2021年もあっという間に8ヶ月が経ってしまった。新学期も始まり、韓国では秋の大イベント秋夕(チュソク)連休がある。しかし、韓国もコロナ渦で秋夕の防疫指針が出ていないせいで帰省客に混乱が発生する見込みだ。
政府は、秋夕連休期間を含めたソーシャルディスタンス確保をともに検討しなければならないという意見が大多数で、このような点は妥当性があると判断しているらしい。
政府のこのような措置について、市民は荒唐無稽だという反応を見せている。名節(旧盆・旧正月の休暇時期)でなければ家族と会うことが難しいのに、ワクチン接種率が高まっていて、政府が目標とする数値があるなら、秋夕の家族の集まりができるかどうかを早く判断してくれなければならないと指摘している。
日本と違って、旧正月と秋夕は韓国人にとって、2代イベントだ。毎年秋夕の時期にはお墓がある故郷に帰る人も多く、年に1〜2回、親戚一同がかいし、会うことが出来る重要な時期なのだ。
昨年から早1年半が過ぎても、次から次へと新種の変異株が発生しているので、コロナが一向に収まる気配はない。国によって行事も、また行事に対する思いも違うので、理解できるとはそう簡単にいうべきではないと思う。
この時期にしか休暇が取れない方たちにとっては、何ともやるせないだろうということは、理解できる。日本と違って韓国の家族と親戚同士の繋がりは強固だからだ。私の子供たちも、育った故郷の家に里帰りする時期なのだ。