

何といっても紹介している書籍の量、範囲がすさまじい。
著者の経歴を見ずに購入しており、
内容的にけっこう高齢の筆者なのだろうと思っていたのだが、
自分とそう変わらないことに気付いて驚いた。
それに気付いたのは、
最初の「二十二歳の日記から(山形勲)」で筆者が大学時代に付けていた日記で
役者・芸能人等の死亡情報を付けているのだが、
それが丁度私も学生時代に亡くなった記憶がある人だから(フランキー堺など)。
年齢的な部分、地理的な部分(学生時代、京都に住んでいたらしい)、
松竹座の杮落しは私も行ったなあ、といった親近感もあり、さらっと読むことが出来た。

ただ、私はそんなに脇役に関する書籍を読んでいないよなあ、と筆者に感嘆することしきり。
(どうしても歌舞伎などがメインになってくるから、
 重なっているのは「フグの三津五郎」や権十郎の本くらい)
まあ、紹介されている書籍も、読めれば読めば良いが、
別に読まなくても死にはしない、肩肘の張らないものだと思う。

まあ、読書ってそんなものだろう。
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