まーどんなぶろぐ

ただいま他所のSNSに外遊中。

■酒と煙草

2005年04月28日 | 日毎の些事
組織内で人の移動が多い3~4月、 連れ合いの職場でもこのところ夜の会食やお酒の席が続いています。 実際にどういった場所で飲んでいるのかは知りませんが、 本人が吸う吸わずに関係なく、毎夜、帰ってくるとスーツが煙草臭がすごいことすごいこと!

脱いだ服は直ぐにはタンスにはしまうのはよくないので一晩ハンガーに掛けますが、 寝室に置こうものなら部屋中に臭いが拡散して安眠できないので、 夜中は誰もいないリビングに放置しておきます。  近頃は衣類の消臭スプレーのような便利な物があるので、 脱いだらすぐにスプレーしますがあまり効果はありません。 次の日にシワ取りアイロンでスチームを噴きかけると、 だいぶ煙草臭はおさまります。

お酒と煙草…、 世の男性諸氏 (今のご時世、女性もかな?) は相当ストレスがたまって、 飲む量、 吸う本数が増えてしまうのでしょうか?  お召しになっているスーツもストレスたまっているはずですよ。  

脱いだら直ぐに洗濯機に放り込める服ならまだしも、皆さんはスーツについた煙草の臭い、どうしていますか?

■不心得者

2005年04月27日 | 巷の話題
関西で起きた前代未聞の電車事故は、ニュースの度に犠牲者数が増えていく悲しい状況が続いており、遠く離れた地方で報道を見ていても心が痛みます。 

原因は何か、責任は誰にあるかを書き立てているものもありますが、周りでどう言おうが、当の鉄道会社に安全運行を徹底させてもらわないことには、利用者の不安はぬぐえません。  今となってはこの会社が掲げている理念 ハート&アクション に書かれている文言が白々しく感じられてしまいます。

上場企業で不祥事があると、すぐさま投資家の嫌気を誘い株価が急落します。 事故が起こった晩の子どもとのやり取り・・・
子ども 「これ持ってるの?」
私   「ううん、”西”は持っていない」
子ども 「じゃあ、下がったところで買ったら?」
私   「人の不幸に乗じて儲けるのは不心得者のすることよ!」

実際 9021株は年初来安値を更新し続けているとか。 嫌気売りをする人がいる一方で、ここが買い時と狙っている人もいるわけです。 
ああ無情・・・。

■ネコ、踏んでいい?

2005年04月26日 | 日毎の些事
ドスン、バタン、ギャ~、
昨晩の隣家の庭での騒動、 あっ、猫の騒ぎのことです。
野良猫の繁殖シーズンがまた巡って来たのでしょうか、 お隣の物置の壊れかけたトタン屋根の上で大立ち回り! 真夜中でも人間サマへの迷惑を顧みず、 ご精がでますこと!!

昨日(25日)の日経新聞 文化欄に面白い記事が載っていました。
「ねこふんじゃった」の謎
  なぜか国ごとに曲名が違う、有名なピアノの小品を研究

記事の要約
子どもの頃、「ねこふんじゃった」 ばかり弾いていたのを親が見かねてピアノ教室に通わせ、その後、音大に進みプロになった宮本ルミ子さんは、長年この曲について調べ、諸外国の資料などを集めている。

今までに各国で25の曲名を突き止めた。 そのほどんどが作曲者不詳とされている中、作曲者記載の楽譜がみつかった。 

それは、ショット版(独)の ”FLOH WALZER (ノミのワルツ)” という曲で、1927年に死去したフェルディナント・ローの作曲と記されている。 

楽譜の解説者によると、作曲者名 《Ferdinand Loh》 の F と Loh がくっついて、
”FLOH WALZER ” になったとある。

♪♪♪♪♪

ふ~ん、 「ノミのワルツ」か~。 でも、日本の「ねこふんじゃった」は ズンチャ、ズンチャ…、2拍子、 つまりオリジナル(ワルツの3拍子)をアレンジしたことになりますね。 このドイツ人のオリジナルはどのようなものだったのかしら・・・?

隣家に巣食っている野良猫め! 今晩も騒いだら、 踏んずけちゃうからね!!

