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黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

ジパング倶楽部

2014-11-13 06:36:33 | ちょっとした知識
昨日は朝から喉が痛くてそちらばかり気にしていたらブログの更新をすっかり忘れてしまいました。

さて、もうずいぶん前のことになりますが・・・こんな友達ご夫妻が遊びに来てくれた時のことであります。


この方たちは全国至る所に旅に出かけておりますが全て公共交通機関を利用しての旅です。

で、一緒に飲んだ時に旅の話題で盛り上がりまして・・・JRのお得な情報を教えていただきました。

それによりますと・・・賢パパぐらいの歳になると「ジパング倶楽部」に入る事が出来るのでJRの運賃がかなり割引されるらしい。

それを聞いた賢ママが早速ネットで調べまして・・・入会の申し込みをしたのだそうです。

ほどなくこんな「会員手帳」が送られて来まして


同封されていたガイドブックによりますといくつかの特典があるようですな。


2の会員誌「ジパング倶楽部」を毎月お届けいたします。

3の会員向けの旅行を案内します。

なんてのはどうでも良いんですが・・・一番の特典が1のJR線が割引になりますぢゃまいか!

どのくらい割り引になるのかと申しますと201Km以上の距離を利用する時には最初の3回が料金の2割引きで


4回目からは3割引き


入会金は無料ですが年会費が定めれておりまして夫婦会員の場合は二人で年間6290円。

又、割引の特典を受けられる回数に制限がありまして最初の3回の2割引きの後は3割引きが17回。

まぁ、よほどの旅好きでない限りこの制限回数を超えての使用はないと思いますがね。

で、賢パパはこの時の品川までの往きと帰りで2割引きが2回。

更にその次の週のこの時には往きが3回目の2割引きで


帰りは4回目なので晴れて3割引きに昇格しました。

賢パパの実家がある福島県の駅までは新幹線を使って往復すると22000円ぐらいの料金になりますので・・・3割引きだとひとり分でも7000円近くで賢ママと二人分なら13000円以上も割引になります。

どうです、これでこんなものや


こんなものも余裕で行ける。


ただし、今回の帰省には息子も連れて行ったのですが・・・息子の分を買うことは出来ませんよ。

なぜなら会員はいつもこんな写真つきのカードを持ち歩いて


検札の時などに係員の要望があればいつでも提示しなくてはいけません。

30歳の息子がジパングの会員と言っても誰も信じてはくれませんからね、ハハハ。

映画なんかでも「シニア料金」と言うのがあるし・・・歳をとるのも悪い事ばかりではありませんよね~。

で、冒頭に書いた喉痛の件なんですが・・・応急処置ならこれが一番と思いまして仕事帰りに買って来ました。


えぇ、二本人ですからもう一本。


ついでに昼飯のこんなものまで。


後はおとなしく寝ていたんですが・・・一向に良くなる気配がありません。

調子が悪くても賢の散歩は欠かせませんから・・・頃合いを見計らって家を出ますと

おぉ~、もう少しでクライマックスを迎えますな。

もっと見晴らしの良い所まで行って写真を撮ろうと思っていたら・・・賢の野郎のノロノロ歩きのお陰で間に合わず。

何ともトホホな幕切れでした。

昨夜も相変わらず咳がひどくて・・・今日一日が思いやられる。

状況を見ながら早上りも考えなくてはいけませんな。







富士山の初冠雪

2014-10-16 06:41:19 | ちょっとした知識
昨日のブログで第一報をお届けいたしましたがやっと富士山の初冠雪が観測されましたね~。

これが「富士友」から拝借した昨日の朝の富士山の写真でしたよ。


去年は例外的に遅くて10月19日が初冠雪だったのですが・・・一昨年なんか賢パパが登った9月の12日でしたから今年はずいぶん遅れていましたよねぇ。

記録を調べてみると過去30年の平年値は9月30日だそうでありますよ。


それにしてもずいぶん古くからの記録ですな。


賢パパが遭遇した2012年はこの5年では一番早い。


ところで・・・どうして「初雪」じゃなくて「初冠雪」なのか御存知でしょうか?

