中国ではお手のものだと思う

中国で６月９日にあった夏の全国一斉大学入試で携帯電話等を使ったカンニングが横行し、62人が拘束されたという記事を読んだ。日本、韓国についで今度は中国でもカンニングが起きたのかという思いだ。

中国もご多分にもれず高学歴化がすすんでいるから、当然と言えば当然という気もしないでも無いし、また巧妙な手口で様々なカンニング機器が開発されるのも、中国ならお手の物なんじゃないかな。だって、あれだけ世界中の高性能機器の偽物をあっという間に作り上げてしまう国なんだから。

方法は、カメラ付き携帯電話を試験場に持ち込んで、国語のテスト問題を撮影し、会場外の知人に送信、解答を得るというもの。割合、誰でも考えそうな方式だ。すでに日本では携帯の持ち込み禁止か、一時預かりにしている大学もある。なんだかお相撲さんの５月場所のことを思いだす。

ネット上では受信装置を埋め込んだ財布や腕時計が売られているというから、商魂逞しい。押収された腕時計にはある有名なブランドが刻印されていて、これを観たら普通なら裁判になる。さらに、高性能な機器としてお金をだまし取る事件も後をたたないそうなのだが、いずこも大学受験は大変ということだ。