ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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行ってきました その3

2012-10-04 08:17:17 | ベルばか日誌
ベルばら展レポート、続きです。

↓ネタばれになりますので、お嫌な方はご遠慮ください。







5番目の部屋の二次創作を堪能した後、改めて4番目の部屋に戻り、Kids原画を鑑賞。
そしてその部屋のモニターで放映されていたのが、池田理代子先生のインタビュー映像(11分間)でした。

部屋がざわざわしているので音声が少々聞き取りにくかったのですが、ちょっと見始めたら、真剣に見入ってしまいました。
内容は、ベル展ビジュアルガイドブックに掲載されているインタビュー記事とほぼ同一で、連載中のエピソード、作品に込めた思いなど。
少し前にこのブログでネタにした、今の若い人はオスカルの生き方を「敷居が高い」と言っている、っていうお話もされていました。

ですが、文章で読むのと映像で拝見するのでは印象がまるで違います。
先生が連載中、寝食を忘れ骨身を削って作品を執筆されたこと、「女だからできない」とは思われたくなくて、死に物狂いで仕事をされたこと。
それからガイドブックの記事には見当たらなかったのですが、先生が「努力することだけは誰にも負けない」という内容のお話をされていて、人間として、女性として、尊敬に値する素晴らしい方だなあ、と感銘を受けてしまいました。
ええ、爪の垢をいただいて娘に飲ましてやりたい、その前に自分で飲めよ、なんて心の中で一人ボケツッコミしたりして。
日頃仕事や上司や家族のことでぶつくさ文句ばっかり言ってる、のんきなパート主婦の自分が情けない。
先生みたいに後世に残る偉大な仕事はできないけれど、気持ちだけでも高く持って、平凡な主婦なりにでも前向きに生きて行かなきゃね。

それに加えて、還暦を過ぎたというのに先生のあのお美しさ!
きっとたゆみない努力をされてるんだろうなあ。


先生のインタビュー映像、これからベル展に行かれる方は、是非全編をご覧になることをお勧めします。


あとちょこっと続きます。