まーどんなぶろぐ

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■古紙資源

2004年10月13日 | 巷の話題
先日、中国の上海で日本から運ばれた古紙の中から、テスト印刷され裁断されずに流出したと思われる新千円札が見つかりネットオークション上で騒ぎになった、というニュースがありました。国土の狭い日本は廃棄物をよその国に捨てに行っているという現実を知り唖然としました。と同時に古紙の廃棄の仕方を我々一般庶民も慎重にせねばならないなと痛感しました。

現在私の住む街では、古新聞、古本、雑誌、ダンボールなどの古紙の他、雑紙と称して包装紙、パンフレット、ハガキ、封筒、ロールペーパー芯等などを資源として回収してくれます。一般家庭ごみとして出すと有料袋にいれなければならないので雑紙として持って行ってくれるものはななるべくそちらで出そうとするわけです。

その際注意せねばならないのは『個人情報の流出をいかに防ぐか』ということです。封筒の宛名(差出人が個人の場合は差出人名も)のところを切り取るのは勿論のことですが、不要になったレシートの類も昨今はポイントカードなどの普及でご丁寧にレシートにも顧客名が印字されている場合がよくあるので、これも念のためちぎって別にします。

最近は金融機関や証券会社からの報告書類の電子化が進みペーパーレスになってはきましたが、それでも書類がたまってしまいます。一定期間がすぎたものは適宜処分してきましたが、一般ごみ有料化となった今では雑紙資源として無料回収にまわしたいと誰も思うはずです。オフィスでは当たり前のようにシュレッダーにかけるのでしょうが、うちにはそんなものありませんから手でちぎらなければなりません。ちぎる紙の量が多くなるとこれが結構手間のかかることでして…、母などは悲鳴をあげています。

というわけで、家族会議の結果、我が家でも家庭用シュレッダーの購入を検討し始めました。調べてみるとコンパクトで性能良い製品が結構あるものなんですね。電動式で数千円~一万円程度しますが、個人情報は自分で守らないとならないご時世ですから保険代だと思って出費しようと思います。異国の地でごみの山から私の名前が明記してある取引報告書なんていうのが出てくるのは気味が悪いですから。