気象庁の定義している初冠雪とは「その年の山頂での1日の平均気温が年間で最も高い日以降に山麓の気象官署から見て山頂付近が初めて雪や雹などで白く見えること。」なんだそうです。

ですから、登山者が山頂での積雪を確認して「今シーズン初めて雪が降っている」という情報を流しても積もって山麓から白く見えなければ初冠雪ではありませんし、一市民が目撃しても「山麓の気象官署」が見ていなければこれもダメ。

現に今年の9月11日に富士山頂には積雪がありました。

このライブカメラの画像では微妙な所ではありますが


静岡新聞にも山頂の航空写真の画像が載りました。

それによればはっきりと山頂の積雪を確認することが出来ましたが・・・甲府の気象台から確認することが出来なければ「初冠雪」とはなりません。

それならば「初雪」はどうでしょうか?

昔、富士山の山頂に有人の測候所があった時代は職員が「初雪」を確認していましたが・・・無人となってしまってからは「初雪」の確認が出来なくなってしまったため富士山の「初雪便り」はなくなってしまったそうです。

初冠雪の話に戻りますが昨日は冒頭の写真の他にも御殿場からのライブカメラの画像にも写っていたのに


どういうわけか「初冠雪」の発表はありませんでしたよ。

これはなぜかと申しますと「甲府地方気象台によると、富士山頂の気温は午前6時に氷点下6・7度を観測。富士山の冠雪は、気象台の職員が目視で確認した上で発表されるが、山頂には雲がかかり確認できないため、初冠雪の発表はなかった。同じく、独自に観測している富士吉田市でも発表されていない。」ということでありました。

今朝は天気が良くなったのできれいに雪化粧した御山に期待して散歩に出たのですが・・・あいにくこんな雲の中。(陰?)


でも・・・これは時間が経てば消える雲です。

帰宅して朝飯を食べてから外に出てしばらく粘っておりますと



何とか仕事に行く前に撮ることが出来ましたよ。

これなら今日は間違いなく「初冠雪」の発表があるでしょうね~。


低くなると・・・高くなる

2014-09-30 15:27:42 | ちょっとした知識
何だか禅問答みたいなタイトルですが・・・仕事関係の話題ですよ。

タイトルだけご覧になって「はは~ん」と気がついた方はかなりの園芸通でしょうねぇ。

ここで言う「低くなる」のは気温の事で「高くなる」のはバラの切り花の背丈のことです。

すなわち「気温が低くなると・・・切り花の背丈が高くなる」が正確な文章でありますよ。

賢パパ、この時のブログに「到花日数」と言う用語を使いましたが・・・憶えていらっしゃる方はほとんどいないと思います。

無理もありませんよ、一般にはなじみの薄い言葉ですからねぇ。

そこで今日はこの「到花日数」のお勉強を。

ネットで調べてみましょうかね。


すると


読むのが面倒だとおっしゃる方には要約した説明ですな。


ひと言で申しますと「つぼみが着いてから花が咲くまで」の日数の事であります。

この日数を決める要因にはいくつかあるのですが一番のポイントが「温度」と言うことでして・・・夏場の気温の高い時に比べて気温が下がって来た今の時期は「到花日数」が長いのです。

一方で茎の成長は温度などの影響を受けることが少ないために到花日数が長くなれば切りごろとなった時の茎の長さが夏場に比べて長くなる・・・ぢゃまいか。

これがタイトルの文章の種明かしと言うわけでありました。

今朝の温室内に足を踏み入れてみますと・・・こんなに長く伸びた枝がたくさん


これらの一本一本を見ながら・・・これは切りごろ


これはまだ少し早すぎる

などと見極めながら収穫をして行くのが賢パパの日課でありますよ。

で、この日はこのピンクの種類を150坪分と


オレンジも同じく150坪分


ピンクは賢パパが切りながらある程度長さを揃えたので同じくらいの長さになっていますが・・・オレンジはそれをしなかったので長さがバラバラ。

バラの花ですから無理もありませんがね。

冗談はさておきまして・・・オレンジになぜ長さの違いが出たのか?

それは・・・長さによって値段に違いがあるから。

ピンクの方は全て十分な長さがあるので賢パパが調整して同じくらいの長さに切りそろえたのですがオレンジの方はそうではありません。

一番長いものでもピンクよりはかなり短くて短いものだと更に短い。

つまり、オレンジは全部可能な限り長く切った・・・と言うわけであります。

これを「選花」と言う作業を受け持っているパートさんが10cm刻みでいくつかのグループに分ける。

それを10本ずつの束にして集荷場に持って行って・・・専門のパートさんが30本ずつ箱詰めにして市場に送る・・・とまあこんな流れになっております。

おっと、肝心の茎の長さの話なんですが・・・昔は一時「長さ至上主義」みたいな時期があったようで1mもあるような長さのものが重宝されたと聞いたことがありますが・・・今ではそれほどでもないようでありまして文字通り「無用の長物」なのかも知れませんね。

涼しくなったと言いましても今日の温室内の温度は33℃くらいになっていました。

まだまだ熱中症対策を怠ることが出来ない今日この頃の賢パパであります。









新しい苗を植えました

2014-09-23 12:20:03 | ちょっとした知識
少し前のことになりますが新しい苗を植えました。

バラ栽培の温室の中に入ったことのある方でもこういう場面に遭遇するのはまれなことなので入ったことのない方にはとても珍しい写真です。


前にも写真を載せたかも知れませんが・・・賢パパが働かせていただいているバラ温室ではこんな感じで栽培を行っておりますよ。


いきなりこの写真ではわかりにくいのでこうなるまでの経過を写真で説明します。

一枚目の写真は新しい苗を定植したところですが・・・定植したのがこんな設備でありまして


この架台のことをベンチと呼んでおりまして架台の上に置かれたこれをベッドと言います。


ベッドの素材はロックウールと呼ばれる人工の鉱物繊維でありましてこの中にバラは自由自在に根を張ることが出来ます。

で、今回置いた苗ですが苗屋さんから宅急便で送られて来ました。


苗は一枚目の写真をご覧になっていただければわかりますがロックウールで出来たポットに挿し木されて作られています。

この苗を一枚目の写真のように等間隔でベッドの上に並べて行きまして・・・丹精して育てて行きます。

するとだんだん大きくなって参りますが


この枝はこのまま上に伸ばすことはなくて・・・全てをこんな風に折り曲げてしまう。


すると折り曲げた所から新しい芽が出て・・・次の茎が立って来ますよ。


これらの茎が全部商品になるわけではありませんで・・・太くて元気の良い茎だけ残して他の茎は全部曲げてしまいます。

こんな作業を何度か繰り返しているうちにコンスタントに商品のバラが切れるようになって来ます。

で、前にも紹介しましたように・・・商品として収穫する枝には手間暇かけて手入れをします。




その結果消費者の皆さんにはこんなきれいなバラのお花が届けられるんですよね~。


先日植えられたこの苗たちですが・・・2ヶ月ぐらい後の最初の収穫が今から楽しみでありますよ。

58,820人

2014-09-18 13:19:43 | ちょっとした知識
いきなりこんな数字を見せられて何の数だかわかる方はそうそうおられないと思いますが・・・ヒントは先日の「敬老の日」でありますよ。

で、この数字と言うのが時々刻々変化しておりまして・・・「54,397」なんて説もあるそうですからあまり細かい所にこだわるのは意味がなさそう・・・ぢゃまいか!

これでお分かりになった方がおられるかと思いますがこの数字は今年の敬老の日に合わせた調査の時に100歳を超えている方の人数であります。


調査が始められた1963年からの100歳超人口の推移を表わしたのがこのグラフですから・・・ずいぶん増えたものであります。


具体的な数値を紹介いたしますと・・・開始時の今から約50年前にはたったの153人だったそうですよ。


それが20年もしないうちに1000人を超えて


35年後にはとうとう10000人の大台を突破・・・ぢゃまいか。


後は年々増え続けて参りまして・・・もうすぐ60000人に手が届こうかと言う現状です。

色々な統計データがありますけれど・・・賢パパが一番気になったのは男女間の格差でありますよ。

何しろ平均寿命では6歳以上も女性上位。

この女性上位がいつのころからのことなのか・・・大いに興味があるぢゃまいか。

で、調べてみましたが・・・調査開始時の100歳以上の女性の数が133人だそうであります。


ちょ、ちょっと待ってくださいよ。

調査開始時の男女の合計が153人でそのうち女性が133人ですか?

と言うことは・・・男性はたったの20人。

残念ながらその通りでありました。


そして一昨年の女性の数が44,842人もいるのに対して


男性はその約七分の一しかいない・・・ぢゃまいか。


うう~ん、こうなったらこの事実は謙虚に受け止めることにして・・・男性の中の「少数派」を目指すことにいたします。

最後にこれはあまり参考にはならないとは思いますが・・・100歳超の人口を県別に見たデータによれば(勿論絶対数ではありませんで、人口10万人あたりの100歳超の人口比ですがねぇ)一番多いのは島根県で以下高知、山口、鹿児島、鳥取と西日本の県がずらりと並ぶ。(2013年のデータです)

