uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

ワーキングプア

2008-06-16 01:43:17 | 本と雑誌

蟹工船 (まんがで読破)

夕方近くの本屋さんへ行って、本を何冊か購入。

働き始めたばかりの頃、管理職になる人への餞の言葉があった。

ある同僚が「蟹工船を忘れるな。私たちは同じ労働者なのだから。」と締めくくった。

あの頃は世の中はバブル景気で、その職にしがみつく必要など無いとほとんどの人が思っていたと思う。

私は好きな職業に就けているけど、やっていることは当初の理想からどんどん離れている。

制限も増えたし、無理のできない人は置いていかれる。

それは社会全体にいえること。若者は日雇い労働者で使い捨てされる危機感を持っている。

ワーキングプアってかっこよく聞こえる。フリーターとかハケンとかも。だけど、労働環境は「蟹工船」と違いは無い。

だから、惨たらしい事件も起こる。

昨日の地震の被害と匹敵するほどの事件だ。

だから、漫画なのね・・・と思って購入。30分ほどで読んだけど、まさしくこれが今だ。

私は赤ではない。何色でもない。けれど、どんな色も迫害してはいけない。

そのうち、弾圧されて世の中から抹殺される思想も出てくるのかな。

歴史は繰り返すって言うけど、回避する方法は歴史から学んでいち早く繰り返さなくては。


おやじ☆ナイト

2008-06-16 00:58:21 | 日記・エッセイ・コラム

おやじ☆ナイト

2年に一度の喉の不調。お医者に行っても原因不明といわれるのはわかっているから・・・

先々週末からしのいでいた。

1週間前にあまりの痛みに熱まで出て、夜中にパジャマ替えまくって月曜出勤。

それから宿研引率。

いろんな人に会っては「声どうしたの?」と聞かれ、声変わりだというと「大人になるのかい?」と返され、子どもには「スナックのママみたい」と言われ、サービスでまた来週ね!と美術室から送り出し。

なかなか空元気も出せずに担当学校の方々の手引きどおりに動くだけで、とほほ・・・でした。

14日はドーム観戦。「オヤジナイトなので一緒に行きましょう!」と同僚に声をかけてもらったので、総勢6名で馳せ参じ、たっぷり日ハム勝ち試合を堪能させてもらいました。

でも、おやじナイトでなぜ誘われたのか!?・・・こういうことはあまり深く考えないほうがいい。

一緒に行ったお子様たちがもうかわいくて、わたしはそれだけで幸せ。

いいねえ、子どもは夢があって。帰りはほとんど11時になって、2年生の子があくびをして「あっ!今、よく眠れる呪文を言ったな~」と言うと、すぐにもう一度あくび語で返してくる。

楽しいなこんな会話。

おやじ☆ナイトはおやじのお祭りでした。

すごかった。巨大スクリーンにキャッチされる人も何と言ってよいものやら。

なんせ、おやじ前提なのだから、「あなたはまさしくおやじに見えます」と言われている様なもの。かなりいい感じの風貌の方々ばかり選ばれてました。

いずれ、おばん★ナイトとかできないかな。

その時はBBモヒカンかぶっていくよ。声も嗄らして集結するよ。


また1冊

2008-06-08 11:42:36 | 本と雑誌

専門書ばかりを読んでいて、少しだけ脱線して。

読みたかった本を1冊だけ消化。

『永遠の途中』 唯川 恵。

永遠の途中 (光文社文庫 ゆ 3-3)

永遠って何だろう。

少なくとも今の自分は永遠じゃない。いいことの永遠なんて信じない。

変わる事は当たり前。変わらない事は奇跡。変わらないようにあがくのも必然。

人付き合いも深いほうへ一歩踏み出すと終わりをシュミレーションせずにいられない私。

だから、他に比べると、うやむやにしていることもきっと多い。

でも、自分に無いものを持っている人を羨ましく思ったり、もう自分には手に入れられない何かを意識しては、人生の選択肢から消えている道を振り返ったり。

だれにでもあるのかもしれない。

だから、自分にしかできない事、今の自分だからできることをとらえていたいと思う。


重かった~

2008-06-08 11:28:17 | 映画

ハートフルな展開をちょっとだけ期待して、タイトルの始めのほうだけで判断して見始めた。

「母たちの村」。

重かったー。全てが理不尽でいらっとする。虐げられながらも、だんだんと手に入れていくもの。

自分には何のプラスにもならない事で慣わしとして続けられているものって、私の周りにもあるんじゃないかと考えて・・・。

見つけちゃったから、がっくり来る。1個じゃないから、尚の事。

「憑神」・・・台詞回しが学芸会っぽくて、コメディだろうと踏んで見た。

将来有望な武士の役が妻夫木君。だんだんとへビィな展開になって。最後の米米クラブの曲でおちゃらけた。


寄り道まわり道

2008-06-08 11:18:33 | 日記・エッセイ・コラム

6月ってこんなだったか・・・。

何となく、急がずに、職場のテンポをつかんできた。

全道サッカーとか、毎日の準備とか。

6月1日体育大会は小雨が降る中実施。ほとんどは濡れもせず進んだけど、クライマックスは完全な雨。

終わりの雨は子どもたちにはかなりドラマティックなものだったらしく、アドレナリンがたっくさん出ていた感じ。

子どもの頃の雨の記憶、印象深いはず。体調を崩さなかったのでまあ良しとしよう。

で、振り替えを返上で事前学習参加。休み明けに、子どもと二人で他学校の授業に出席。

顔ぶれがわからなければ緊張する人なので、とても重要な別行動。

絵も1枚だけ出したけど、1枚じゃあダメだよなあ。自分に喝を入れて妥協できるラインまで仕上げた。でも、ダメだよなあ・・・。

土曜日はあねごのリサーチで懐石のランチ。いろいろ話しておいしいひと時。

帰りに温泉。喉のタダレが体調をグダグダにしていたけど、お料理と温泉でかなり回復。

本日の温泉は「ラベンダー&カモミール」。線香くさかった・・・。内湯は「ローズマリー&カモミール」。こっちはいい香り。

花の苗を購入して帰宅。

プルのブラッシング。気持ちよさそうにしているので続けていたら、背中に小さなハゲチョビンができて、あわててストップ。

これからがいい季節。花と野菜と読書と・・・。

来週は宿泊引率。頑張るぞ。