100年ぶり3度目の開催となったパリ五輪の日本選手団は11日、17日間の全競技日程を終えた。いつも日本のお家芸の柔道から競技が始まるので、金メダルを期待し、期待通りのオリンピック幕開けとなるのだが、その後だんだん日本は金メダルを取れなくなって、尻窄み傾向があるのが、オリンピックと金メダルの関係だと思っている。
ところが、パリオリンピックでは、なんと金メダル20個も取得した。快挙だ。
海外開催の五輪では2004年アテネ五輪を超え史上最多となる金メダル20個を含め計45個のメダルを獲得し、日本中がメダルラッシュに沸いた。
メダル獲得ランキングでは夏季は東京大会に続く2大会連続の3位となることが決まった。自国で行われた2021年東京五輪では史上最多の金メダル27個を取った。日本選手団は今大会で金20個を目標に掲げていたが、最終日で達成した。
どの金メダルも感動を呼ぶものだあったが、オリンピック最終日近くに行われた陸上女子やり投げ・北口榛花 選手の金メダルには感動した。日本人アスリートが、オリンピックん陸上種目で金メダルを取れる日が来るなんて想像もしていなかったからだ。
以下が金メダル取得の順番です。いずれ選手にも、おめでとうございます。
パリ五輪・金メダリスト (1)柔道女子48キロ級・角田夏実 (2)柔道男子66キロ級・阿部一二三 (3)スケートボードストリート女子 吉沢恋 (4)フェンシング男子エペ個人 加納虹輝 (5)スケートボードストリート男子 堀米雄斗 (6)体操男子団体 (7)柔道男子81キロ級・永瀬貴規 (8)体操男子個人総合・岡慎之助 (9)フェンシング・男子フルーレ団体 (10)体操男子種目別鉄棒・岡慎之助
(11)レスリング男子グレコローマン60キロ級・文田健一郎 (12)レスリング男子グレコローマン77キロ級・日下尚 (13)レスリング女子53キロ級・藤波朱理 (14)レスリング男子フリースタイル57キロ級・樋口黎 (15)ブレイキン女子・AMI (16)レスリング女子57キロ級・桜井つぐみ (17)陸上女子やり投げ・北口榛花 (18)レスリング女子62キロ級・元木咲良 (19)レスリング男子フリースタイル65キロ級・清岡幸大郎 (20)レスリング女子76キロ級・鏡優翔
惜しくも金メダルが取れず、いやメダルにも手が届かなかった選手一人一人にお疲れ様でしたと心から感謝したい。