まーどんなぶろぐ

ただいま他所のSNSに外遊中。

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■リニューアル

2004年10月29日 | 日毎の些事
家から15分ほどの所にあるスーパーマーケットが1週間かけて店内改装し、今日から リ
ニューアルオープンニングセールが始まりました。輸入食材や高級食材を扱う都心の老舗スーパーの支店で私も時々利用していた店で、改装前に事前に予告されていたチラシを見て入用な品を買いに行ってみました。野菜価格の高騰の折、チラシどおりの品物が本当に揃っているのか半信半疑でしたが、レタス2Lサイズ 125円、トマトLサイズ2個 100円、ほうれん草 185円…、ちゃんと並んでいたのでしっかり買い込みました、さぞかし仕入れ準備に苦労したことでしょう。ついでに好みのイタリアワイン(これもセール価格)を週末用に買いちょっとリッチな気分で帰ってきました。

■内助の功

2004年10月28日 | 日毎の些事
先日、日経新聞に(魔法瓶の)象印調査シリーズ「内助の功に関する調査」の話が載っていました。首都圏の主婦300人を対象にされたもので、同内容の調査を1987年にも行い17年後に同じ質問項目で再度調査することによりこの間の主婦に意識の変化を探ってみたということだそうです。「内助の功」なんて最近はめったに耳にしない言葉ですから、調査結果は読む前からだいたい想像はつきます。
●前回はほとんどの主婦が知っていた「内助の功」という言葉
20代の主婦の22.5%(全体では6.7%)が「内助の功」を知らない

●前回は10人に1人だった「内助の功」をまったく意識していない主婦
最近の主婦4人に1人が「内助の功」をまったく意識していない

●前回は90%以上の主婦が知っていた「山内一豊の妻」
最近の主婦の3人に1人は「山内一豊の妻」をまったく知らない
20代では3人に2人が「知らない」


最近の主婦が考える「内助の功」は「家事をやっていること」 !?

そもそも今の世の中、とくに共稼ぎ夫婦の場合は「内助」ではなく「互助」が基本でしょうから「内助の功」なんて考えたことがなくて当たり前でしょう。いえいえ共稼ぎじゃなく専業主婦だって今やうちでじっとしてはいませんからね。再来年のNHK大河ドラマは司馬遼太郎原作の「功名が辻・山内一豊の妻」だそうです。「内助の功」ブームが巻き起こるかも…まっ、ないでしょうね。

■チューリップ

2004年10月27日 | 私のこだわり・一般編
災害で難儀されている方々のことを思うと申し訳なくなりますが、被災地から離れた所に住む者は普段どおりの生活を営んでいます。

我が家では来春咲きのチューリップの球根植え付けをしました。「え~、またチューリップ?」と家族は言いますが、私は赤や黄色の絨毯を一面に敷き詰めたようなオランダの
キューケンホフ公園のチューリップ花壇が好きなので、独断で毎年チューリップと決めています。だって家にいて咲いた花をめでる時間割合は私が一番高いんですもの。残念ながら我が家のは一面絨毯を敷き…ではなく玄関マット程度ですが、それでも30~40本まとめて咲くとそれなりにいい眺めになります。

(外国で)チューリップ産地というとオランダを真っ先に思い浮かべますが、原産地はトルコなんですね。トルコ人が着用していたターバン(tulipant) の形に似た花、という言い回しがヨーロッパでは誤って花名として伝わり、17、8世紀には希少品種の球根が投機対象にもなり「チューリップ狂時代」とまで言われました。

フランドル絵画などでチューリップが描かれているもの、ブリューゲルでしたっけ? 花瓶にどさっと花が投げ入れてある絵は。こういった絵画の影響なのか、日本でも最近は西洋風の生け方でチューリップの切花を使うようになりましたが、花瓶に生けられたチューリップはどうも好きになれません。茎に針金を入れないと花が下に垂れてしまうのです、もっともそれがまた美しいと考える人もいるのかもしれません。

