先日娘さる子を連れて、レニングラードバレエ団の「親子で楽しむ夏休みバレエまつり」を見に行ってきました。
実は少し前から、さる子をバレエのレッスンに通わせています。
家の近くで、私の仕事が終わってからでも通わせられる時間帯にベビー科のレッスンしている所を見つけたもので。
幸い、身体を動かすことも、かわいい衣装も大好きなさる子は、大喜びで通っております。
私自身は今までの人生で、興味はあったものの、バレエとは全く縁がなかったです。
中学生時代は有吉京子の「SWAN」、最近では山岸涼子の「テレプシコーラ」を読破しましたが、専門的な知識は皆無です。
もちろんバレエ鑑賞も初めて。
この「バレエまつり」は、子供向けというのもあって、「白鳥の湖」とか「眠りの森の美女」とか、有名な演目のハイライトシーンだけを、合間に解説をはさみつつ鑑賞できるというものです。
感想を言うと、非常にすばらしかったです。
私には技術的なことは全くわからないのですが、登場したソリストの方たち、プロとしてのレベルの高さを感じました。
何よりも、ソリストの皆さんが、とても楽しそうに踊っているのが印象的でした。
こんな日本の片田舎の文化ホールで、観客は主にお母さんと、バレエを習ってる小さな女の子達。
そんな親子連れが、目を輝かせて拍手喝采しているのに呼応して、ダンサーの方たちも、すごく幸せそうだったのです。
演じている人が楽しんでいるから、見ているほうも更に楽しめるんだな。
生の芸術鑑賞って、そんな相乗効果から感動が生まれるんだな。
そんなことを実感しました。
いいもの見せてくれて、ありがとう。
心からそう思える経験でした。
で、演目の合間に入る解説です。
若くてきれいなお姉さんが、原稿を手に、バレエや演目、ダンサーの紹介などしてくれるのですが・・・。
このお姉さんが喋りが下手!
ええ、思わずビックリマークつけたくなるくらい下手!
手に持ってる原稿読むだけでも、噛みまくってる。
きっとイベント会社が人件費ケチって、時給の安い経験の浅いナレーターコンパニオン連れてきたんじゃないの?とかんぐりたくなります。
周囲の観客のお母さん方からも、「呆れてる」空気が流れてました。
それでですね、お姉さんが「バレエの歴史」について語る場面があったのですが。
曰く、バレエは17世紀、18世紀のフランスで発展しました。
あのルイ16世もとても上手にバレエを踊ったと言われているんですよ~。
・・・違うんじゃないの?
ルイ14世じゃないの?
16世陛下は確かダンスが苦手でいらしたでしょ。
パンフレットにだって「ルイ14世は自ら踊りうんぬん」とか書いてあるし。
原稿には16世って書いてあるの?
間違ったこと子供に教えないでほしいわ。
18世紀フランスといわれたら、ベルファンとしては、激しく突っ込まずにはいられません。
まったくもー、若いもんはこれだから困るわ。
もっと勉強してちょうだい。
どっぷりおばさんモードに入った、夏の日の午後でありました。
・・・それにしても何故お姉さんは、あるいは原稿書いた人は、14世を16世と間違えたんだろう。
ひょっとして、ベルファン?
あるいは、ベルKids愛読者だったのかな?
実は少し前から、さる子をバレエのレッスンに通わせています。
家の近くで、私の仕事が終わってからでも通わせられる時間帯にベビー科のレッスンしている所を見つけたもので。
幸い、身体を動かすことも、かわいい衣装も大好きなさる子は、大喜びで通っております。
私自身は今までの人生で、興味はあったものの、バレエとは全く縁がなかったです。
中学生時代は有吉京子の「SWAN」、最近では山岸涼子の「テレプシコーラ」を読破しましたが、専門的な知識は皆無です。
もちろんバレエ鑑賞も初めて。
この「バレエまつり」は、子供向けというのもあって、「白鳥の湖」とか「眠りの森の美女」とか、有名な演目のハイライトシーンだけを、合間に解説をはさみつつ鑑賞できるというものです。
感想を言うと、非常にすばらしかったです。
私には技術的なことは全くわからないのですが、登場したソリストの方たち、プロとしてのレベルの高さを感じました。
何よりも、ソリストの皆さんが、とても楽しそうに踊っているのが印象的でした。
こんな日本の片田舎の文化ホールで、観客は主にお母さんと、バレエを習ってる小さな女の子達。
そんな親子連れが、目を輝かせて拍手喝采しているのに呼応して、ダンサーの方たちも、すごく幸せそうだったのです。
演じている人が楽しんでいるから、見ているほうも更に楽しめるんだな。
生の芸術鑑賞って、そんな相乗効果から感動が生まれるんだな。
そんなことを実感しました。
いいもの見せてくれて、ありがとう。
心からそう思える経験でした。
で、演目の合間に入る解説です。
若くてきれいなお姉さんが、原稿を手に、バレエや演目、ダンサーの紹介などしてくれるのですが・・・。
このお姉さんが喋りが下手!
ええ、思わずビックリマークつけたくなるくらい下手!
手に持ってる原稿読むだけでも、噛みまくってる。
きっとイベント会社が人件費ケチって、時給の安い経験の浅いナレーターコンパニオン連れてきたんじゃないの?とかんぐりたくなります。
周囲の観客のお母さん方からも、「呆れてる」空気が流れてました。
それでですね、お姉さんが「バレエの歴史」について語る場面があったのですが。
曰く、バレエは17世紀、18世紀のフランスで発展しました。
あのルイ16世もとても上手にバレエを踊ったと言われているんですよ~。
・・・違うんじゃないの?
ルイ14世じゃないの?
16世陛下は確かダンスが苦手でいらしたでしょ。
パンフレットにだって「ルイ14世は自ら踊りうんぬん」とか書いてあるし。
原稿には16世って書いてあるの?
間違ったこと子供に教えないでほしいわ。
18世紀フランスといわれたら、ベルファンとしては、激しく突っ込まずにはいられません。
まったくもー、若いもんはこれだから困るわ。
もっと勉強してちょうだい。
どっぷりおばさんモードに入った、夏の日の午後でありました。
・・・それにしても何故お姉さんは、あるいは原稿書いた人は、14世を16世と間違えたんだろう。
ひょっとして、ベルファン?
あるいは、ベルKids愛読者だったのかな?
縁がなかったとは言ってもバレエはやっぱり憧れてました。ローザンヌは時々見ますし、最近では教育TVでスーパーバレエレッスンという番組をやっていたのを見てました。
さる子はテレビではあまり興味を持たなかったのですが、公演を見てからは家でパンフレットを持ち出しては「さるちゃんお姫様。ママは王子様ね。」と役を割り振り、真似っこして踊っています。いや、ママそんなのできないよ、などと言おうものなら大泣きして怒るもんで、やむなく王子様のフリして踊る真似っこ・・・、人さまには見せられません。(笑)