日本全土の原発を即時停止せよ

東日本大震災の被害は、時間を追うごとにその凄まじい姿を現わしています。宮城をはじめとする東北地方の労働組合交流センターの仲間たちの現状も、ようやくわずかな情報として届きはじめました。とりわけ福島原発は最悪の事態を刻一刻と進めており、大惨事であることは明らかです。日本全土の原発を即時停止せよ！日本帝国主義による核武装のための原子力政策を根底から粉砕しよう！
地震の影響は首都圏でも相当の混乱をもたらしています。早朝の荻窪駅は入場規制が行なわれる大混乱でした（写真）。昨日は４月区議選勝利に向けた総決起集会を開きましたが、そこでもこの大震災とどう闘うかがこの選挙の最大の課題となることを確認したところです。日曜日にはあれだけ各党派が“救援募金”に立っていたのに、今朝の荻窪駅には私以外誰もいません。“政治休戦”？日頃の自分たちの政治宣伝がいかに内容のないものであったかを自己暴露しています。この大震災の事態だからこそ、労働者の団結をとりもどして資本・政治権力＝帝国主義権力と闘うことを呼びかける時です！もっとも、昨日の総決起集会の内容をめぐってもいろいろな意見や感想がメールで寄せられていて、「犠牲者への哀悼の念を黙祷によってまず示すべきだった」「労働者がこの社会に責任をもつんだ！が伝わることが勝負です」などなど。今日の夕街宣からは、被災現地の労働組合交流センターの仲間たちに届ける支援カンパの訴えを始めました。