北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

予算特別委員会で警視庁公安部への抗議を区に要求

2011年03月01日 | 日記
今日の予算特別委員会では地域区民センターの使用料に関連して、集会室などの貸し出しにおける問題点として、2/27ビキニデー集会に対する公安警察の許しがたい集会妨害を取りあげました。当日の高円寺地域区民センター(セシオン杉並)入口には、施設の敷地内であるにもかかわらず20人以上の公安刑事がたむろし、集会参加者のみならずセンター利用者の監視・威圧を行なうという横暴ぶりでした。センター利用者である集会実行委員会の敷地外退去の要求を無視するばかりか、施設管理者の要請にも容易に従おうとはしませんでした。公安刑事はもとより制服を着ているわけでもなく、身分証を提示するわけでもなく、なかにはサングラス・マスクの風体の輩もいて、文字どおりの“不審者”たちです。セシオン杉並のホールでは朝鮮第九初級学校の学芸会が開催されており、小さな子どもたちも出入りしているような状況でした。こうした公安警察の行為は集会の自由を侵す明らかな憲法違反の行為であること、区として毅然とした態度で警視庁公安部に対する抗議をするよう予算特別委員会の質疑のなかで求めました。
また当日の現場における施設管理者の状況を見てみると、こうした「緊急事態」への対応において、やはり民間委託化・外注化の下ではたらく労働者が負わされている責任性の限界を感じます。マニュアル以外の裁量権を与えられていないなかで、公安警察に対応しろと言う方が無理です。