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川端康成コレクション展

老母をともなって今日が最終日だった『川端康成コレクション展』を見てきました。



川端康成の小説『千羽鶴』の続編『波千鳥』の舞台が久住高原とここ豊後竹田が主要な舞台背景になっていること、川端康成の出身地が茨木市で、それは旧竹田・岡藩のお殿様である中川家の出身地であること等のご縁から生まれた展示会だったのでしょう。

それと、茨木市は隠れキリシタンの里であり、教科書にも載っているフランシスコ・ザビエル像のフラスコ画が残されていた場所でもあります。大分はザビエルが初めて布教に成功した場所であり、彼は竹田にも来たという。禁教される前、竹田はたくさんのキリシタンがいた・・・

茨木市と竹田市にはそういうつながりがあって、自分自身も含めて不思議なご縁を感じながら川端康成所蔵の美術品を鑑賞させてもらいました。

2006年12月にこのブログで『波千鳥』のことを話題にしています。

http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/4d415af2847f73dd0e19a8d58d2fd172

http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/f1f0c317b2f30f8ac600052a664a0d0d

http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/d7292d85ea0abb6c344bd7f5273a8d7e