Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

街乗りピストのメンテナンス オイル塗布と美装

2022-11-03 20:10:33 | ピスト
先日から街乗り用自転車の整備を行っています 普段の脚に使っている固定ギア自転車です
今回は各部にオイルを注油し自転車全体の美装を行います





私が普段使用している 街乗りピストです 競輪競走に使われていたフレームですから
ブレーキを取り付ける様には作られていません その辺りは街乗りで使える様に
ブレーキを取り付ける様に加工を行っています






前回までに自転車の洗車とチェーンのオイルアップは
終わらせています 今回はその他部品の作動部にオイルを
塗布してやります




その為に用意した潤滑剤は J-Max の ナノコロオイルスプレー
添加された CNT カーボンナノチューブの作用で高い性能を
発揮します






フロントブレーキにはブレーキゴムなどにオイルが飛散
しない様にウエスで養生をしてから スプレーします






ブレーキレバー内部の作動部にもスプレーします
リアブレーキを動かすと少し音鳴りするのが気になります
これは改めて整備を行いましょう
メンテナンス中に 色々な事を感じ取るのは大切な事です






洗車の際に水がパイプ内に入らない様にビニールテープで
養生していました それを剥がします




これでオイルを使ったメンテナンスが終わりました これからフレームの美装を
行います これは自転車整備とは別の作業ですが、何時までも綺麗な自転車に
乗るためにはやっておいた方が良い作業です






今回は二種類のワックスを使います 特に白い自転車では
洗車では落ちない 黒い油汚れが残ります そんな汚れには
Wako's のシェイクワックスを用意しています コンパウンドは
入っていないのですが 汚れを綺麗に落としてくれます






この様なアルミの地肌にも有効です アルミは酸化が早く
直ぐに表面に影響が出ます ワックスで汚れを落とし
表面保護をしておくのは大切な事です






ワックスが乾燥すれば 新しいウエスで拭き取ります
シェイクワックスにはカルナバロウが使われています
深い落ち着いた艶が得られます




その他の塗装部分には シュワラスターの液体ワックスを
使います これに汚れ落としの機能は有りませんが
撥水性と強い光沢が得られます これにもカルナバロウが
使われています






ウエスに液体ワックスを含ませて 各部に塗りこみます






ワックスを拭き取っていますが 表面にきめ細やかな
滑らかさを感じます






自転車各部の美装が終わりました






スギノマイティコンペ 1968年製です 今回の様に手入れを
してやると 50年を超えても問題なく使えます
BB 小物は Sugino 75を使っています 回転も滑らかですが
組み付けて 2年経ったので一度分解しても良いですね





自転車を組み立てて 2年目のメンテナンスはもう少し続けます 次回はクランクを外し
BB 小物の状態も確認してみましょう 新しく発売された優秀な工具も使ってみます
次回もどうぞお付き合い下さい


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