ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

草が かわいい

2010-03-01 10:40:09 | 透明水彩画小浜島
Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「西表島」 透明水彩画 太子(378×288) 2009年作 小浜島(個人蔵)


草が可愛くて、来る日も来る日も風になびく姿を見つめ描いていました。


牧草の草達はおよそ一月半で刈り取られてしまい、大きなバター飴のように丸めて白いラップで包まれます。
包まれるとその中で発酵が進み、とっても甘~いおいしそうな匂いを出して、牛や私を魅了しました。
草は成長したころの刈り取られる前がとても繊細に大きくなびいてくれるものですから、美しい姿を楽しみに待って、いよいよ張り切って描きに行ってみると、

「あっ 無いぃぃぃ!」

で、気持ちを持ち直して別チャンネルにシフト♪

小浜で一番高い山は標高99メートルの大岳(ウフダキ)です。上まで登ると
まーるい地球の青い海の中から、ひょこり顔を出す八重山諸島の島々を360度見渡せますので、とっても気持ちがいいです。
小浜島最大級の観光スポットかもしれませんね。


気持ちよく大岳の屋根つき展望台から絵を描いていたら、遠くで口笛調にドシラソミ♪と鳴く鳥がいます。
ちょっと簡単でひょうきんな声ですから思わず口笛で真似をしました。


「ドシラソミィ~」


「ドシラソミ♪」 ・・・・おっ 反応あり。


「ドシラソミィ~」


「ドシラソミ♪」 ・・・・ち ちっ 近寄ってきます。


「ドシラソミィ~」


「ドシラソミ♪」 ・・・・あ~ぁぁぁぁぁ あらわれた!


嘴から足の先まで赤い鳥のアカショウビン(カワセミ系)です。
少し紫がかった赤で、カワセミよりひと回り大きく、緑のなかで鮮やかに映えていました。
縄張りに進入してきたへたくそ「ドシラソミィ~」の正体が、私の真似だとわかるなり慌てて逃げていきましたが、
鳥との駆け引きはかなり面白かったです。



あ~ 行き詰まりの中の大事な絵の制作中というのに、
すぐに脱線してしまう・・・・・

私でした。



余談ですが、
もっと強烈に脱線してしまう鳥が小浜には・・・・・

まぁいっか~





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みかこ)
2010-03-01 18:18:08
西麻布まで匂ってこないかしらん?
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みかこ さま (ろくびー)
2010-03-01 19:44:30
あの甘い甘ぁ~い匂いはぁ
西麻布まではちょっと・・・・・
無理っす♪
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Unknown (尼崎死。)
2010-03-02 04:03:37
ろくびーさんの日記はある意味食いしん坊日記でもあるんだが(おいしそう日記?)ま、まさか、というか、ついに草まで・・・新しい世界がこんなところにも開いていたとは!!
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尼崎死。さま (ろくびー)
2010-03-02 09:05:48
もぐもぐもぐもぐ・・・・・・もぐもぐ

無理っす♪  
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