福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

LCC最長の定期便路線はどこ? 飛行時間半日超え路線もあり チケット価格や機内仕様は❓

2020-04-27 00:10:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)

新型コロナの影響で運休・減便が続く中、LCCでの破綻・社員解雇等・機材のリース解約など表面化しつつある
FSCと言えども経営危機に見舞われて対策に翻弄されている

そんな中だけど
チョット 
LCCの最長路線の話題
ビックリです


日本ではまだ馴染みが薄いものの、海外では1万kmを超える長距離路線の定期便を飛ばすLCCも見られます。
そのなかの最長路線はどこで、
その飛行時間や航空券の価格、そして機内の様子はどのようなものなのでしょうか。

直行便世界最長のLCC 飛行時間は半日超え

 日本でLCC(格安航空会社)といえば、国内線やアジア方面の近距離国際線が多数で、より長距離の移動にはJAL(日本航空)やANA(全日空)などのフルサービスキャリアを使うことが一般的です。

 一方、海外では長距離の国際線に就航しているLCCが増えており、それらの会社が運航する定期便の飛行時間は、
フルサービスキャリアに匹敵、もしくはそれを上回るようなものもあります。

ノルウェー・エア・シャトルのボーイング787-9型機(画像:Anna Zvereva[CC BY-SA〈https://bit.ly/2wIcuXA〉])

 では2020年4月現在、最も長いLCCの定期便路線は、どこなのでしょうか。

 オーストラリアに本拠を置く航空コンサルティング会社CAPAによると、LCC定期便のなかで最長の直行便となるのは、北欧にあるノルウェー・エア・シャトルグループのノルウェーエアUKが運航する、イギリスとアルゼンチンを結ぶロンドン~ブエノスアイレス線です。


 その距離はANAの最長国際線、成田~メキシコシティ線とほぼ同等の1万1000km超で、
ロンドン発の飛行時間は13時間40分に上ります。
2020年4月時点における公式ウェブ上の片道運賃は、約210ポンド(約2万8300円)からです。

 ここで使用されているのは、日本の長距離国際線でも使用頻度の高い複通路機(ワイドボディ機)のボーイング787-9型機です。
ドリンクなどは都度購入が必要なものの、機内モニターが備わる普通席は横3-3-3列の編成で、
座席の前後間隔も78cm前後と、日本のLCCで標準的な71cmより若干広くとられています。

経由便ありの世界最長は機内もすごかった 日本最長は?

 直行便ではなく途中経由地ありの定期便も含めると、
世界最長のLCCの航空路線は、フランスのフレンチビーが運航する、
フランスと南太平洋のタヒチ島とを結ぶパリ~サンフランシスコ経由~パペーテ(フランス領ポリネシア タヒチ島首都)線です。
その距離は1万5000km以上で、フライト時間は22時間を超えます。
公式ウェブページ上の運賃は、片道587ユーロ(約5万8000円)からとされています。



 使用している飛行機はエアバスの最新鋭機のひとつ、A350-900型機です。
普通席には、個人モニターが備わるものの、その座席レイアウトはユニークなものです。
A350-900型機の座席配置は、横3-3-3列の仕様が標準的で、大半の航空会社がこれを採用しているのに対し、
フレンチビー機は1列多い横3-4-3列の仕様です。



フレンチビーのA350-900型機(画像:ERIC SALARD[CC BY-SA〈https://bit.ly/2yddG5G〉])


 日本を発着するLCCのなかでの最長路線は、
オーストラリアのジェットスター航空が運航する成田~ゴールドコースト線です。
同路線の公式ウェブサイト上の運賃は片道2万4000円からで、その距離は約7200km、飛行時間は9時間弱です。
横3-3-3列で、機内モニターが備わった普通席をもつ、ボーイング787-8型機が投入されています。

 なお、これらの路線は2020年4月現在、感染拡大が続く新型コロナウイルスなどの影響で、いずれも一時的に運休中です

 そして2020年内に、日本でも初の中長距離国際線LCC「ジップエア(ZIPAIR Tokyo)」が誕生予定です。
同社はまず、タイや韓国への路線から就航を始める予定ですが、
将来的には北米路線にも参入も視野に入れており、
実現すればLCCでの長距離フライトが日本でも行われることになります。
だが
ZIPAIR/ジップエアは、2020年5月に定期便の運航開始を予定としていましたが、
就航を延期する方針であることを発表しました。
新型コロナウイルスの影響により、
入国規制や航空需要の減退により就航が難しい状況となったことから就航を延期とし、
今後事業計画の見直しを迫れることになります。
同社は、日本航空の完全子会社で将来的に欧米線の開設を計画し、
日本で初めての欧米線を運航するLCCになることを長期計画に掲げています。
なお現在はJALから移管を受けた2機のB787で就航に向け飛行訓練を続けています。



2020年冬ダイヤを目安に東京/成田~ハワイ/ホノルル線に就航へ
実現出来るでしょうか?


【了】


FSCの場合