城郭探訪

yamaziro

戦争遺産「掩体壕・砲台跡見学会」

2014年05月20日 | 日記

出発式(ガイド嶋田氏・中島氏・世話人廣田氏) 参加者は40人余り。

  大東亜戦争終結から、来年で70年になり戦争末期の玉緒村は戦火にさらされ非常に危険な地域でした。燃し過去の記憶は風化しつゝあり今当時状況を記録し、平和への希いを語り継いでいかねばならない。

この活動を続けております「東近江戦争遺跡の会」では、布引丘陵から長谷野は、全国でも有数の戦争遺跡が残されていて、これらを先ず地元の皆様に検分して頂き、今後広く顕彰してまいりたい考えております。

                東近江戦争遺跡の会 世話人・・・山田・・・、谷・・・、廣田・・・

案内説明 郷土史家 中島 伸男氏 市教委文化財課 嶋田 直人氏

 

 主催者より、「旧陸軍八日市飛行場」が出来た経緯、布引丘陵になぜ掩体壕が存在するのかの話があました。
次に実際に測量調査された東近江市の職員さんから掩体壕の構造(土製、コンクリート製基礎、ドーム型コンクリート製)について、説明がありました。

新発見の砲台跡

今回の見学会主旨は、玉緒地区住民の皆さんにドーム型コンクリート製掩体壕だけでなく、土製やコンクリート基礎製の掩体壕が15基もあ
るのを知ってもらうことです。

 玉緒地区住民は、ドーム型コンクリート製2基だけしか存在を知らない人がほとんどでした。

 今まで誰の目にも触れることなく、掩体壕は木々に覆われ、隠れていました。今回、森林環境保全事業で、こうして新たに15基も見つかったことで、70年前の悲惨な戦争を2度と起こさないようと!
  
 3方を高さが2m程に土盛りをして戦闘機を格納し、上から木々で見えないようにカモフラージュして、敵の爆撃によって飛び散った破片などで、傷つかないようにしたと!

愛知川ダム管理道路沿いより、20m位山側に入ったコンクリート製基礎が残る掩体壕、後方は土が削っています。

新発見の砲台跡

丘陵の上に登りました。ここからは、旧八日市飛行場跡方面がよく見渡せます。参加した皆さんは、砲台跡と言うからさぞかしコンクリートで強固に造られていると思っていました。しかし、そこは2m程の穴があるだけでした。近くに住む長老が、ここに穴が掘られて回りに土嚢が積まれ、高射砲が有ったと証言されたので「砲台跡」と解りました。

砲台跡を後にし、ダム管理道路を西へ行きます。そこには、皆さんがよく目にしているドーム型コンクリート製掩体壕があります。ドームの前面上のコンクリートは崩れ落ちています。
間口が20m以上もあり、双発爆撃機が格納されていたようです。

掩体壕も崩れています(私有地)ここは、私有地であり、今にも崩れ落ちそうで危険なため、これ以上中に入ることが出来ません。

紫の桐の花

お土産に

餅ツツジの花

約2時間余り、まだ戦争遺跡がたくさん残っていることに驚いていました。

今後、これらをどのようにして後世に伝えて行くかが課題!

本日も訪問、ありがとうございました。感謝!


お城めぐりと絵てがみ展

2014年05月20日 | 城郭・イベント情報

日本各地の城を水彩画で表現 お城めぐりと絵てがみ展

■平成26年5月20日(火) 第16888号

=村川穂澄さん 八日市図書館=

日本の各城が描かれた作品と村川穂澄さん

◇東近江
 東近江市立八日市図書館は、東近江市宮川町在住の画家村川穂澄さん(六十一歳)による「お城めぐりと絵てがみ展」を二十二日まで二階ギャラリーで開催している。
 同展では、熊本城や伏見城など日本各地の城が描かれた水彩画(十点)を中心に、雑誌などに掲載された絵手紙(十一点)が展示されている。
 本格的に絵を描きはじめて今年で十二年目になり、今回初めての展示会となる村川さんは「今まで描き留めた作品をいろんな方に披露する機会ができて嬉しい」と話した。
 実際に現地へ行き、水彩絵の具と一緒に墨で描かれた各城の作品は、筆で描くことで日本の城のレトロ感が自然に表現されており「昔ながらの素朴さがこの絵で伝われば」と村川さんは話す。
 また、桜など季節が感じられるものも城とともに描かれていて、多くの色鮮やかな作品が同展では紹介されている。
 開館時間は午前十時から午後六時まで。休館は月曜日と第四金曜日。
 問い合わせは、同図書館(0748―24―1515)まで。http://shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0015649

図書館入口に

  二階の展示場にコメント!

 

         

本日も訪問、ありがとうございました。感謝!