まーどんなぶろぐ

ただいま他所のSNSに外遊中。

■ミッション

2007年09月26日 | 巷の話題
再任、横滑り人事で始まった福田内閣において 数少ない入れ替わり大臣の石破防衛相、 待ったなしの対応が求められるテロ対策特別措置法関連の指示を総理から受け スイッチ ON !!

その後の会見では、重大なミッション (本人の弁)を受け コマンドを気取った感がありました。 国益を大事にせいぜいがんばってください。 くれぐれも 暴走、オーバーヒートせぬように。

■折り込み広告

2007年09月24日 | 日毎の些事
新聞の折り込み広告というと庶民には スーパー、量販店の特売チラシがお馴染みです。

そして週末になると車のディーラー、不動産屋さんの新築マンション、分譲住宅の広告が多くなります。 これらは家族で検討が必要なお買物ですね。

先週末、こんなチラシが入っていました。




一棟売 マンション  価格 4億 8,800万円


いえね、 別に いいんですよ。。。
チラシを見て 4億円のマンション一棟 お買いになる人がいたって。

私は198円の大根売っているスーパーのチラシをこれからも見るでしょうから。。。

■今 読んでいる本に・・・

2007年09月21日 | 巷の話題
こんなくだりがあるんです、
「予はもう疲れ果てておる。・・・」

「予はもう誰にでもよい。 将軍職を早うゆずりたい。
 〇〇問題も、予が思いは〇〇でも〇〇にてもいずれでもよい。
 やれる者が政務を引き受けてくれれば、 
 予は静かに暮らせよう。
 毒殺の危険も、押込められる恐れも一切ない場所に
 逃れられよう」
徳川の将軍さまが、御台所にむかって胸中を吐露している場面です。 いつの世にも心身脆弱な殿さまはいるようでして。。。





『 天璋院篤姫 (上) 』 講談社文庫
 宮尾 登美子 著

来年の NHK 大河ドラマ 「篤姫」の原作本です。

■病室執務

2007年09月20日 | 巷の話題
入院中のたそがれ晋三首相、これ以上病状を悪化させないため (?) 秘書官から新聞や雑誌も与えられずに世事から完全に遮断されているご様子。 FRBの利下げを受けて世界的に株価が好転したニュースとか、東北地方を襲った大雨の被害もご存じないかも。

にもかかわらず、新内閣発足まで「首相臨時代理」を置かないで、たそがれ君が病室で執務をされると報じられています。

これまでだってKYと揶揄されてきたのに、 風すら入ってこない閉ざされた部屋で、どうやって国政の舵取りをしているんだろう…??

ひょっとして、この9ヶ月間も傀儡だったとか。。。

■身をすり減らす人もあれば・・・

2007年09月18日 | 日毎の些事
永田町に激震が走った先週、 私はのんびりと山陰地方の温泉めぐりをしていました。 山陰地方を旅するのは初めてで、ひと通り観光名所も回ってみました。





鳥取砂丘、 ちょうどここへ行く数日前、 どこかの大学生たちが砂丘の壁面にふざけて巨大な落書きをしてお叱りを受けたとか…、 やりたくなる気持ちはわかります…。





出雲大社、 おおくにぬしのみこと… 子どもの頃に覚えた歌では確か ”だいこくさま ” と同じだったような。。。  七福神の大黒様とはべつもの?
日本神話に疎いもので、スミマセン。





足立美術館のお庭。  ここは収蔵されている美術品よりもお庭が有名なのでしょうか…。 米国の庭園専門誌が5年連続で足立美術館の庭園を「庭園日本一」とランキングしているそうです。





松江市ってお城を囲む堀が今でもきれいに整備されていて、お堀めぐり観光遊覧船で回れます。 茶道に精通していたという松江藩七代藩主・松平出羽守治郷(不昧)公のお好みと称する和菓子を作っている和菓子屋さんが何軒もあり、 お土産にひと通り買ってしまいました。





レンタカーでまわっていたので、 大山の裏側、 蒜山(ひるぜん)高原をドライブ。 日本一のジャージー牛生産地だそうで、 せっかくなのでこれ 食べてみました。





お仕事を放り投げ、病院に入院してしまったどこぞのお方は、 身をすり減らし体重が5㎏も減ったとかいわれていますが、 私は夏の間の怠惰な生活が祟って、 いや、こんなところで暢気にソフトクリームを食べたりしているから、 体重が増加し、自己設定の危険水域に達してしまいました。 (普段、家にいるときはヘルスメーターはしまいこんであるのですが、 温泉の更衣室で何気なく乗ってしまって気付きました!!) 

