良いカタログ

ようやく「上方演芸大全」読了。

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５００ページを超える本で、ちと疲れた。

上方の落語・漫才・講釈・浪曲をはじめとする諸芸や、
横断的に演芸場や裏方といった観点等で
上方演芸の歴史・人などについて記述されている。
よくまとめられた労作だと感じる。
他の本からの引用、記述の重複は多そうだが、
歴史的、地理的に全体像を俯瞰しており、
カタログ的・辞書的に使えると思う。
通して読む、という本ではないかも。

「ワッハ上方」編集、ということで、
全体に「ワッハ」に関する記述が多いかな、という感覚を持ったが、
それは若干色眼鏡で見てしまったせいかな。