■自分を律する

2004年10月26日 | 日毎の些事
アテネの学堂ではあるまいし、モラル(道徳、倫理)についての言葉の定義づけをしましょうなどと言う気はさらさらありません。そもそもモラルとは至って主観的で、仮に10人いれば10通りのモラルがあっても不思議ではないわけです。

「企業法務についてあれこれの雑記」のkataさんが「もう、モラルなんていいよ」で 『別に「これがモラルです」という指標がメンバーの共通認識になっているなら何も文句はない。でも、少なくとも現在の日本は価値判断基準の多様化がとても進んでいて、共通認識を形成できる分野なんてかなり限定されてしまうんじゃないだろうか。』 と書いていることにもうなずけます。

しかしいくら価値観が多様化したとはいえ私たちは皆、元々純心無垢な状態で生まれてきた人間です。あちこちで綻んでいる今の《あたりまえの決まり事を守れない》 《周囲を慮れない》社会状況を良しとは思わない《本来のこころ》も、まだ残っているはずです。現に不祥事を起こし違法性が指摘されると、当事者が「組織の中で長年に渡って(まっとうな判断力が)麻痺してしまった」と悔いている旨が報道されます。

古今東西、人間は例えば神様やお天道様などに対して畏敬の念のようなものを持ち、その畏敬の対象に向かって己を律することを生きていくよりどころとしています。しかし私たち現代人は自分たちの力量をを過信しているのか驕りたかぶっているのかわかりませんが《畏れ入る》気持ちを少しばかり蔑ろにしてはいませんか。

生き馬の目を抜くような殺伐とした社会ですが、今こそ私たち一人一人がお天道様を見上げ《自己を振り返り》 《自分を律しなおす》必要があると思います。宗教や哲学めいたことを言っているのではありません。個々の道徳レベルをほんの少しずつでも引き上げれば世の中だいぶ変わるのではないでしょうか。


『ブロガー新聞』予告テーマ「モラル」へのトラックバックでした。
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■フランスでの歌舞伎

2004年10月25日 | 日毎の些事
今月8日に始まった十一代目市川海老蔵襲名披露のパリ公演が先週22日めでたく楽をむかえました。何て言ったって成田屋さんの御曹司の襲名お披露目ですからご贔屓衆も大勢パリまで芝居見物に行かれたようで、ご贔屓筋サイトのパリ観劇記書き込みで公演の盛況ぶりを伺い知ることができます。病気休演が続いていたお父様団十郎さんの復帰後初めての舞台でしたが無事に勤められてなによりです。

さて今回のパリ公演の出し物は、『鳥辺山心中』 『口上』 『鏡獅子』 で、口上ではフランス語の台詞も交えて挨拶したとのこと。まあ、それはいいんですけど、異国の地での公演で何故「鳥辺山…」をやるのでしょうかね?

『鳥辺山心中』は岡本綺堂(半七捕物帳の作者)作の歌舞伎で、江戸の旗本で22歳の若侍が京の祇園で17歳の遊女をみそめ通い詰めの日々、些細な口論から同輩の弟を殺してしまい、あげくの果て遊女を道連れに鳥辺山で心中した、というお話です。美男美女(美女形)の手に手をとっての死出の道行を美しく見せる場面がうりの芝居です。しかし端的にいえば《殺人事件を起こしてしまった若造が逃げ場がなくなりコギャル連れて自殺した》に過ぎないわけです。

日本の舞台では倫理的な面はさて置き、人気役者が演じる様式美の世界に女性客がうっとり…でいいのかもしれません。でもフランス人がこういう芝居をみて日本人と同じように、「セ・ボン!」「トレビア~ン!」などとうっとりしてくれるでしょうか?

