真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

坂道多かったら無理でしょう

2024年09月08日 | Weblog
韓国ソウルに初めて行ったのが1980年代でオリンピック前だったと思う。当時まだ戒厳令が敷かれていて夜八時以降は外出禁止だった。冬に行ったので、飛行場からソウル市内に入る景色が茶色で、緑の木がなかったのがすごく印象的だった。

そして、ソウルはなんと坂道の多いことかと思った。細くて急な坂の途中に車が停めてあって、道路の表面が凍結しているのに、どうやって運転するのだろうと思ったものだ。

ソウルの道路は広いが、地上で道路を渡ることもできないし、歩道橋はない。反対側に行き合い時には、必ず地下道を通らなければならないので、高齢者には厳しい街だと思う。

だからか、ソウルでは自転車に乗って移動している人を見かけない。日本だと自転車で買い物に行ったり、通学や通勤をしたりする人も大勢いるし、身近な移動手段として使われる自転車は、韓国では自転車は移動手段には向いてない。

韓国の自転車は、レジャーやスポーツなどの趣味として乗るものというイメージがある。韓国は坂道がすごく多く、特にソウルは、急勾配な坂や階段がいたるところにる。

そのため、自転車での移動がかえって不便になることが多々あるからだ。自転車は公園でレンタルしてサイクリングをしたり、ロードレース用の自転車でサイクリングロードを走るというような楽しみ方をすることの方が多い。

また、韓国はタクシーの料金や、バス、地下鉄などの公共交通機関の料金が安いので、そういう点も自転車を移動手段としてあまり使わない理由のひとつらしい。

日本よりもリーズナブルな料金で乗ることが出来るので、ちょっとした移動でも気軽にタクシーを利用することが多い。私もコロナ渦前までは気軽にタクシーに乗っていたし、街中にタクシーが溢れていた。でもコロナ渦以降、タクシーを廃業した人も多く、韓国人でさえ、タクシーを捕まえるのが大変だと聞いている。

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