神戸の空の下で。~街角の歴史発見~

足かけ8年、150万PV突破。「近畿の史跡めぐり」のサブタイトルも、範囲が広がったために少し変更しました。

神戸・いぶきの森球技場。

2007年01月05日 | ■神戸市西区


いぶきの森球技場

(いぶきのもりきゅうぎじょう)
神戸市西区櫨谷町寺谷1242-111

ヴィッセル神戸・公式練習場



鮮やかなクリムゾンレッドのフラッグと看板が迎えてくれます




 新年第1弾の記事を何にしようかと迷ったのですが、個人的な思い入れもあり、初詣をかねての寺社めぐりの際に立ち寄ったいぶきの森球技場を選ばせていただきました。いぶきの森球技場は、今年からJリーグ1部に昇格するヴィッセル神戸の公式練習場です。もともと神戸市西区井吹台東町にあったのですが、2005年2月に現在地に天然芝と人工芝のピッチとクラブハウスが完成したのを受けて移転してきました。2006年にはさらに天然芝のピッチが1面完成、勝利を目指すプレーヤーたちの研鑽の場となっています。




フラッグ翻るクラブハウス。延床面積は1330㎡という広さです。



 真新しいクラブハウスはバリアフリー。身障者用の駐車場やトイレも完備し、多くの人に足を運んで欲しいというクラブの熱意が伝わります。1階正面にはヴィッセル神戸のグッズを販売するオフィシャルショップがあり、練習のある日などは熱心なサポーターたちで賑わっています。ウェアの試着室もあったり、ネットでは買えない限定グッズもあったりと細かな配慮がうれしいオフィシャルショップ「いぶきの森店」。残念ながら現在は閉店してしまっているようです。




一般見学室ではビリヤードやダーツなんかも楽しめます。



 クラブハウスの2階には、サポーターに開放された一般見学室があります。ここからは、正面にある天然芝のAグラウンドや人工芝のBグラウンドで練習している選手たちの姿を上から一望する事ができます。休憩や雑談など、思い思いのスタイルでくつろぐことができるパブリックスペースとなっています。




人工芝のBグラウンド。充実した設備で実力を養います。



 クラブハウスに近いほうからAグラウンド(天然芝)Bグラウンド(人工芝)Cグラウンド(天然芝)の3面のピッチが並びます。Aグラウンドの脇にはスタンド席が設置され、選手たちの迫力ある練習風景を間近で体感することができます。トレーニングが終われば、選手たちも可能な限りサインや握手などのファンサービスをしてくれます。グラウンドを囲むサポーターたちも、練習で疲れている選手たちを気遣いながら、マナーを守って良い関係を築いています。

 スタジアムの熱気に包まれながらのサッカー観戦も楽しいですが、その晴れの舞台に立つために日夜努力を重ねる選手たちを見るのも、より身近に感じることができて良いのではないでしょうか。サッカーに夢を託したプレーヤーたちの姿を、ぜひ一度間近で体感してみてください。



アクセス
・市営地下鉄「西神南駅」下車、市バス46系統ハイテクパーク行き「ハイテク4番」下車、徒歩10分(駅からの所要20分)
・阪神高速北神戸線「前開IC」よりクルマで5分 (駐車場:48台 駐車料金:500円)
 いぶきの森球技場地図 Copyright (C) 2000-2006 ZENRIN DataCom CO.,LTD. All Rights Reserved.

入場料
・無料

見学時間
・ヴィッセル神戸公式ホームページにてご確認ください。

公式サイト
   ヴィッセル神戸・オフィシャルサイト



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