朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

鳩山内閣発足

2009年09月17日 07時52分27秒 | 政治
鳩山政権誕生 第93代首相 閣僚名簿を発表(朝日新聞) - goo ニュース

総選挙で「NO」を突き付けられた自公連立政権に代わり、
熱狂的に支持される訳でもなく、民主党メインの連立政権が発足した。

政権交代、しかも第一党が替わるのは歴史的な変化。
混乱はあるだろうし、
「不適切な既得権を取り上げる」ことに伴うのであれば
その混乱も必要だと思う。

ただ、「マニフェストに書いてあるから」だけの理由で
政策を推進するのは不適当だろう。
現実の話をすれば、
国民が民主党に勝たせた(もっとも、過半数の票を与えた訳ではない)のは、
マニフェストを全面的に支持したからではない。
【参考】マニフェスト(民主党のページ)
まあそもそも、
期限が切られておらず、達成状況を測定できないものを
「マニフェスト」と呼ぶのか、という疑問もあるが。

しかし挙げた政策をやらないと、
今度は「マニフェストに記載されたことをやっていない、公約違反だ」という声が
自民党べったりの産経・読売あたりから出るだろう。
このあたり、バランスの取り方が難しい。
最終的には「国民のため」という基準で、
ケースバイケースで動いていくしかないのかも知れない。

それに対して国民も、
「それが国民全体のためになるのか」の視点で検証する必要があるだろう。
「国民のため」と言いつつ、
目先でバラマいて「後の世代の方、ヨロシク」では困るし。

施策の順序にしても、
耳当たりの良い目立つ政策ばかり優先され、
本当に重要なものが後回しにされないよう、
見ていく必要があるだろう。

当然ではあるが、改めて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする