■ワンパターンのスペース活用を嘆く

私は東京駅から30㎞圏内に住んでいるが、山手線内側ではない。
いわゆるウォーターフロントでもない。最寄のJR駅周辺は商業施設で、
賑わっているが、銀行合併や不況による撤退などで空きビル、空き店舗も
それなりにある。

「あっ、改装工事が始まった。何の店ができるのだろう？」と多少は関心を
持つのだが、その多くがパチンコ、スロット、ゲームなどの遊戯施設に早代わり、
というのが実情だ。

勿論、需要が多いからこそ店が増えるのだということはわかる。しかし
（愛好家には申し訳ないが）この手の施設が乱立している駅前商店街の光景は
（上手い言葉が出てこないが）なにか不安を感じてしまう。
発想が貧困 !？　他に能がないのかな？？

「週刊！木村 剛」発想次第でスペースは有効に活用できるにおいて、
木村氏が挙げている「ハウスウェディング」「ネオ屋台村」「オフィスフロアの
分割・転貸」等などの活用法は、所詮都心のごく一部でのこと。ウェディングに
関しては地域ではなくその建物だけでのこと。アーバンライフをエンジョイ！
ではなく、一日の殆どの時間を都心の外側で暮らしている者にとっては
申し訳ないが、絵空事にか思えない。