まーどんなぶろぐ

ただいま他所のSNSに外遊中。

■いっぱしの大人になるために必要なこととは

2004年09月30日 | 巷の話題
小学生の4割「太陽が地球を回っている」と解答したという国立天文台の調査が
子どもの学力低下問題と関連するか否かが話題になっている。
彰の介の証言さんが無駄な知識は無駄なのか?で書いているように「天動説みたいな
誤った知識を持っているということは、そんなにいけないことなのでしょうか。」私も
そう思う。今でこそ常識的な天文知識は身につけているが小学生の頃なら恐らく私も
誤った知識を持つ類だったろう。

「テストの点数がよい」「偏差値の高い学校へ進学する」ことがいっぱしの大人になる条件
とはいえないと社会全体が気付きはじめている。○○大学卒のエリートなどという言葉は
昔ほど重きを置かれなくなってきている。ゴムひもを伸ばし続けていると終いには
伸びきって使い物にならなくなるように、無理して知識を詰め込み難関大学を卒業しても
そのあとの伸びは期待薄だ。

この社会でいっぱしの大人になるには、人とのかかわり方、付き合い方をきちんと
身につけることが不可欠だと常々考えている。語弊があるかもしれないが、
成功した人、勝ち組、人の上に立つ者、といった人達は、周囲との交わりにおいて
その人自身の知識、見識が滲み出るがゆえに一目置かれているのではないだろうか。

学校で教わるのはそうなるためのベーシック部分だけで構わない。
事実、知識の習得だけなら塾や個人勉強の方がはるかに効率がよい。
集団という学校でなくては身につかない、社会性、協調性を育むことに
もっと目を向けてもらいたいものだ。

■家庭ごみ収集の有料化

2004年09月30日 | 日毎の些事
私の住んでいる自治体では10月から(あしたから)家庭ごみについても
収集が有料化される。もちろん資源になるものはごみじゃないから
これまでどおり回収してくれるわけだが。

具体的には、生ごみなどの燃やせるごみと、こわれた茶碗、フライパン、
傘などの燃やせないごみについては、自治体指定の収集袋を購入して
それに入れないと回収してもらえない、というしくみだ。

収集袋は5、10、20、40㍑と4種類あり、各10枚一組で売っていて
一枚あたりの値段は、5㍑=10円、40㍑=80円だ。これまでよく使って
いた半透明のごみ袋と同じ大きさの指定袋が80円!もする。

袋そのものの代金でなく、ごみ処理費用を一部分でも負担しなさい、
という訳だが、こうなると誰しも考えることは同じで、
無料で回収してくれるうちに出せるものは出してしまおう!

我が家でもこのひと月、家中の不要品を出しまくった。
景品、おまけなどでもらったけど使わない雑貨、マスコット類、
まずもって履かないにもかかわらず捨てないでとってあった古靴、
けっこうたくさん出てきた。

10月からは、とにかくごみになるものを増やさないよう、衝動買い、
欲しくない景品もらい等など自重してかかろう。




■我が家、いや我が国は借金地獄

2004年09月27日 | 巷の話題
9月26日付の朝日、産経、日経新聞に『明るい未来のために
いま、財政構造改革が必要です』
という財務省広報記事が掲載されていた。
その朝、谷垣財務大臣がTV番組に出演し、国の借金の話を
していたので新聞の政府広報を、まじまじと読んでみた。

それによると、平成16年度末には借金残高が483兆円にのぼると見込まれ・・・、
とある。膨大な金額だという以外、一介の主婦にはピンとこない額だ。

これを〈家計に例えた場合〉というご丁寧な表があり、収入:月収54万円、
支出:生活費など76万円+ローン元利払い21万円、差額:月々の借金43万円、
現在のローン残高6,800万円、となるそうだ。

ローンが6,800万も残っていて、さらに毎月43万の赤字を出し続ける家庭、
考えてみただけでぞっとする。とっくに自己破産しているか、一家心中するかだ。
よほど身の程知らずの贅沢な暮らしでもしない限り、普通のサラリーマン家庭
では、こんな数字が出てくるわけがない。

ということは、日本の国はこれまで身の程知らずのことをやってきたということだ。
今日の内閣改造で留任が決まった谷垣財務大臣は『サンドバッグになったつもりで・・・』
と会見で話していた。せいぜい我が国の「身の丈」を国民に納得してもらい
「渋ちん大臣」に徹して頂きたいものだ。

六ヶ所村~財政がらみで週刊!木村 剛にTBさせて頂きました。

■私は甘ったれか?

