ベルばか日誌

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『空想科学読本7』

2009-06-02 17:28:26 | ベルばか日誌
表題の書籍
『空想科学読本7』(著:柳田理科雄 メディアファクトリー)
は、少し前ですが今年3月の下旬ころに出版されました。
読者の方からの、アニメ・マンガに関する様々な質問に、科学的にお答えするという趣旨の書物です。


新聞広告で見掛けた、その内容の一部分

・オスカルのように、目が顔の3分の1を占める人が実在するのでしょうか?

で、思わず食いつき、お買い上げしてしまいました。


でもオスカルさまってそんなデカ目じゃないよね。

著者の方もベルを紐解かれ、オスカル様よりアントワネット様の方がデカ目であることに気付かれたようです。
そこでアントワネット様を例に、顔の大きさから眼球の大きさを算出し、考察、解説されています。


以下、本文から抜粋、要約してご紹介します。

計算によると、アントワネット様の眼球の直径は7.1センチ。

横から見た時、眼球が顔から7ミリほどはみ出すことになります。
また前頭葉の占める位置を侵略するため、アントワネット様の前頭葉は極端に小さいのではないか。
前頭葉は意思や感情をつかさどるので、無計画な贅沢や情緒不安定はそのせいではないのか、とか。
それ以前に眼球デカ過ぎて、頭蓋骨に収まりませんね。
骨が退化されていて、左右の眼球が擦れて痛いのではないかとか、こめかみの骨が薄いので固いものを噛めないのではないかとか。

しかし瞳が常人の3倍であれば目に入る光の量は3の2乗の9倍、アントワネット様は夜目がききます。
これでフェルゼンとの密会もOKね♪


くだらないと言えばくだらないのですが、私自身、数字をいじるのは大好きですし、馬鹿馬鹿しいことを大真面目にやるもの大好きなので、この考察には大笑いさせてもらいました。



でもさ、言わせてもらえばオスカル様やアントワネット様よりデカ目のキャラなんて少女漫画界にはいくらでもいるよね。
アタックNo.1の鮎原こずえとか、キラレボのきらりちゃんとか。

余談ですが、きらりちゃんのデカ目を見るたび、もしこの子が眼悪くなってコンタクトするようになったら、うちの醤油皿くらいの大きさのコンタクトが必要だろうな~、と思います。