真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

ブランドバッグは借りる時代

2018年09月29日 | Weblog
30万円超のブランドバッグが月6800円で借りられるシェアサービスがある。バッグを貸し出す人にレンタル料が入る仕組みも構築し、利回りの高さでも関心を集める。バッグは全品フルメンテされ、返却されたり預けられたバッグは、全てスタッフが点検をする。プロが全て修繕するので、個人管理よりも長く使えるというのだが。

このサービスを運営するラクサス・テクノロジーズ(広島市)の児玉昇司社長は、“バッグがない”という言葉が意味しているのは、正確には「出かけるのに新しいバッグが欲しいが、買えずにいるということ」だ。

利用料は月額6800円(税別)で、有名ブランドバッグをレンタルできる。価格を決めた基準は携帯料金だ。「携帯料ぐらいの定額サービスは使った経験があるので、抵抗感が低いと考えた」からだ。

バッグの交換は月1回まで無料で、2回目からは1000円の手数料がかかる。プラダやエルメス、ルイ・ヴィトンなど、57の有名ブランドから好きなバッグが選べ、利用料を払い続ける限り返却期限はない。1カ月だけ借りるといった使い方も可能だ。

サービスを始めたのは2015年2月で、それから3年余りで、同社の売上高は約12億円(18年7月期見込み)にまで急成長した。19年7月期には倍増の24億円という目標を掲げる。

バッグは同時に何個も使わず、耐用年数も長い。お気に入りのバッグがあっても、例えば真っ赤なバッグはお葬式には持っていけない。店頭販売は通勤や冠婚葬祭にも使えるようにと落ち着いた色のバッグが定番で、シェアリングでは、店頭では売れないような明るい色のバッグが人気だ。」

その日の服装や外出の目的に合わせてブランドバッグを選ぶオシャレの楽しみ方は、お金に余裕がある一部の消費者しかできなかったことに目をつけたのがラクサスのサービスだ。

これまでに会員登録者数は25万人を超え、実際にバッグを借りているユーザーも現在約1万8000人に及ぶという情報もある。貸し出し・保管するバッグも約3万点に上る。欧州最大手のバッグ卸でも管理しているのは1万数千点。世界的にみても、これだけ管理している会社は、ほかにないらしい。

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