ちなみに一番少ないのは埼玉だそうでありますが・・・どうやらこれは「医療・保健環境」の充実度と関連がありそうなので・・・気にすることはないようですな。

恐らく賢パパが100歳になるこれから35年の後には100歳超の人口は10万人を超えているかと・・・。

定年が75歳で年金受給は80歳になってから・・・おまけにどんどん減らされてもらえる額はスズメの涙。

消費税は恐らく20%を超えていそうで・・・住みにくい世の中になっていそうでございますよ。

だから今を精一杯楽しく生きる・・・これが賢パパのモットーであります。

ごきげんよう~。



新メンバー

2014-09-12 06:10:20 | ちょっとした知識
メンバーと言っても人間の事じゃありませんよ。

えぇ、賢パパの今の仕事と大いに関係がございます。

そうです、バラの花の新メンバーです

賢パパが働かせていただいているバラ園の規模は面積がおよそ900坪(約3000㎡)。

一棟が300坪(約1000㎡)のビニール温室が三棟あります。

その三棟の温室で栽培されているバラの品種が全部で7種類でした。

赤いバラが「マリーミー」と


「アートリークローズ」


オレンジは「ミルバ」で


残りの4種はピンク系です。

ピンク系と一口に申しましても色にはずいぶん違いがあって・・・濃いピンクは「オール4ラブ」と


「ピンクレディブル」の2種類でありまして


薄めのピンクはこの「リメンブランス」と


「マリアーナ」の2種類。


これらの7種類の花を毎朝園長と賢パパが手分けして切りまして・・・夏場の暑い時期は開花の速度が速くて翌朝まで置くと咲きすぎてしまう花もありますので園長は夕方にも花切りを行っています。

そんなバラ園に最近新しいメンバーが加わりました。

その名を「キャンディアバランチェ」と言いまして・・・ズバリこんなお花であります。


ピンク系ではありますが・・・今まであったピンクとはちょっと違いますよ。

花弁の元の方は白っぽい色ですが先端に行くに従ってピンクが濃くなる・・・いわゆる「グラディエーション」と言うやつであります。

つい先週ぐらいから出荷が始まりまして・・・まだ数量は少ないですがこれからどんどん増えて行きます。

この品種は「切り前」と言いまして切るタイミングがちょっとわかりにくいため賢パパはまだ切らせてもらえませんよ。

もう少し数が増えて来て色々な開花ステージの花が揃ったところで「基準」合わせをしてからようやく切らせていただくようになります。

「開花ステージ」と言う言葉が出た所で一つお勉強です。

バラの花の生育の状況と言うのはまずつぼみが肉眼で観察出来るぐらいになりまして・・・それが大きくなって米粒ぐらいになり、後はこんな感じで育って行きまして







最後は満開になりその後花びらを落として種子が出来ます。

この「つぼみが出来てから花が咲くまで」の期間のことを「到花日数」と言いますが皆さんは大体どのくらいかご存知ですか?

身近な所にある桜の花のつぼみが膨らんで行って開花するのを観察したことのある方なら見当がつくかも知れませんね。

まぁ、品種によってあるいは時期によっても異なりますがおおよそ45日から60日ぐらいだそうです。

賢パパのようなバラ栽培に関わる者はこの間ずっと脇芽を取ったり消毒をしたりしてその順調な生育を助けています。

こうしてみると今賢パパが切っている花はちょうど賢パパが就職したころにつぼみを付けた花なのかも知れませんよねぇ。

今日は金曜日で飲み会の予定が入っております。

が、うっかりそれを忘れていて明日は出勤することにしてしまいましたよ。

あまり遅くならないようにほどほどにして切り上げます。

では、ごきげんよう~。







御三家

2014-09-09 05:26:33 | ちょっとした知識
「御三家」は最近では「死語」になった感もありますが昔は良く耳にした言葉ですよね~。

元々の意味は江戸時代に徳川将軍家に連なる尾張徳川家・紀州徳川家・水戸徳川家の3家が「御三家」と呼ばれて並みいる諸大名の中でも特に別格扱いされていたことに因んだ表現でありまして・・・それが転じて、ある分野で最も有力な、最も有名な、最も高く格付けされた、あるいは最も人気がある3者を総称する際の表現のひとつとなったようです。

で、歌手の御三家と言えば橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦さんでありまして・・・その後こんなメンバーの「新御三家」なる名称も出現しましたね。


でも、ここで話題にする「御三家」は芸能ネタではありませんで・・・賢パパの仕事がらみの「御三家」であります。

賢パパの仕事と言えば勿論「バラ園労働者」でありまして・・・今日の話題もそのバラに関係のあることぢゃまいか。

賢パパが毎日の仕事にしているのは「バラ」の生産ですが「バラ」の下には「切り花」の三文字が加わりますよ。

「切り花」と言えば花屋さんのメインの商品ですが皆さんはこの「切り花」の種類をいくつぐらい言えるでしょうか?