西洋にもシェークスピア「ロミオとジュリエット」のように《若気の至りで人を殺め自ら命を絶つ》話がありますが、こちらの方は最後は反目し合っていた両家が和解したということで落とし所が用意されています。『鳥辺山心中』はどう贔屓目にみても《被疑者死亡で書類送検》の殺人事件としか思えないのですが、こんなことを言っている私はひどく無粋な人間なのかもしれませんね。

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■とんだ座布団

2004年10月22日 | 日毎の些事
相撲茶屋「まーどんな」でのひとこま

若い衆: おかみさーん、座布団が飛んできあした
女将:  升席のお客かい? 番狂わせでもあったのかい?

若い衆: さあ…わかりあせんが、おっと
     サイン入りでっせ、き・む・ら・た・け・し
女将:  おやまあ、ゴーの旦那だね

女将:  けっこう上物の緞子だねー、床の間に飾っときな
     番頭さん、ゴーの旦那にお礼のメール入れといておくれ

木村 剛様、本日は結構な座布団をお送り頂きご厚志お礼申し上げます」

********************************************************
「週刊!木村 剛」への謝メール(おわびじゃなくて謝礼)TBでした

追記《女将のつぶやき》
  やんなっちゃうねー、谷町がしゃんとしてくれないと、
  中さん、イトさんの旦那方どうしで立会っちゃだめなんだよ
  こイズミの大旦那もさー、のらくら言ってないでさっさと
  かたをつけてほしいね。あっちゃこっちゃで
  もらるはざーどとやらが起きているらしいよ…
  
お後が宜しいようで

■新聞記者がブルース・スプリングスティーンのコンサートに行っちゃいけないの?

2004年10月21日 | 巷の話題
AP News によるとブルース・スプリングスティーンが行った反ブッシュ
キャンペーン・コンサート "Vote For Change” を見に行った
St.Paul Pioneer Press のChuck Laszewski さんとRick Linsk さんが
政治的な意図のある活動へ参加したとの理由で処分を受ける云々。

こんな職務規定も組み込めちゃうんだ、新聞社っていうところは。
私には務まらないわ、それ以前に文章力が低いから雇ってもらえないって。

■バートレット大統領

2004年10月21日 | 私のこだわり・一般編
米国大統領再選をめざすバートレット大統領、ブッシュじゃないんです、民主党のジョサイア・バートレット。そう、NHKの海外ドラマ「ザ・ホワイトハウス」(THE WEST WING)のことです。日本では一昨年秋から半年間ずつシリーズ放送が始まり、今月からようやくシリーズ3がスタート。テレビの連続ドラマで欠かさずに見ているのはこれだけです。NHK海外ドラマといったら冬のソナタなのでしょうが、わたしは純愛ドラマっていうキャラじゃないので冬ソナは一度も見たことがありません。

ホワイトハウスのなにが面白いって、とにかくリアルなドラマだっていうことかな。お茶の間にいながらアメリカの政治中枢の現場を見て、大統領、補佐官、報道官、スピーチライターなどがどういう手順でどういった作業をしているのかわかったような気分にさせてくれるということです。今週、第3回目は(持病未公表の件で大陪審の調査を受けることになっている)大統領と関係者に召喚状を出した特別検察官の人柄を考慮して作戦をたてるいきさつや、議会での拒否権発動が吉と出るか勝算を探り回ったり駆け引きをしたり…、いろいろな出来事が複雑にからみあってテンポよくドラマが展開されていくんです。大統領役のマーティン・シーンのリベラル派俳優という先入観があるからか、人間愛に満ちたドラマと感じてしまうところがあります。ブッシュでもケリーでもない、一番はバートレット大統領でしょう。
追記:よくも飽きずに見続けるものだ、単純お気楽人間、と家族から呆れられています…

