黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

グッバイとgood bye

2005-07-28 19:53:40 | Weblog
どちらも同じ意味なのに、全く違う響きを感じます、私的に。

さようならを意味していることに代わりはないのに、カタカナで
表記する方が遙かに寂しい感じがするのです。

もう、あえないかのような寂しさ。夏が暮れゆくころ、秋の
入り口に立って夏に別れを告げるような。

夏はおそらく、来年も来るでしょう。でも暮れゆくこの夏は二度と
来ない。来年、同じように泣いたり笑ったりしても、全くの
別物なのです。

そんなとき、胸をチクリと刺す寂しさをグッバイは含んでいると
思います。

なぜ?と聞かれると凄く困ります。でも、どうしたって思わずには
居られないのです。

日本の夏は短く、激しく、なまめかしい。
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