前回塗装の下地処理をした ビバロのピストフレーム
今回は本塗装をする前の工程 錆止めを兼ねた下塗りをします
この塗料を吹く事で 錆を押えるのと同時に上塗り塗装の食い付きが
良くなります
自転車のフレームはパイプを含め 複数の部品から
製造されています その構成部品を見てみましょう
回転工具を使い磨きを掛けた ハンガーシェル
競輪競走で使う事が許された NJS の認定を示す刻印が有ります
ただ VIVALO は現在 NJS登録はされていません
1970年の製造を示す刻印 VIVALO ビバロが創業されたのが
1969年 創業間もない頃のフレームですね この頃はアマチュアの
オリンピック選手や 重賞競輪の覇者などの選手が 良く工場に来て
いました
ハンガーシェルとラグは CINELLI チネリです 私も以前に乗っていた
CHERUIM ケルビムのフレームに使っていましたが 綺麗な形をした
イタリアンカットのラグです
フロントとバックエンド小物は Campagnolo カンパニョーロ
この頃には国産の爪も有りましたが やはりこのカンパは綺麗ですね
それでは 塗装の下塗りに掛かりましょう
塗装は フレームに付着した油脂分は大敵 塗装が弾いて
全く乗りません ラッカーシンナーで徹底的に油脂分を除去
します
埃も困り者です 誇りが付いていると塗装を仕上げた時
全て表面に出てしまいます ブロワーで埃を吹き飛ばします
塗装をしたくない部分には マスキングテープで養生します
今回はバックエンドのハブナットが当る場所だけ メッキを
残すつもりです
下塗り塗料は カースプレー 塗装の食い付きを良くする
サフェーサー 私は上塗りも含め、カースプレーを使います
このスプレーは粒子が細かく 仕上がりが綺麗ですね
今回は 本人の希望でフレームの仕上げは 白
サフェーサーはグレーも有るのですが 上塗りの発色が良いので
下塗りもホワイトを選びました
CINELLI チネリのラグ ビルダーの日下氏の手も入っている
でしょうが 無駄の無い綺麗な形ですよね
サフェーサー 何時もカースプレーは Holts ホルツを使うのですが
今回は SOFT 99 を使ってみました
これが使い難いのなんのって・・・塗料がシャブシャブで凄く柔らかい
何時もの感覚で塗料を吹いたら タレタレ 参りました
下塗りが終わったピストフレーム これで充分綺麗じゃない(笑)
ここで失敗するとは思わなかったですが 少し垂れた部分の調整
これは慌てても仕方が無い 今の段階ならどの様にでも出来ます
下塗りの調整の為に良く乾燥させましょう
その間にする事は沢山有ります さて何を触ろうかな・・・
今回は本塗装をする前の工程 錆止めを兼ねた下塗りをします
この塗料を吹く事で 錆を押えるのと同時に上塗り塗装の食い付きが
良くなります
自転車のフレームはパイプを含め 複数の部品から
製造されています その構成部品を見てみましょう
回転工具を使い磨きを掛けた ハンガーシェル
競輪競走で使う事が許された NJS の認定を示す刻印が有ります
ただ VIVALO は現在 NJS登録はされていません
1970年の製造を示す刻印 VIVALO ビバロが創業されたのが
1969年 創業間もない頃のフレームですね この頃はアマチュアの
オリンピック選手や 重賞競輪の覇者などの選手が 良く工場に来て
いました
ハンガーシェルとラグは CINELLI チネリです 私も以前に乗っていた
CHERUIM ケルビムのフレームに使っていましたが 綺麗な形をした
イタリアンカットのラグです
フロントとバックエンド小物は Campagnolo カンパニョーロ
この頃には国産の爪も有りましたが やはりこのカンパは綺麗ですね
それでは 塗装の下塗りに掛かりましょう
塗装は フレームに付着した油脂分は大敵 塗装が弾いて
全く乗りません ラッカーシンナーで徹底的に油脂分を除去
します
埃も困り者です 誇りが付いていると塗装を仕上げた時
全て表面に出てしまいます ブロワーで埃を吹き飛ばします
塗装をしたくない部分には マスキングテープで養生します
今回はバックエンドのハブナットが当る場所だけ メッキを
残すつもりです
下塗り塗料は カースプレー 塗装の食い付きを良くする
サフェーサー 私は上塗りも含め、カースプレーを使います
このスプレーは粒子が細かく 仕上がりが綺麗ですね
今回は 本人の希望でフレームの仕上げは 白
サフェーサーはグレーも有るのですが 上塗りの発色が良いので
下塗りもホワイトを選びました
CINELLI チネリのラグ ビルダーの日下氏の手も入っている
でしょうが 無駄の無い綺麗な形ですよね
サフェーサー 何時もカースプレーは Holts ホルツを使うのですが
今回は SOFT 99 を使ってみました
これが使い難いのなんのって・・・塗料がシャブシャブで凄く柔らかい
何時もの感覚で塗料を吹いたら タレタレ 参りました
下塗りが終わったピストフレーム これで充分綺麗じゃない(笑)
ここで失敗するとは思わなかったですが 少し垂れた部分の調整
これは慌てても仕方が無い 今の段階ならどの様にでも出来ます
下塗りの調整の為に良く乾燥させましょう
その間にする事は沢山有ります さて何を触ろうかな・・・
BBの下に620801とnjsの刻印があり、勝手に昭和62年(1987年)のモノだと思っていました。メーカーが違うので別かもしれませんが、読み方を教えて下さい。
よろしくお願いします。
少し長くなりそうですがどうぞお読み下さい
ビバロフレームに刻印された 55.07 0430
の数列で何故製造年が解るのかと言うご質問ですが
これはこのフレームをオーダーした本人から何時の製造だと聞いているので 55.07 は 1980年製造だと考えましたが 本文中 1970年製と書いているのは、私の誤記ですね 全く今迄気が付きませんでした 申し訳有りません
その下段の 0430 は通し番号なのか ビバロ独自の管理番号なのかは解りません
※ 本文を訂正させて頂く事も考えましたが 今回はこのままにさせて頂きます ご指摘を有難うございました
上記の件とは別に
フレームに刻印された番号は 製造元が独自に決めた管理番号だと思います
私が昭和49年4月に完成したオーダーフレームに 49.4 と刻印が有るので それが製造年を表していると理解していますが これは製造所に確認した訳では無いので 絶対そうなのか?と言われるとこれも解りません
同じ製造元でオーダーしたフレームで S52-4 と昭和52年と想像させる物も有りましたが 数字の前にアルファベットが有ったり時期により違いも有ります
今回ご質問を頂いた
ジオラマのフレームにつきましても 同様に製造元が独自に管理番号を記されている物だと思いますので 折角ですが私も解りかねます
どうしてもお調べになりたいのであれば 製造元にお問い合わせをされるのが一番かと思います
今現在も NJS 登録自転車 スチール製フレームとして(有)牧田工房さんは登録されているので 連絡先等はお調べになれば解るのじゃないでしょうか
私が正確な事をお答できずに申し訳ございません