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「二輪二脚の八重山巡り」バンナ岳までペダルをこいでひた走り

2009年12月19日 | 八重山諸島の旅
 原点に戻ってまた、ホテルで自転車を借りて、バンナ岳を目指す。実は、前にも行ったあいま村と、鍾乳洞で、シークワーサージュースと交換できるクーポンがあったことに気が付いた。バンナ岳までの途中に鍾乳洞はある、ただなら貰うが鉄則なのだ。
 で、数日前に通った道を行くのだが、「一度行けたからって、また行けるとは思うなよ」がわたくしの持論。なにせ、方向音痴ときているのだ。
 市街地を出るまでに迷った迷った。バイクを家から出してたおばあに道聞いて、「帽子被らなきゃ、駄目だ。沖縄の日射しはきついから」と帽子を被るまで見届けられて、まずは鍾乳洞に。
 これがまた、上り坂。きつかったよ。鍾乳洞の売店でシークワーサージュースを貰い、次成る目的地のバンナ岳へ向かう。何でも展望が素晴らしいとか。と言うことは…。の予感は見事的中。這々の体で、上っていくとありました。バンナ岳公園。
 入り口の碑あたりで一休み。おやつに用意した塩せんべい(名産と言うことだったが、フワフワした厚めの鹿せんべいか)とさっきのジュースを飲みしゃがみこむ。
 ここまで約2時間。まだまだ、時間はあっぷりあり、もっと先に進めば、川平まで行ける。行けるのだが、道は険しく下がっている。となると、下がった先に上り坂もしくはそうでなくても帰りは上り坂。
 市街地に戻ることにした。そうヘタレなんですわたくし。
 市街地に戻ったのはちょうど12時。どうにもこの数日、ソーメンチャンプルーが食べたくて仕方なく、定職屋を探し入ると、お昼のセットにゴーやチャンプルー。しかも刺身や小鉢等4つも付いて600円。これはお得だ。
 チャンプルーに変わりは無し。お昼はゴーヤ。沖縄のゴーヤは丸い形で本土のように苦みが強くないのが特徴。
 さて、午後は、このもはやマイサイクル化したホテルのレンタサイクル2号車(ママチャリです)で、どこへ行こうか? まずは、島っぽく、海岸線を走ろうか?
 潮風と日射しが心地よい中、途中、唐人墓で自転車を止め、気が付けば、ミンサー織り工芸館→(バスで800円も掛けて行った)やいま村。
 地図を観ると、バンナ岳からやいま村は直ぐ側。要するに、市街地を基点に同一方向へVの字に道を進んだことになる。この時時計は午後2時。
 海岸で縄編みを仕掛けるおじいに。「ここから川平まで行ける?」と聞くと、「行けねーここもねえがな」。「どのくらい掛かる?」。「自転車だったら2時間もあれば…ほれ、あすこに観得るのが川平さ」と教えてくれた。
 すると着くのは4時。そこから市街地へ戻るのに4時間だから、8時になってしまう計算になる。ほとんど往来の無い山見とをチャリで夜走るのはさすがに憚れ、まだ観ぬ川平に別れを告げた。
 しかし、帰りは1時間で市街地まで戻り、石垣ショッピングプラザ(お土産屋)、マックスバリュー(最大のスーパー)、サンエー(スーパー)にて、島唐辛子などの沖縄食品を物色することに。あるは、あるは、これもあれも。
 沖縄そばの乾麺とか、レトルトのソーキとか、アーサーとか、コーレーグースとか取り敢えず購入。
 朝9時に出発し、午後6時。何と9時間自転車生活を送っていたことになる。そりゃあ、疲れて夜9時には眠る筈。
 しかし、こういった時間や目的地に縛られず、思いつくままに過ごせる旅行ってすごく贅沢だと思えるのだ。だから1人旅は止められない。

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