馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

敬老の日 母親の健康寿命。

2017-09-19 10:59:52 | 日記

9月18日(月)嵐は去って午後の陽射しは30度を超えた。

13時 渋谷スクランブル交差点に降り立った。

短パン、半そで、帽子のスタイル。

若者が行き交う。

渋谷スクランブル交差点

最近、年寄りの私でも気づいたのは、若い男性のファッションだ。

 

非常にラフというか、シンプルなのか、Tシャツにコットンパンツ

それも、ヨレヨレに見える。

金がないのか、おしゃれに関心がないのか?

スマホ、他の遊びに金使うのか?

不況で親からの仕送り?が少ないのか?

 

でも、渋谷ギャルは可愛いおしゃれです。

何とも嫌らしい目つき眺めているわけではない。

 

松濤の坂道を歩く、途中 行列する店。

休日の1時過ぎなのに並んでいます

カレーの店。

食べる機会がない。

真向いのフランス田舎料理の店にも

女の子達が並んでいます。

 

 

13時半 介護病院に着く。

ロビーにフロントに敬老の日の貼り紙。

 

テーブルに、敬老の日の食事メニューが並ぶ。

遺漏であるお袋は既に6年余、食べ物、水分を摂取していない。

  

3階の病室に上がる。

お袋は、車椅子で計算ドリルをしている。

私を見上げ

「帰らないで」と呟く。

看護婦さんがやって来て、

「こちらの方はどちら」と言う。

お袋は、弟の名前を呼ぶ。

指を二本立て、次男であることを示す。

次男は間違いないが名前は違う。

途中で気づいて私の名を呼ぶ。

 

おかしい事に気付く。

昨年の敬老の日は、ラウンジでイベントがあったのだが

それらしき気配はない。

 

私が間違えていたのだ。

昨日、日曜日に開催。

15時 弟夫婦が横浜から車でやって来た。

お袋は、目が輝き。

「寂しい」と言う。

甘える。

 

弟の嫁は3年前まで、大学病院の副院長兼看護部長だったので

器具を使い、鼻と喉を吸引する。

身内、他人では認められない。

介護病院の婦長が、嫁さんに久し振りの挨拶。

 

8月20日で93歳になった。

健康寿命は遠に過ぎている。

病室内のカーテン越しから山手通りを眺める。

お袋は、自力で窓辺から外を見ることはできないのだ。

病院から山手通りを臨む。

 

2011年に3.1東日本大震災では、自宅に一人いた。

真向いの奥さんが助けたが、当時は、杖を突き

ゆっくりだが歩けた。

その後、病院生活が始まった。

院内では最も長く滞在。

4人部屋だが、他の3人は、呼吸しているだけ。

 

足腰を日常から訓練しないと、生きている実感は

当人も身内もないだろう。

 

16時半 病院を出る。

 

横浜の実家に寄れと言われたが

尿漏れパンツを用意していないので断った。

18時半 帰宅。