■自業自得

2004年10月20日 | 巷の話題
木村 剛さんのコラム「ダイエーの監査法人が抱える実情」
リスクが高まる中で、監査報酬は値引きされていく。
いずれ、このリスクと報酬のギャップは大問題となって表面化するだろう。
とまとめられているのに対してmy.Hurusato.orgのbroomさんは「監査法人の監査は
だれがするのだろうか?」でこう書かれています。
ひどい言い方かもしれないけれど、或る意味、自業自得だと思う。
リスクを負うはずの職業が、負うはずのリスクを回避してきたために、
リスク管理への対応能力や態勢が業界に蓄積されていない。
この言い回しは耳にタコが出来るほど聞いてきました。
安全性を軽んじた食品メーカー、自動車メーカー、
不注意なのか技術不足なのか知りませんが後を絶たない医療ミス、
広い意味で捉えれば、
有価証券報告書の重要性を省みなかった鉄道会社の大株主、
FD管理もきちんとできない役所、
もう、キリがありません。

(くだんの監査法人が悪いことをしたわけではありませんが)
あそこでもここでも「申し訳ありませんでした」と頭を下げ、時にはペナルティを負わされる、この手のニュースがこうも多いと、外でお仕事をしている人がみな能天気さんに思えてしまいます。(もちろん誇張した言い方ですが)

ところで、
主婦の仕事は「一家をきりもり」すること。炊事、洗濯、掃除だけだはなく、大切なのは家族(生身の人間)のきりもり、つまり家族を現場で仕切る役目も負っていて、常に適格かつ迅速な判断を要するのです。ITベンチャーの社長さん、政策を思案している官僚方と同様の責任を負ってストレスを感じながら日々を送っているのです。世の中には真摯な主婦がごまんとといます。しかも無報酬です。(これまでせめてもの慰みと思っていた配偶者控除、扶養控除などの控除も薄化、廃止傾向にあります。)

外でお仕事をされている皆さん、善い行い(真剣なお仕事)を為して報われる(報酬を得る)ような職業人でいてください、もう自業自得といわれることのないように。

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■レインコート

2004年10月20日 | 私のこだわり・一般編
昨日来の雨がだんだんと強まりつつあるものの、首都圏では台風23号が近づくのが夜半以降になるらしいので朝は普段通りの通勤・通学。夫も子どもも《レインコートを着て雨の日用の靴を履き》しっかり雨じたくをして出掛けた。近頃は雨じたくといっても傘を持って行くだけという人が多い。街でレインコート姿を見かけるのは女性、それも年代が上の人がほとんどだ。スーツ姿のサラリーマンや若い女性は肩口を濡らしながら行きかっている。コートを着る寒い季節は別として、梅雨~秋の長雨の時期に着る薄手のレインコートを持っている人が少ないのだろうか?

私は子どもの頃、服が濡れてシワクチャになるのが大嫌いで夏の小雨の日でもレインコートを着て学校に通ったものだ。娘も「友達は誰も着ていないわ」「オバサンっぽい」と言いながらもレインコートを愛用している、やはり服が濡れるのが嫌らしい。今では大手アパレルメーカーになった某会社も元をただせばレインコート屋さんだ。婦人物ばかりでなく紳士物レインコートの普及、販売促進にも力を注いでほしい。

■右折禁止

2004年10月19日 | 日毎の些事
一昨日の日曜日は久々の晴天だった。今年何度も襲ってきた台風で荒れた庭木の手入れをこれ以上先延ばししていたら次に来る台風で枝が折れたり、木が倒れたりしかねない。一念発起して俄か庭師をすることにした。当然ながら夫が力仕事をしてくれるものと思っていたら、数日前ちょっと怪我した手指に包帯巻いてサジェスチョン《今日はできないよ!》。

こうなったら誰にも頼るものか!一人で黙々と穴掘り。斜めに傾いた小木を植替え、実がつきしなっている枝に支柱をたて、ついでに花壇を整理し秋植え球根の下準備…。よく働いた、明日水曜あたりまた大きな台風が来そうだが倒木はしなくてすみそうだ。

筋肉痛は体を動かした翌日ではなく二日後に襲ってくる。今朝は起き上がるのが辛かった、今でも背中に重しがのっかているみたいだ。でも明日買物に出られなくなってもすむように今日のうちに生鮮品を買っておかないと、さあさあ買物。

