まーどんなぶろぐ

ただいま他所のSNSに外遊中。

■チューリップ

2004年10月27日 | 私のこだわり・一般編
災害で難儀されている方々のことを思うと申し訳なくなりますが、被災地から離れた所に住む者は普段どおりの生活を営んでいます。

我が家では来春咲きのチューリップの球根植え付けをしました。「え~、またチューリップ?」と家族は言いますが、私は赤や黄色の絨毯を一面に敷き詰めたようなオランダの
キューケンホフ公園のチューリップ花壇が好きなので、独断で毎年チューリップと決めています。だって家にいて咲いた花をめでる時間割合は私が一番高いんですもの。残念ながら我が家のは一面絨毯を敷き…ではなく玄関マット程度ですが、それでも30~40本まとめて咲くとそれなりにいい眺めになります。

(外国で)チューリップ産地というとオランダを真っ先に思い浮かべますが、原産地はトルコなんですね。トルコ人が着用していたターバン(tulipant) の形に似た花、という言い回しがヨーロッパでは誤って花名として伝わり、17、8世紀には希少品種の球根が投機対象にもなり「チューリップ狂時代」とまで言われました。

フランドル絵画などでチューリップが描かれているもの、ブリューゲルでしたっけ? 花瓶にどさっと花が投げ入れてある絵は。こういった絵画の影響なのか、日本でも最近は西洋風の生け方でチューリップの切花を使うようになりましたが、花瓶に生けられたチューリップはどうも好きになれません。茎に針金を入れないと花が下に垂れてしまうのです、もっともそれがまた美しいと考える人もいるのかもしれません。