♪♪♪♪♪
日経新聞に記載されていた宮本さんの専用サイト
  『ねこふんじゃった資料室』 : http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2623/

■ライラック

2005年04月25日 | ガーデン
ライラックというと5月に咲く北海道の花というイメージがありますが、 このあたりでは4月が盛り、我が家の庭のライラックも咲きほこっています。

芳香剤などで ”ライラックの香り” なんていうのがよくありますが、 本物はあのようにドギツイ匂いはしません。 鼻を近づけるとほのかに甘い香りがする程度です。

以前加わっていた合唱団のレパートリーのひとつに 『ライラックの森』 という歌がありました。 新川和江さんという方が書かれた詩にメロディーをつけたもので、 オトメティックな歌ですが毎年この時期になると思わず口ずさんでしまいます。
♪ライラックの木かげで わたしたちは目を輝かせて語りあった
 ・・・・・
 ・・・・・ 
 むらさきの花のうえ 
 あかるくひろがっていた 四月の空


■花子

2005年04月23日 | 私のこだわり・芝居編
春の陽気に誘われて、新勘三郎が踊る「娘道成寺」 の白拍子花子 でも観てみようかと、 十八代目 中村勘三郎襲名興行 の歌舞伎座へ。 これといって中村屋を贔屓にしているわけではないので、先月の襲名披露はパスしてしまいました。

歌舞伎を見ない方でも 勘三郎といえば 旧名勘九郎時代からマスコミへの露出度が高かったですから、ア~あの人とおわかりでしょう。 私が子どもだった頃から周りの大人たちが ”かんくろうちゃん” ”かんくろうちゃん” と言っていたので、やんちゃでじっとしていない勘九郎がそのまま中年男性になったようなイメージが定着しています。

それと、新勘三郎は、先代つまりお父さんと容姿だけでなく、舞台での立ち居振る舞いまでもが似過ぎていて、 先代のオーバーアクションが鼻について良しとは思っていなかった私には、 (新勘三郎の芝居も)どうも頂けないな~、と感じてしまうのです。 まあ、好みの問題でしょうかしら・・・。 そんなわけで、観に行くなら襲名演目として舞踊を入れている4月の昼の部だけかな、と考えていたわけです。

『京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)』 は結局どうだったのか? って、 種々の劇評にあるとおり上手いには違いないのですが、 ところどころで過剰な振りが気になりました。 愛らしく首を傾ける様で30度傾ければいいところを45度傾けるなど、 この人の流儀なのでしょうが、 ちょっと私の趣味ではないんですよ。

昼の部最後の演目で、 切られ与三の仁左衛門とお富の玉三郎が絶品でしたからだいぶ気を取り直せはしました。 夕食は家族で待ち合わせて久しぶりに天ぷらを食べに茅場町へ、 若あゆの天ぷらを期待して行ったのですが、ちょっと時期が早かったようで行った店では仕入れておらず残念。 鮎はまたの機会に。

■D→P

2005年04月22日 | 日毎の些事
下着以外の着る物のほとんどを、 古着屋でみつけてくる我が家の息子。 独自のファッションセンスを社会人になっても貫き通しています。 

ですから流行品やらブランド品などはあまり着ないのですが、 数日前、雨模様で肌寒かった日に、1枚だけ持っている薄手のブルゾンを着ていきました。 ミラノのドルチェ&ガッバーナでみつけたものらしいです。

それを見ていた下の子が、 
「お兄ちゃんには D&G より P&G の方がお似合いじゃん!」

■エンジェル

2005年04月20日 | 巷の話題
断っておきますが、私は ”月9(げっく)TVドラマファン” ではありません、 通りすがりです。

今週から始まった月曜9時~のキムタク・ドラマ 『エンジン』 では、 なんとエアロの
” エンジェル ♪ ” が使われているではありませんか! 以前もキムタク・ドラマで クイーンの曲を使ってCDがリバイバルヒットしましたね。 今度はエアロスミスで二番煎じのつもりかな?

” ANGEL ” は1987年発表の ” PERMANENT VACATION ” に収録されている曲で、当時はシングルカットがヒットチャート上位にランクされ、ビデオクリップもヘビーローテーションで流されていましたから、記憶に残っている方も多いでしょう。 タイトル通り 妖しげな天使がほわ~っと出てくるんですよね。 

リフ部分の歌詞が
♪ You're my an~gel  come and save me tonight ・・・
という具合に、独り者のわびごとを歌っているわけです。 

ドラマではこのほかにも挿入歌としてエアロのヒット曲が使われていました。 まあ、どうせ来週以降、見続けるわけではありませんからどうでもいいことですが、
どうか ” JANIE'S GOT A GUN ” ( '89 ” PUMP ” 収録)を使うようなストーリー展開にならないことを祈るばかりです。

追記 : ”JANIE'S GOT A GUN ” の歌詞はこちらで見られます → click here !