2004年09月26日 | 巷の話題
原子力開発の話題はいつも自己矛盾に陥る。
「週刊!木村 剛」 第4次産業としての選挙[BLOG of the Week]
読んでいても痛感した。

自分の住む街では普段、核関連施設を目にすることもない。たまに
旅先の車窓からそれらしき水蒸気が上がっている排気塔(?)を
目にするだけで、息苦しくなってしまう。
核関連施設は怖いもの・・・という先入観が強すぎるのだろう。

しかし今夏の猛暑の最中、エアコンをガンガンにつけ、テレビも
灯りもつけっぱなし、という生活を私は平気でしている。
原子力に頼るのはやめよう!などと声高に叫ぶ資格などない。

Vanilla chipsさんの話にあるように、19兆円の経費云々といわれても、
平素、特売で食料品を買い込み、賞味期限が切れても使い残しばかり
している私は、税金の無駄遣いをやめろ!という資格もないのだろう。

いや、そんな甘ちゃん言っていてはいけない。
どれだけ、節電できるか、無駄な買物を減らせるか自信はないが、
それはそれ、やはり税金の使い道をチェックするのは納税者の義務だ。

最後に、ずっと昔に見たメリル・ストリープ主演の『シルクウッド』という
映画のことを思い出した。核関連施設事故の危険性を訴えても、
大きな力の前ではただかき消されるだけ、
いつの世でもそうなのだろうか?

■あ~、スッキリした。

2004年09月22日 | 巷の話題
プロ野球のゲーム自体にたいした興味を持たない身にとって
このところのマスコミ報道はうっとうしいばかりだ。

そんな折、木村 剛氏が「座布団10枚!」とやんやした
専業主婦の逆襲、ニシオさんのコメントは痛快だ。

焼き芋食べ過ぎで苦しんでいた下腹部のつかえが一気に解消!
ガス抜き効果があった。感謝です!

派閥争いから逃れようと人材派遣会社に「もしもし・・・」と電話する
TVコマーシャルじゃないが、合併しようが、2リーグを維持しようが
ファンでない者ににとっては、「どっちでもいいの!」

デパートの優勝記念セールの列に並ぶのも億劫だし、
恩恵に与かったところで系列スーパー、コンビニの食品くらいだ。

噂されている新規参入組が優勝したらどうなるのだろう?
「楽天」・・・ポイント10倍キャンペーン!?
「シダックス」・・・カラオケ無料!? 仕出し弁当半額!?
「ライブドア」・・・ウチの御用達ではないからわからない!!
興味なし。

■『オタク』が町を闊歩する

2004年09月17日 | 巷の話題
コレクション(B級)のはなし。

海洋堂フィギュアファンの息子に頼まれて、近所のコンビニの
食玩入荷を毎日チェック・・・。こんなもの集めてどうするの?
とは言うものの、フィギュアの精巧度は決して侮れないことは確か。
たかが(失礼)お菓子のおまけ製作会社が、今や年商何十億にまで成長
したのだから、コレクターの数がそれだけ多いということなのだろう。

フィギュアに限らず、コミック、ゲームなどマニア消費者層の台頭ぶりについて
木村 剛氏のコラムで、『もはやニッチとは言えなくなりつつあるマニア消費層・・・』
と述べられている。『マニア消費者層いわゆるオタク層』 が陽の目を見るようになり、
今や市民権を獲得し、ということだろう。

個性的なことが悪いことでも何でもなく、反って他人の物まねではないといって重要視
されてくると、そのうち『オタク』であることが”ふつう”、『オタク』が町を闊歩する時代に
なるやもしれない。

しかし、ノム総の「オタク層」に関する調査のニュース・リリースの数字だけでは見えてこない素朴な疑問がある。

一人の人がいったい何年間くらいひとつのことにマニアックでいられるのか?
つまり「○○オタク」の平均寿命はどのくらいなのだろう?
もちろん千差万別だろうが、、例えばコミック・マニアの人が、コミックに興味がなくなった、となれば集めまくったコミック本はノスタルジーの塊りと化すか、単なる資源ごみとなってしまう。

資源ごみならまだしも、マーケットでも買い手がつかなくなったようなゲームやフィギュアを燃やせないゴミとして出すと(今や家庭ごみでも)有料ゴミが増えるだけ、主婦としては甚だ迷惑としか思えない。




■ネット・コミュニケーションはクールでドライなもの

2004年09月10日 | 巷の話題
長電話で半日おしゃべり、ちょっとお茶しましょとカフェで話し込むこと数時間、なんていうのはパソコンに向かって見えない相手と論じ合っている巷のブロガーの皆さんには想像も出来ないであろう。世のオバちゃん連中はこうして情報交換を行ってきたのだ。

