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ジャニーズ性加害問題が重大な人権問題となったのか

2023-09-26 10:33:35 | 時事
 このところ色々なメディアでジャニー喜多川氏の性加害問題が大きく取り上げられています。

私はジャニーズタレントの誰かのファンでもありませんので、いわば第三者として見ていますが、色々と違和感をもっています。

この問題(事件)は亡くなったジャニー氏が所属する若いタレントたちに性的な暴行を加えていたのに、彼が絶大な権力を持っていたため、それを知っていた事務所やマスコミなどのメディアも知らん顔をしていたという理解で良いのでしょうか。

実際数年前その被害者が声を上げたようですが、それを取り上げるメディアは全くなくいわば無視されてしまったのかもしれません。それでもこの事件の犯人が亡くなってから被害者たちが公表し、それを報道するという事はおかしな気がします。

被害者が男性であっても、性的暴力を振るわれたのはれっきとした犯罪でしょう。しかし加害者である犯人が亡くなっている場合どうなるのか、法律に詳しくないためよく分かりませんが警察も動かないような気もします。

加害者が亡くなっているこの時期に、被害者の団体は何を訴えているのでしょうか。もう犯人は謝罪できませんので、例えば賠償金などを請求するのであれば、加害者の所属団体であるジャニーズ事務所ではなく、遺産の相続人に行うのが筋のような気がします。

現在の報道の主眼は、こういった事件を見逃してきたジャニーズ事務所や、それを報道してこなかったメディアに向けられているようです。しかしこの事件に目をつぶってしまったジャニーズ事務所を非難すべきでしょうか。

創業者であり絶大な権力を持つ上司に、部下が自分の地位やポジションを失うかもしれないのに対処できるとは思えません。確かに未成年男子への性加害という事件を軽く見ていたのかもしれませんし、それで人権問題といったことが出ているのでしょう。

この件が大きく取り上げられるのは、多くの有名タレントを輩出していることが原因です。そうであれば現在活躍しているタレントが、この事務所から脱退してしまえば簡単に解決できそうですが、現実的には難しいのかもしれません。

被害者の方たちは、いまさら何をという感じもするのですが、やはり一番守るべき人たちでしょう。この問題が長引けば、被害者にも迷惑がかかる可能性もあり、一刻も早い鎮静化が必要なのではないでしょうか。

なおジャニーズタレントをCMに積極的に起用する企業があれば、私はその企業を応援します。


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