それにしても今年は台風がよく来る。日本の南海上の風向きのせいらしいが、北西に進んでいた台風が南西諸島のあたりで示し合わせたように北東に向きを変える。経路をみているとほぼ直角に右に曲がっている。
台風にひとこと言ってやりたい『右折禁止ですよー!』

■塩漬け

2004年10月19日 | 日毎の些事
雑用があって証券会社に行った。窓口に出向くのは久しぶり、店内に入ってびっくりした。順番待ちの客が20人もいた。夫に頼まれた用件なので日延べするわけにもいかずおとなしく順番を待つことにした。私以外は年配客ばかり、受付係の女性が予め用件を聞いて回っている。どの客も答えは同じ、特定口座の相談だ。いわゆるタンス株の特定口座組入れ期限が2ヶ月余りとなりテレビCMでも盛んに勧誘しているのは知っていたが、いまだにタンス株をしまい込んでいる人が世の中こんなに大勢いるのかと驚いた。

相談ブースはそれぞれ仕切られているが、何せ年配客相手、応対している社員の声もゆっくり大きめになってしまうので、フロアー全体に筒抜け状態だ。聞く気は全くなかったが客が持ち込んだタンス株の銘柄名がみんな聞こえてしまう。31××、42××、65××、70××、…。高度成長期には先陣をきっていた名だたる会社ばかり、しかし今となっては風前の灯。タンス株として持っていたというより、塩漬け株それもかなりの古漬けに違いない。みなし取得価格値の説明を聞いて唖然としている客、少しは知識があるらしく覚悟してきましたという様子の客、各ブースのお年寄りの背中が一段と丸くみえた。

■携帯電話についてあれこれ

2004年10月18日 | 巷の話題
携帯電話の話題というと「使い方マナー」について語られることが多いようですが、あえてマイナーな視点、家庭人として思うところを書いてみます。
「ブロガー新聞」第3号のテーマ「携帯電話」へのトラックバックです。》

今や家族銘々が一台ずつ携帯電話を持つ時代、夫の勤務先に「もしもし、○○の家内でございます、いつもお世話になっております、恐れ入りますが○○はおりますでしょうか?」などという仰々しい電話をしなくてすみますし、夕飯の支度で足りないものが出てきても帰宅途中の子どもに「帰りがけに△△買ってきて」と頼めます。このように家族で連絡を取り合うには便利な道具といえます。

しかし家族にもそれぞれの付き合いがあり、その連絡先を携帯電話に登録していることが多いので、(おもに子どもの)友人からの電話は自宅電話ではなくほとんど携帯電話にかかってきます。携帯電話が無かった頃(私の若い頃)は友達(とりわけ異性の友人)から電話がかかってくると、取り次いだ母の声にどことなく詮索めいた響きが感じられたものですが、今ではそれも不可能となりました。もっとも私は今のところ子どもの交友関係を詮索する気はありませんが。

家人が交友関係を干渉し合うといった悪い捉え方ではなく、家族が基本的に外でどういう人とどういう関わりをもっているのかお互い承知しているのがすじだと思います。携帯電話の普及のせいでこのすじが通らなくなってきています。夫(妻)の知人は延いては妻(夫)の知人、子どもの知人は延いては親の知人、家族とはそういうもの、という私の考え方は時代遅れなのでしょうか…。

■愛される子

2004年10月15日 | 巷の話題
少子化問題を考えるvol.3
子役俳優の最優秀男優賞受賞で話題になった是枝監督の映画「誰も知らない」は実話をもとに作られたそうですが、これを見た親たちのあいだでは「うちはあそこまで悲惨じゃない」「わたしはあんな親じゃない」と自分の家族と比較した感想が多かったそうです。映画に登場した家族は極端な例ですが、あのように成りかねない要素を私たち現代の家族は何かしら持っているのでは…、と警鐘を打ち鳴らしているようにもみえます。

