ふりかえれば…まろ

まろやパンダは最近露出が減ってますが、時折更新されてます。

アメリカ・サンディエゴへの旅9~寛容って、こういうこと、かな。

2008-10-02 | 【遠足】アメリカ
アメリカ。と云えば。郊外のロードサイド店。
お世話になった妹ちゃんのお友達には生まれて半年のベイビィが。
というわけで。ベビーザらス。へ。れっつごー。
そこで、発見をいくつかしたのですよ。

ひとつは。駐車場が斜めに切ってある。ということ。
土地が広くて。そして車が大きいから。かしら。
通路に対して角度が緩やかだから。入りやすくて出やすい。


ふたつめは。障害をお持ちの方の駐車場。

とは別に。
‘Stork Parking’なるものがあったこと。
直訳すると「コウノトリ駐車場」。
つまり妊婦さんのための駐車場。ということなんです。

初めて見たのだけど、日本のベビーザらスにもあったりするのかしら?
でもいずれにしろ、まだまだ一般的ではないですね。
妊婦専用駐車場ということになると、小さな赤ちゃん連れの場合はどうなんだ?
なんていう議論もされているようですが。
でも。コウノトリさんの絵が素敵。と思いましたです。


サンディエゴでとっても印象的だったことがあります。
それは、何処に行ってもお友達の赤ちゃんが、大切にされていたこと。
例えばキャッシャーでの出来事。
「まぁ。なんて可愛いベイビィなの?お名前は?なんてキレイなおめめをしてるのかしら?ほんとにキュートだわ」
会計が終わってからも、ひとしきり、大絶賛♪
次の人がレジで並んでいても、おかまいなし。です。
そして、会計を待っている人たちも。何も云わない。当たり前のように黙って待っている。寛容です。

それは、日本のスーパーでは、おそらくほとんどありえない光景です。
レジは、我先に、会計を済ませるのが、日本では当たり前の風景。
油を売るレジでは冷たい視線が突き刺さり、おばちゃまたちは視線だけでなく、実力行使で前へ前へと列を詰めようとする。

たった数日の滞在だったのに、このことは帰国後の私の中にとても深く残りました。
以前は、細かいことや繊細なことは美徳だって思っていたのだけれど、必ずしもそうでもないなと、思うに至ったのでした。