しつこいようで恐縮ですが、橋下さんは引退会見で自らを政治家として能力がないと評し、「運転能力のない者がハンドルは握っちゃいけない」と仰っていました。logmi.jp/59213 3ヶ月前のことです。最近のツイートとどちらが本音なのか。よーく考えてみましょう。
統合幕僚長という、正規の軍隊の階級で言えば元帥に相当する地位の人間が、外国の軍隊に対して、自国の防衛に関する法案の成立を約束していたのだとすると、その人間は、戦前の言い方では、正しく「売国奴」ということになると思うのだが。
9月2日の報ステ。それにしても、河野克俊統合幕僚長は嬉しそうだ。中島岳志さんは「主体的従属」と喝破していたが。恐るべき記念撮影だ。 pic.twitter.com/RAJUtXoJFC
@sangituyama
あと、日本だけじゃなくて、アメリカ政府にとってもこれ大問題だよ。米軍高官が米政府の頭越しに、他国の立法過程に口出ししてたわけだから。
NHKの朝のニュース、中国の「戦勝70周年記念パレード」を報じているけど、「中国脅威論」を煽っているとしか思えんなあ。「中国の脅威」を強調して「だから」集団的自衛権を容認せよ、という流れか。
過重労働を防ぐための基本は「無駄な作業をなくす」だろうなあ。文部科学省の「何故労働時間が減らないのですか?」というアンケートの回答が「行政からのアンケートが多い」というのは悪い冗談だが、ありがちな話でもある。
事実とすれば、法案作成の与党協議も始まっていない段階の話です。東京新聞:統幕長「安保法案は夏に成立」 共産追及 昨年末、米へ伝える:政治(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/politi…
松井一郎「最後、設計図が、民意でダメとなれば、僕らはやっぱり政治家としては失格やと思っています。自分たちが、失格! ですから、そのときは自分たちが失格ということになるんでね、いつまでも政治家にしがみつくのはおかしいなと思って、橋下市長、僕も同じですが、そういう風に覚悟をしている」
仁比さんは文書を示す前、統幕長の訪米事実を確認したが、中谷防衛相は会談を認めつつ「新ガイドラインや平和安全法制の内容を先取りするような会談を行ったという事実はなく」と答弁。そのあと仁比さんが文書を示し、戦争法案が「夏までに終了」発言を暴露したものだから、余計答弁の酷さが際立った。
「法を守っていない」を以てデモを断じるのは、その点においては正しい。しかしその者が、政府・与党が法を守っていない事実をきちんと断じているのか。それなくしてデモの法律違反のみを断じているとすれば、それは「似非正義」或いは「正義面」に過ぎない。有害。
安保法制の強行採決の前に、河野克俊統合幕僚長を国会に招致して「あんたは一体何の権限があって米軍首脳に様々な『予断』を植え付けてきたのか」と追及しないとだめだろう。元イラク派遣隊初代指揮官の国会議員とか元空幕長も含め、自衛隊首脳部の「精神文化」はかなり怪しくなっているように見える。
これだけ問題が噴出しているにもかかわらず安倍政権があえてこの法案を通す気なのだとすれば、それは「民意を裏切ることによって受けるペナルティ」よりも「アメリカとの約束を果たせなかったことによって受けるペナルティ」の方が安倍にとってはより切実でより致命的なものだということなのでしょう。
米政府が日本の集団的自衛権行使を歓迎するのは当然で、それによって人的コストや戦費の分担、政治的リスクの分担などのメリットを享受できる。全ては「アメリカの利益」が基準であり、日本の負担増や人的損失などは考慮の埒外にある。日中紛争発生時に米軍が必ず自衛隊の味方をするという保障もない。
「外交には軍事力の裏付けが必要」という認識を否定はしないが、実質的に政治も外交も軍事もアメリカに従属している状況下でその従属をさらに強める形へと舵を切れば、外交の自由度はさらに制約されることになる。アメリカの意に反する外交は今まで以上に行えなくなり、対米一蓮托生しか道がなくなる。
財務省の一部の官僚が安倍晋三のことを「支持率と株価」しか考えていない珍しい総理大臣だと嘆いているそうだ!財務省から見たらそれだけかも知れないが、国民から見たらプラス、戦争と軍需産業と原子力村のことしか考えていない狂人にしか見えないぜ!そのため安倍一味の駆除を急いでいる。
今日の戦争特別委、山本太郎議員『本人や保護者の「意に反する」自衛官募集活動と個人情報収集活動』について。なんと石垣市では中3の家庭を個別訪問して勧誘。本人が消防に就職希望と知っていて「自衛官と併願でどうか」と言ってきたケースも。どこまで情報を漁っているのか。とても気味が悪過ぎる。
そのうち(既にか?)「若いのに生活保護を受けるのだったら、自衛隊に入ったら?」と個別勧誘が来るのではなかろうか。そして周囲も「自衛隊に入らずに、生活保護を受けている」と白眼視するようになる。そんな202X年(或いは201X年)。
誰が最高責任者か分からない時に「誰に責任があるかは言えないし、言うべきでない」と言って皆が逃げる。何故「我々全員に責任がある」と言って、彼らが責任をとらないのか。トップが責任をとろうとせず逃げる「責任の真空地帯」が戦前戦中から何も変わらないこの国は、絶望的かも知れない。
日本は「平和のため」であろうがなかろうが、戦争をしてはいけない国だ、と痛感する。一度始めたら終われない。こんな子どもは、冷厳なリアリティが支配する「戦争」の世界に足を踏み入れてはいけない。
菅官房長官が正面からきちんと人を見て喋っている画像を全く見ないのだが、偶々か?或いはそういう致命的に「ダメ」な人なのか?