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江戸のお造り

2013年09月14日 | 江戸飯
 久し振りの江戸飯です。まあ、普段から江戸時代も食べていたような物が主流なのですが、江戸の料理本や庶民の食卓に乗っていた記録のある物を江戸飯のカテゴリに入れています。
 日本人が刺身を食べ出したのは、室町時代。醤油の誕生と普及によって、現在のように山葵醤油をつけて食べるようになりました。しかし醤油は高級品であったため、刺身は身分の高い人しか口にできない高級な料理でした。  
 一般庶民に刺身が広まったのは、醤油が庶民にも普及した江戸時代の末期からで、江戸では刺身を専門に扱う「刺身屋」という屋台もでるほど流行ります。そんな江戸時代の末期まで、刺身を食べたい食通たちはどうしていたか。そう酢味噌で食していました。あの藤枝梅安にも酢味噌で刺身を頂くシーンが登場しています。
 と前置きが長くなりましたが、酢味噌で食べる刺身=江戸のお造りです。びんちょう鮪のサクが、これで106円。安いでしょ!





 そしてレンコンとゴボウの焼きカマボコ。





 ザ・江戸飯は、玄米ご飯に、蜆(しじみ)の味噌汁です。





 お腹いっぱい食べたら眠くなりました。







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