■F→B

2005年04月19日 | 巷の話題
昨晩テレビニュースでお台場と六本木の手打ち記者会見の映像を見て・・・

家族の間では会見の内容には皆感心が薄く、もっぱら Hエモンの着ているTシャツのロゴについての話題で持ちきりになりました。 (参照 写真) まだ見られるかな?

”…ITCH ” 上から羽織っているシャツに隠れてあたまの文字が見えなかったんです。 しばらくして本人がちょっと横を向いた拍子に、あたまは ”F” だとわかりました。 

な~んだ、 FITCH のシャツか~、 と息子。  F じゃなくて B だったほうが Hエモンらしかったんじゃないかな、 捨てぜりふっぽくってさ・・・ 。 

実際に A & FITCH で こんな(趣味のヨロシクナイ)Tシャツを売っているのか知りませんが、まあこの人のことですから、コピー商品なんか着たりはしないでしょう。 

でも、全国ニュースで流されることを狙って、
あたまの文字はなんだろう・・・? 
 B ?  まさか!? 
と思わせる Hエモン流のアピール術だったのかもしれませんよ。 この人なら実際に、そういうことも織り込み済み、想定の範囲内で衣装コーディネートをしちゃいそうですから。
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下世話ばなしですが、キムタケさん にTB。

■氏 はずし

2005年04月18日 | 日毎の些事
先日、子どもが新聞の健康欄に載っていた メニエル病についての自己診断項目を読んでいて、 ( 自分も) 同じように時々めまいがする、耳鳴りもある・・・、ひょっとして自分はメニエル病ではないか、とつぶやきました。

なにボケたこと言ってんの! あなたのは二日酔いに加えて耳垢がゴソゴソいっているだけのことじゃないの!!

メニエル病とは、症例を発表した仏人医師 プロスペール・メニエールの名前をとってつけられた内耳疾患によってめまいや難聴になる病気の名前で、以前は 「メニエル氏病」 と呼んでいたように思います。

同様に、甲状腺疾患のバセドウ病についても、独人医師 カール・フォン・バセドウの名をとって 「バセドウ氏病」 と言っていました。

日本語では、敬意を表して(?) ”氏” をつけることがよくありましたよね。 でも、最近は何故か知りませんが敬称を省いて呼んでいます。

それでは、スウェーデンの天文学者セルシウスが定めた ” C ” や、 ドイツのファーレンハイトが定めた ” F ” を、 「摂氏」 「華氏」 と敬称をつけて呼ぶのもやめにしたらいいのではないかしら!?
(ちなみにファーレンハイトは中国語表記が「 華 倫海(ファーリンハイ) 」となっていることからきているそうです)

でも、 ”氏” を省いちゃったらどう言えばいいのかしら・・・
などと週のはじめから つまらぬことを考えています。

■・・・丸 ?

2005年04月15日 | 巷の話題
先日書いた中国での騒ぎ、 テレビからはデモで暴徒化した学生たちの投石場面の映像が繰り返し流され、 現地では日本人駐在員家族や留学生たちが、今週末も再び騒ぎが起きるかもしれないと戦々恐々となっているようです。

13億もの人がいる国ですから、ごく一部の不逞の輩の仕業、と言ってもその ”一部” に相当する人数がやたら多いだけに、事態は予断を許しません。

何十年も前、日本でも学生がデモで騒ぎを起こしていましたよね。 ヘルメットにタオルでほほ被りをし、スクラム組んでジグザグデモ。 カルチェラタンだとか称して御茶ノ水あたりでしょっちゅう機動隊に向かって投石騒ぎ・・・。 火炎ビンなんていう恐ろしいものも投げられていましたっけ。 

中国のデモ映像を見ていて、その頃の日本を思い浮かべました。 もっとも私は全共闘世代よりもっと下ですが。

あっ、そうそう、 先日、団塊世代のオジサンと三十代前半の女性と三人で話していたとき、 その女性曰く、「 わたし、”かくまる” の ”まる” って、 ”丸” のことだとずっ~と思っていました!」
聞いていたオジサンと私は、キョトンと目を合わせてしまいました。
マルクスも草葉の陰で嘆いていることでしょう。