子どもを産み育てる外側-社会の整備も必要ですが、内側-家族という単位を充実させることも不可欠ではないかと思います。
*子ども自身が家族から愛されているという喜びを享受できる
*子ども自身が家族にとって掛替えのない存在であると実感できる
このような家庭で大過なく育てば大きくなってもその記憶は子どもの中に強く宿り、成人して自分が家庭を持つことの意義に反映されていくと考えられます。

未来の日本を担う子どもが育っていく「家族」のあり方をもっと重要視しましょう、これは当然といえば当然、なんら画期的解決策でもありませんが、地道に啓蒙していくほかありません。Vol.2 のアンケートでも引用しましたが、子どもを産んでよかった、これからの世代に子どもを持つことを勧めたい、このような声を広く世間にアピールしていく必要があります。

先程、子どもを大切にする、愛するといったことを書きましたが、愛情を注ぐというのは決して物質的満足を与えるということではありません。よく子育ては経済的負担が大きいと嘆きつつ子どもに最新型ゲーム機を次々と買い与えている親がいます。みんなが持っている、うちの子だけ仲間はずれにされるとかわいそう、私から言わせてもらうなら、浅はかな親!です。休日に家族揃って外食を楽しむ、和やかで結構なことですが、居酒屋さんに行って子どもをプレイルームで遊ばせておいて親は大ジョッキーおかわり!情けない、呆れるばかりです。

親がもっと真剣に必死に子どもを育て、そういう家族単位が集合しコミュニティーをつくり、やがては子どもが愛される社会が形成されていく、これが私の理想なんですけどね。
(完)

vol.1~3シリーズで「週刊!木村 剛」日本は高齢化天国なのか?・・・へのトラックバックでした。
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■子どもを持つことを勧めたい

2004年10月15日 | 巷の話題
少子化問題を考えるvol.2
月2回無料配布されているサンケイリビング社の女性のための生活情報誌「リビング」最新号にタイムリーにも「少子化はここが問題!」という特集記事が載っていました。かいつまんで紹介します。(調査概要や結果詳細は街のどこかでリビング紙をゲットして読んでください。あっ、私はリビング関係者ではなく単なる読者です)

【産みたいのに産めない理由】
経済的にムリ      57.7%
年齢的に不安      53.6%
健康・体力に自身がない 52.3%

【少子化に対する意見】
仕事を続けながら子育てができる環境作りが最優先 62.5%
子どもを産んだ人への行政サポートの充実     60.9%
不妊治療の保険適用など産めない人への対策が必要 45.6%
経済的負担が大きいから子どもは産んだ方がいい
とは一概に言えない               44.3%
もっと夫が子育てに参加できるようにならないと
出生率は上がらない               40.9%

【子育てに関わる自分と夫の割合について】 
満足                 39%
もっと夫に関わってほしい(ほしかった)54.7%
もっと自分が関わりたい(たかった)  0.2%

【子育て中、つらいと感じることがあった人のその時の気持ちに近いもの】
自分の自由な時間が持てない    74.1%
外出がしにくい          49.4%
子どもが思うようになってくれない 45.7%
体力的にきつい          35.2%

(子どもが皆、既に二十歳を過ぎている)私の個人的感想は、『な~に甘ったれたこと言ってんの!!』なんですけど、今の若いお母さんたちには通じませんからあえて言いません。

記事の総括として、先にも書いた「次世代育成支援対策推進法」が成立し、その行動計画のよってより良い方向にいくだろう…的にきれいにまとめてしまっているのがいかにもミニコニ紙っぽいですが、編集メモ欄に問題解決の鍵につながると思える言葉が載っています。

『この調査では子育ての喜びについても聞いています。幸せを感じる時は「成長を感じる時」「笑っている時」「子どもの寝顔」。そして85.7%のおかあさんがこれからの世代に「子どもを持つことを勧めたい」と答えています。子育ては「大変だけど素晴らしいこと」「人生が変わりますよ」と。』

『これからの世代に子どもを持つことを勧めたい』これに力を注ぐことが大切ではないでしょうか。
(つづく)