「週刊!木村 剛」 で木村氏は、『ネットにおいて議論する場合にも、「なんでもかんでもけなせばいい」という幼児性から脱却すべきなのではないでしょうか。』と述べている。

これに対して、 my.Hurusato.org さんのTB にもあるように、幼稚な議論をする人はネット上という場所に関係なく、その人自体が幼稚なのだとも思える。

my.Hurusato.org さんの意見でモットモだと感じたのは、『他の場では、いずれかが冷静に対応すれば、やがて跡形もなく過ぎてしまう議論が、ネットでは文字として残ってしまい、残っている文字を前にして、双方が(或いは第三者が)なかなか冷静を保てなくなるのではないか?』 と述べているところだ。

発信者がかなりのテンションでキーボードをたたき自分の意見を述べても、読み手側がそれを読みヒートアップしてくるのには時間差が生じる。先日もとあることに関してネットで論議した際、こちらとしては、もう済んだことと思っていたのに、相手側はいつまでもネチネチ突っついてきて、うまく収めるのに苦労した。

個人の感情や意志を強く出しての意見交換は、文頭で書いたようなオバちゃん流儀に勝るものはない。しかし、多忙な社会人にとってはそんなの不可能だ。となると、ネット・コミュニケーション、とくに文字を用いたネットでのやり取りは、熱くならず、後腐れもせず、つまりクールでドライな内容にしないと円滑にはすすまないのは致し方ないのでなないか?








■危機管理意識の無さ過ぎる日本社会

2004年09月07日 | 巷の話題
インターネット利用におけるリスクが 週刊!木村 剛 で話題になっているようだ。
ネットの達人、なりわいとしている人(えすいい)達の視点ではなく、ちょっと引いて社会全体を見わたしてみよう。

日本社会は古くから「お上の言うこことに楯突くな」がまかり通ってきた。一般大衆もそれに慣らされ、疑わない、
文句を言わない、お任せ主義が染み付いてしまった。

役所も政治家も大会社も大病院も都合の悪い情報は封印し、大衆は提供されたものを信じるしかなかったのだ。
それが近年、情報公開だの、消費者保護だのがうるさく叫ばれ、さらに内部告発というのまで流行りだし、
これまで隠されていた《本当は怖いはなし》を私たちが知りえるようになったわけだ。
道路公団、年金、自動車のリコール隠し、医療事故・・・、どれもこれも、ひと昔前なら隠し通せただろう。

しかし、実情がわかったところで、長いこと染み付いた大衆側の「与えられるものは大丈夫だ」意識が抜けきらず、
「疑う気持ち」、「用心する気持ち」がまだ大きく育ってこない。

そうこうするうちに巷では「受益者負担」や「自己責任」という言葉が一人歩きするようになってしまった。
今更そんなこと言われたって! どうすりゃいいのよ !?

要するに、供給側(役所、企業など)の危機管理意識の無さが露呈し、今現在、その膿を出しているところで、
受け手の大衆側はやっと危機を認識し始めた程度。
リスク問題ははインターネット社会だけではなく、日本人の意識改革の必要性にまで及ぶのではないだろうか。

■ローマでのお宿はここ !!

2004年09月03日 | 日毎の些事
海外旅行もお仕着せではなく自分流で、というのがあたりまえの昨今、
ホテル選びもネット検索する人が増えていることでしょう。

イタリア旅行でローマでのお宿をお探しの方、
Turner Hotel はいかがでしょう?

ホテルのホームページにはご丁寧に日本語サイトもついています。
まずはご覧あれ !!

Return of the まにあな日記さんも
絶対お勧め!! と称賛しています !?

今日の一言:いゃ~翻訳ってホント難しいですね !!!


■本当に必要なのかしら・・・地方空港

2004年09月03日 | 巷の話題
秋に北陸路を旅しようと(夏の初めに)ガイドブックを見て、能登半島に
空港があることを初めて知りました。いつの間に !? 
石川県だから、きっと大きな政治圧力でもあったのかしら?

いつぞやのTV番組(WBSだったかな?)で能登空港を取り上げていた場面では、
W温泉の老舗旅館のはしゃぎぶりだけが印象的でしたよ。

木村剛氏のコラム、「能登空港は過疎地の星になれるか?」読んで率直に思うのは、
あの手この手で利用客を呼び込んだところで、所詮、熱し易くさめ易い日本人、
ブームは何年続くやら・・・。

団体客誘致で躍起になり、客目当ての施設もどんどん増え・・・・
何年かたって後に残るものは・・・!?
そんな所を日本中いたるところで見てきたではありませんか。

ふつうのオバチャンの感覚で言わせてもらうなら、
『まだ懲りないの?』

付記:ブログ初心者(2日目)につき、要領を得ていない点はご容赦願います。