松尾貴史さんの、『衆院選「希望」惨敗 「鉄の天井」とうそぶける神経』という記事を読んで超絶面白かったので、一部を紹介したい。
『<衆院選 希望失速 落選恨み節><衆院選 希望敗北 都議会、小池ショック> <希望の若狭勝氏「立憲が立ち、受け皿分断された」><希望・若狭氏「『排除』の言葉強すぎた」><希望 誤算続き 小池氏「おごりがあった」> など、結果がわかる頃合いには、小池氏は東京都知事としての仕事だとかでパリにいて、生中継で感想を求められ、珍しく殊勝に語り謝罪したかのようにも思えた。
しかしその後、キャロライン・ケネディ前アメリカ駐日大使との対談で、「ガラスの天井を打ち破ったと思ったら鉄の天井があることを知った」と、まるで日本の社会は女性の社会進出に対する抵抗が大きく、それが彼女の目標達成を阻んでいるかのような感想を語っていたことにいささか驚いた。
もちろんさまざまな要素はあるだろうけれども、今回の選挙での敗因の主なところは、彼女の言動に起因するものだった。それを海外に向けて、「日本は女性差別の国」とアピールして、何か得があるのだろうか。自己実現でつまずいたという失敗を、それを責めているわけでもない人たちに向けて誤誘導するような日本の貶め方は、気持ちがよろしくない。
ガラスの天井を打ち破ったというけれど、それは都知事になったということなのだろうか。それとも、都民ファーストを設立して都議会で最大会派にしたということだろうか。すると、鉄の天井は何を意味するのか。政権党の党首になるということか、それとも総理大臣になるということか。後者ならば、衆院選に立候補しないという選択をした自身が招いた結果で、鉄の天井でも鉄火丼でも天丼でも何でもない。
自身の秘密主義や独断専行、資金調達の手法、そして「排除の論理」に、有権者が不快感を覚えたというところが実際ではないか。あれだけ旋風を巻き起こした東京ですら、選挙区はほぼ壊滅だった。中でも、側近中の側近で都知事になる前からずっと行動を共にしてきたかに見えた候補者すら落選の憂き目にあっている。彼も女性差別で落とされたとでもいうのか。』
小池都知事は衆議院選で負けると、都政に専念するって公言してたけど、狡猾!
『<衆院選 希望失速 落選恨み節><衆院選 希望敗北 都議会、小池ショック> <希望の若狭勝氏「立憲が立ち、受け皿分断された」><希望・若狭氏「『排除』の言葉強すぎた」><希望 誤算続き 小池氏「おごりがあった」> など、結果がわかる頃合いには、小池氏は東京都知事としての仕事だとかでパリにいて、生中継で感想を求められ、珍しく殊勝に語り謝罪したかのようにも思えた。
しかしその後、キャロライン・ケネディ前アメリカ駐日大使との対談で、「ガラスの天井を打ち破ったと思ったら鉄の天井があることを知った」と、まるで日本の社会は女性の社会進出に対する抵抗が大きく、それが彼女の目標達成を阻んでいるかのような感想を語っていたことにいささか驚いた。
もちろんさまざまな要素はあるだろうけれども、今回の選挙での敗因の主なところは、彼女の言動に起因するものだった。それを海外に向けて、「日本は女性差別の国」とアピールして、何か得があるのだろうか。自己実現でつまずいたという失敗を、それを責めているわけでもない人たちに向けて誤誘導するような日本の貶め方は、気持ちがよろしくない。
ガラスの天井を打ち破ったというけれど、それは都知事になったということなのだろうか。それとも、都民ファーストを設立して都議会で最大会派にしたということだろうか。すると、鉄の天井は何を意味するのか。政権党の党首になるということか、それとも総理大臣になるということか。後者ならば、衆院選に立候補しないという選択をした自身が招いた結果で、鉄の天井でも鉄火丼でも天丼でも何でもない。
自身の秘密主義や独断専行、資金調達の手法、そして「排除の論理」に、有権者が不快感を覚えたというところが実際ではないか。あれだけ旋風を巻き起こした東京ですら、選挙区はほぼ壊滅だった。中でも、側近中の側近で都知事になる前からずっと行動を共にしてきたかに見えた候補者すら落選の憂き目にあっている。彼も女性差別で落とされたとでもいうのか。』
小池都知事は衆議院選で負けると、都政に専念するって公言してたけど、狡猾!