黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

お中元ネクストジェネシス

2005-07-06 21:27:35 | Weblog
相変わらず耳の調子はよくないし、
雨にはヤタラメッタラにびしょ濡れにされるし。

でも、そんな悪い事ばかりにあらずが人生。

検定ブログでもお世話になっていて、さらにはプライベートでも
お世話になっている、コードネーム「姐さん」より今年もお中元を頂きました!

お中元といっても、世間のそれとはやや違います。多分、以前に書いたと
思うのですが、「ごっこ」なのです。礼儀や仕来りと言うよりは純粋に
贈り物を楽しむ、そんなお中元(と年末にはお歳暮)。

チャイムが鳴り、妹が帰ってきたんだと思い、ふざけて声色を変えて
「どちらさまですかー(鼻声気味、ユーミンみたいな声で)」と扉の
向こうにいるであろう妹に声をかけると

「宅急便でーす」

久しぶりに厭な汗をかきましたよ・・・。そそくさと判子を取りに戻って、
何事も無かったように受け取りましたが、顔から火が出そうな、そんな
気分。

送り主を知る前に、もう判ってしまいました。

まさに、雨上がりの虹のような気分!

アメリカンテイストで外の包みを破き、化粧箱を開けると素敵な焼き菓子!
またしても解かっちゃいましたよ、コレだって。


食いしん坊の私とは母はご飯前にもかかわらず、ひとつを半分こ。
あんずのケーキを頂きましたが、杏の酸味とスポンジのしっとり感と
優しい甘さ。こんなに幸せを味わってもよいのでしょうか。

お菓子の一つ一つはとてもベーシックなものです。決して珍妙なものは
ありません。でも、こういったベーシックなものほど、腕が出るものです。
でも、きちんとパティシエしている。絶対にホームメイドではない美味しさ。
(ホームメイドはホームメイドでもちろん素晴らしいですけどね。)


幸せは箱が空になるまで続くのです。
箱が空になれば、そこに幸せを埋めたいものです。
コメント (2)
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