ごっとさんのブログ

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新型コロナワクチンの効果と副反応

2024-07-16 10:31:28 | 健康・医療
新型コロナワクチンは有料化の話しが出ていますが、私は無料で5回も接種しました。

本質的には2回すればそれ以後はあまり意味がないと思っていましたが、なんとなく5回も接種してしまいました。それでも1月の終わりに感染し、間質性肺炎となり10日間も入院しましたので、本当にワクチンの効果があったのかを疑っています。

最近日本各地で新型コロナワクチンの副反応についての提訴が相次いでいるようです。ここではワクチンの有害事象の被害はどれくらいなのか、ワクチンのメリットとデメリットについての記事を紹介します。

ヒトの身体には、病原体などを排除する免疫反応が備わっています。獲得免疫反応はその機能のひとつですが、ワクチンはこの機能を利用して感染症を予防しようというものです。

免疫反応を引き起こすため、病原体を弱毒化させたり、病原体が免疫反応を引き起こす部分だけを使ったりするのがワクチンです。新型コロナのワクチンは、従来のワクチンとは異なったmRNAワクチンでした。

新型コロナのウイルスは、体の細胞へ侵入するための独自のタンパク質を持っていますが、mRNAワクチンはこのタンパク質に結合する抗体を作るための設計図です。

抗体が結合すれば、身体が持っている免疫反応がウイルスの侵入や増殖を防ぐことができる中和作用が起き、中和作用を持つ中和抗体ができるという事になります。弱毒化させていたり免疫反応を引き起こす部分だけとはいえ、ワクチンには身体への有害な副反応を及ぼす危険性があります。

mRNAワクチンは獲得免疫部分であるmRNAが非常に不安定なため、脂質のカプセル格納する必要性があり、以前からこの脂質部分に副反応を引き起こす危険性が危惧されていました。

脂質カプセルが副反応の原因になるかもしれないと分かっていながら、パンデミックを終息させるためやむを得ず使ってきたという側面があったのです。

当初mRNAワクチンの副反応は、接種した部位が痛くなったり、腫れたり、頭や関節などが痛くなったり、倦怠感を覚えるという報告がありました。さらに重篤な副反応については厚生労働省が、心筋炎や心膜炎の既往症がある人に対して注意するよう確認されています。

予防接種健康被害救済制度で、新型コロナワクチンの副反応として認定された件数は、2024年6月までに7458件となっています。

このワクチンの接種回数は2024年4月までに4億4000万回程度となっていますので、副反応の件数が多いかは微妙なところですが、やはりワクチンは副反応が出る可能性を覚悟して接種すべきものといえるのかもしれません。