uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

「負」

2007-11-27 17:00:31 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は「この指止まらん会」。

労働ダンピングの学習会。・・・どうして「負」の産物ばかりなのか。

話せば話すほど、つらい気持になっていく。

どこで話を締めくくるか。全員一致したのは「明るい兆しが見えるところでやめよう」。

キャリア教育などと言われているけれど、大体が資格取得とか根気強さとか。

それが大切だということは、子どもだって知っている。

問題は自分がつらい時、がんばっても乗り切れそうに無い時にどう働くか。

「なかま」や労働観こそ大切。

社会人の多くは「これをしていかないと会社がつぶれますから」と言われて、

ちょっとずつ超過勤務、無料奉仕、ノルマ制、保障のない労働をするしかないと思っている。

法律違反なんだよね。

今言われているキャリア教育は「できる人材・がんばれる人材」に焦点がある。

労働を商品化する流れだ。これってどうよ。

金融機関再生に過去にあれだけ税金をかけた私たちは、物価上昇をくい止めるためには出し惜しむ。それってどうよ。

もうすぐ、栄養失調で命を落としたりする世の中がやってこないように。

気持ちだけはポジティブに。