遊んだらいいじゃない!

平凡なサラリーマンの週末日記や映画鑑賞日記です。自分の活動の備忘録として記事を書いていきます。

劇場映画 - もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

2011年06月15日 | 映画
@109シネマズ木場

http://www.moshidora-movie.jp/index.html

「もしドラ」を鑑賞してしまいました。

結果、なかなか面白かったですよ。

そもそもマネージャー主体のストーリーは、タッチの南ちゃんのように、特定の選手を心情的にサポートし力を引き出す、というのが多い。

しかし、この映画は、マネージャーがあくまで理論的にどうやったらチームが勝てるか=結果が出せるか、という命題に対して取り組む、というのが斬新で人気の理由なんだろうな。

夕紀がみなみに「別に甲子園に行けなくても、みんなががんばっている姿が見れればそれでいい」と言うシーンがあるが、あのセリフは今までのよくあるスポーツ青春映画のセリフ。

それをみなみが「甲子園に連れて行く、という成果が出せなければ、マネージャーがいる意味がない」と返すところが、マネージャーとは成果を出すために存在する、表していて一番印象的なシーンだった。

マネージャーという言葉は、一般企業のマネージャーいわゆる管理職などと、言葉が一緒なんだから、意味が一緒で当たり前なのに、実際のところ部活動のマネージャーがチームをマネージするなんてまったく考えもしなかったので、そこは目からウロコが落ちた感じ。

ドラッカー本の分量から想像するに、この映画で扱っている要素はほんの一部だろうから、ほかにもどんなアドバイスが書かれているか、ちょっと本をかじり読みしてみたい、と思ってみたりする。

スポ根青春ドラマを感じさせるシーンも多くて、やっぱり学生時代はもっとスポーツに燃えていたらよかったなーなんて思うこともあったから、全体的に楽しめた。

ちょっと選手役の人たちが、高校生を感じさせない大人な人たちばかりな気がして、もうちょっと若手の人だせばいいのに、なんてことも感じさせられたが。

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