あら、 たいへんだ。。。

■ヴィオレッタ と マリー ・ テレーズ

2007年09月09日 | 私のこだわり・音楽編
今週 (先週と言ったほうがいいのかな?) は、オーチャード・ホールへ2度足を運び、 チューリッヒ歌劇場の来日公演、 『椿姫』 と 『ばらの騎士』 を鑑賞。 ヨーロッパの数ある歌劇場に中でも比較的こじんまりとした規模なのでしょうが、内容はとても充実していて良質の舞台を楽しめました。 大好きなレオ・ヌッチの温かみのある歌、 来日のたびにスケールが大きくなるヴィッセリーナ・カサロヴァなどなど期待を裏切らない歌手にも大満足。

わたしの独断的な考えですが、 『椿姫』はヒロイン ヴィオレッタが無償の愛に耐える、 そして 『ばらの騎士』では元帥夫人マリー ・ テレーズが老いに耐える(三十路半ばなんですけどね) 、 双方とも ”耐える女性”がテーマのように思えるのです。

『椿姫』では、役どころをキッチリ捉えたエヴァ・メイがドラスティックになり過ぎない、程好く心情を吐露するヴィオレッタで好演でした。 

一方の元帥夫人は ニーナ・シュテンメは存在感のある歌唱で舞台を引き締めているのですが、自分の苦悩を何度となく表に出してしまう演出が、私はちょっと引っかかりました。 従兄弟にあたるオックス男爵の胸を叩きつけるようなしぐさ、 そして、幕切れで舞台から引っ込む際、失神したように倒れこみオクタヴィアンとゾフィーに抱え揚げられるところ… などなど。

人によって見方はいろいろでしょうが、 私の理想とする元帥夫人は、何があっても人前では取り乱さない、毅然としたものを持ち合わせてほしいのです。 一端の女性なら 若いつばめとの火遊びごときで動揺するものではない…と。。。

最後にひとつだけ、 公演最終日の8日に観た『ばらの騎士』でイタリア人歌手役だったピョートル・ベチャーラ (彼は椿姫のアルフレードとの掛け持ち出演)は、全身から滲み出るような感情込めたテノール・アリアを聴かせてくれました。 まるで天国のパバロッティに聴いてくれ!と言わんばかりに。

■最近 頭をよぎる言葉

2007年09月06日 | 巷の話題
弱り目に たたり目、 泣きっ面に蜂

大臣の問題発言、 事務所費問題、 年金記録記載もれ問題、 参院選惨敗、 
次から次に明らかになる政治家のずさんな会計処理問題 ・・・ 。

誰がシナリオを書いているのか知りませんが、 官邸の主は 
「 いい加減にしてくれ! も~う、いやだ!!」 と思うことはないんでしょうか。 

まっ、 すべて 身から出たさび なのかもしれませんね 。。。

■お家のため

2007年09月05日 | 巷の話題
今、我が藩は存亡の危機に陥っておる。
数に物を言わせる隣国たみぬし藩主の小沢は、この機に乗じて 我が藩にあれこれ難癖をつけてくるに違いない。

ここは家中一統、お家大事と考え、私情はお捨てくだされ。

一昨日 遠藤氏、坂本氏には改易を申しつけた、 騒ぐでない、お家のためでござる。

小林氏、 そなたには酷いようじゃが、腹を切ってもらわずばなるまい、
家老のわしとて策はないかと考え抜いた末じゃ。 お家のため、藩のため、
ここは涙をのんでくれ。 

ご一同、 くどいようじゃが、 すべてお家のためでござる。

えっ、何じゃ?  此度の措置は殿のご沙汰か? とな・・・。
国家老の麻生殿と江戸家老のわしとで談義いたしたことじゃ。
いちいち殿のお耳を煩わすこともないわ。

よいな、 ことは急を要すのじゃ。

****************

あ~、 時代小説の読みすぎかしら。。。



■アウトソーシング

2007年09月04日 | 巷の話題
昨晩、興味深いテレビ番組がありました。
NHKスペシャル「人事も経理も中国へ」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070903.html

メーカーが生産拠点を人件費が安い中国に移す、ということは以前から聞き知っていましたが、昨今ではいわゆるホワイトカラーが担っていた人事や経理業務までもが中国に移っているそうです。 番組はある会社で行われているホワイトカラー部門の中国への業務移管に密着取材したものです。

日本語が堪能で、事務処理能力のある中国人スタッフをそろえたアウトソーシング (外部委託) 請負業者、現地スタッフの仕事振りなども紹介されていましたが、 それを見ていてこんなことを考えてしまいました・・・

年金台帳の記載ミスの照合業務、社会保険庁職員にやらすより、中国にアウトソーシングしたほうが速く処理できるのでは。。。

この番組は再放送の予定もあるようです。

■なせば成る・・・

2007年09月03日 | 巷の話題
数年前、山形の米沢を旅した際にいたるところで目にした文句です。 
米沢九代藩主 上杉鷹山のことばとして有名ですね。

なせばなる なさねばならぬ
何事も ならぬは人の なさぬなりけり

農協組合員の数をなんとか水増しすれば、国からの補助金需給が成る。
こつこつ議員を勤めていさえすれば、大臣就任も成る。
いろいろな疑惑もうまく釈明さえすれば、大臣に居座り続けることも成…?

鷹山公の家訓のようには上手くいきませんでしたね、 米沢出身の農政大臣。