■ちょっと苦手

2005年04月14日 | 日毎の些事
多趣味が趣味と公言し、歌舞伎、ロック、管弦楽、オペラ、バレエなどなど、暇とお金があれば出かけていく私ですが、苦手なものだってあります、 それは・・・ ミュージカルです。

特別親しいわけでもない知人から 帝劇ミュージカル 『レ・ミゼラブル』 のお誘いを受け、 お断りするわけにいかなかったのでお招きを受けることにしました。 

私が日本で観たことのあるミュージカルといったら、 子どもの頃、何だか分からずに母に連れられて観に行った江利チエミの 『マイ・フェア・レディー』 とか、 有馬稲子の 『風と共に去りぬ』 くらいです(今の若い人達は知らないでしょうね・・・)。 

日本でミュージカル・ブームが起こっても、こんなクサイもの観ていらんない! という思いが先にたち、 東宝ミュージカルも、劇団四季も、もちろんタカラヅカもずっとスルーしつづけてきました。

それで何十年ぶりかで観たミュージカルは・・・
まず、大音量の声がスピーカーから聞こえてくるので、どの人が歌っているのかさっぱり分からない。
歌い手のヴィブラートの振幅が大きすぎ、めまいがしてきそう。
歌声にやたらエフェクトを掛けていて気持ちが悪い。

幕間まであと何分? フィナーレまであと何分?
誘ってくださった方に気づかれぬよう、腕時計ばかり眺めていました。

■カエル

2005年04月13日 | ガーデン
今年はまだ見かけないな~と思っていた庭に住み着いているガマガエル、 昨晩 庭に出たら3匹うろうろしていました。 冬の間は庭の隅に重ねてある植木鉢の下にもぐりこんで冬眠し、 例年3月頃に這い出してきます。

でも、庭にあった池を埋め戻してから もう何年も経ちますし、 周りの家との境はブロック塀ですし・・・、 いったいこのカエル達は、何年前に何処で生まれのでしょう。

オタマジャクシの尻尾がなくなり足が生え、陸に上がりたての1年生ガマカエルなんて、1センチ足らずの大きさですよね。 翌年まで無事に成長したとしても数センチがいいとこでしょう。 ガマの油に登場するような大きさになるまでに何年かかるのでしょう。 

そもそも、カエルの寿命ってどのくらいなのでしょうね・・・?  
どなたかご存知ありませんか??

■スービト!

2005年04月12日 | 巷の話題
先週行われたローマ法王 ヨハネ・パウロⅡ世の葬儀のテレビ報道で、 サン・ピエトロ広場に ”SANTO SUBITO ” と書いたプラカードを持った人の姿ががあちこちに見えました。 『 亡くなったヨハネ・パウロⅡ世を すぐに聖人にして!』 という一般信者の願いなのでしょう。(参照 朝日新聞記事

私はカトリックのことについては世間一般常識くらいしか知りませんが、 以前ローマ法王庁の様子を紹介したテレビ番組で聖人の審査についても触れられていて、とても興味深かった覚えがあります。 聖人審査は 客観的な判断をするために、昇天後、年月をおいて慎重に生前の功績を精査すると語られていました。

ヨハネ・パウロⅡ世について良し悪しを言うつもりは全くありませんが、 聖人といわれる崇拝対象を置くこと自体に疑問を感じるので、私にはカトリックの信仰心がないのかもしれません。

さて、プラカードに書かれていたイタリア語の ”SUBITO ”、 音楽の譜面などに出てくる表記 ”subito piano (すぐに音を弱くする)” のスービトですが、 例えば混雑しているトラットリアなどで、給仕の店員に「すみませ~ん」 と呼んで、 「スービト(すぐに)!」 と応答されることなどでも耳に残っていますよね 。

しかし、 「ハ~イ、直ぐに参りま~す」 なんて返事しておいて、まずもって直ぐにはきません。 イタリア人に限らず、ラテン系の人たちが考える 『スービト』 と日本人が考える 『直ぐに』 とは概念が違うのかもしれません。 

そう考えると、 ”SANTO SUBITO ” は、「即座に聖人にせよ」 とごり押ししているわけではないのかな・・・。 法王に最期の別れをしに集まった群衆の映像を見ながら、 私はひとり的外れなことを考えていました。

補記: Wein, Weib und Gesang ブログ、 pfaelzerwein さんの 『 人のためになる経済 』 は、 ヨハネ・パウロⅡ世の資本主義への挑戦を評価するドイツの新聞記事を紹介しているもので興味深かったです。