10種類以上言える方は相当花に詳しい人で5種類も言えれば合格点です。

この「農水省」の統計を見ていただければ10種類を思い出すかも知れませんね~。


これらの切り花の中で「御三家」と言ったら・・・何が来るのかお分かりでしょうか?

勿論賢パパが関わっている「バラ」もそのひとつでありますが・・・昨年の生産数が約2億8700万本


そしてバラよりも若干多い約3億本にカーネーション


このふたつが二位と三位になりますが・・・それではトップは何の花でしょうか?

これがぶっちぎりの第一位となる「菊」であります。


おっとこれじゃなくて・・・こちらですか

あぁ、これは食用菊か。

その菊の数字ですが驚くなかれ、作付け面積も出荷数量も二位、三位とは一桁違う・・・ぢゃまいか。


これがほんとの「けた違い」と言うやつでありますよ。


「どうして菊が・・・?」と不思議に思われたあなた・・・この写真を見ていただければ納得なのでは?


えぇ、菊の花の使い道で圧倒的に多いのが「仏花」用としてであります。

もう何十年も前のことになりますが・・・って今年が平成26年ですから26年前のことですかね、昭和天皇のお葬式の時はお亡くなりになる直前から「白い菊」の花の需要が高まり値段が高騰したそうでありますよ。

おっと、今日の主役は「菊」でも「カーネーション」でもなくて「バラ」であります。

その「バラ」の切り花の出荷数なんですが・・・全国で第二位にランクされているのが賢パパの住む静岡県。


一位はお隣の愛知県でありまして・・・愛知はバラだけでなく「菊」の生産数においても全国一の園芸王国でありますよ。

と言うことで・・・今日の話題は「切り花の御三家」でした。

今朝は雨上がりで日本一がくっきりと見えています。

輪郭がはっきりしているので超アップにしてもピントが合っていましたよ。






今日はいつもより30分ほど遅出になるのでのんびりとした朝になっています。

全米オープンの途中までは速報で見て行けそうです。

ごきげんよう~。

「南ア」がらみでニュースが2件

2014-08-27 14:03:51 | ちょっとした知識
山歩きをされる方なら「南ア」と言えば「南アルプス」を思い浮かべることでしょうが・・・山に興味のない方だと「南アフリカ」だと思ってしまうようであります。

今日の「南ア」は勿論南アルプスの方でありますよ。

どちらも今朝の地元紙の記事ですが賢パパ的には「歓迎」と「ブーイング」にくっきりと明暗が分かれましたねぇ。

まずは「明」の方ですが・・・こんな記事が載っていました。


「南アルプスエコパーク」にも登録されて、賢パパの隠れ家のある「川根本町」がお達者度女性の部で何と県内ナンバーワン!

「えぇ~、お達者度って一体何なの?」と思われている方のために早速ネットで検索しますよ。


すると

なるほど「高齢者」の目安となる65歳からあと何年元気で自立して生きられるかの数字であります。

川根本町が第一位だった女性の部を見てみますと

21年10か月と言うことは・・・87歳ぐらいまでは自分で何でも出来ると言うこと。

で、賢パパが興味のある男性の方はと申しますと

おぉ~、第三位とは素晴らしい・・・ぢゃまいか。

18年4か月ですから・・・83歳を過ぎてもピンピンしている。

この記事を読んだ賢パパと賢ママは近いうちに住民票を川根本町に移そうか・・・なんて相談をしておりますよ。

そうそう・・・ついでにと言ってはあれなんですがこいつはどこで暮らしてもお達者度は高いでしょうな。


もうひとつの南アがらみの記事はこちらです。


これははっきり言って「暗」のニュース。

待ち望んでいる方もおられるのかも知れませんが・・・あまりにもデメリットの部分が多すぎる。

空港の件もそうでしたが計画が持ち上がってから長い年月が経過して・・・その間に新幹線を初めとする交通事情には大きな変化がありました。

その変化に対応することなく「前世紀の遺物」のような計画にあくまでこだわる。

まぁ、民間企業がこんなことをやっていたらまず間違いなくつぶれますわな。

えっ、JRって民営・・・でも何をやってもつぶれないんですよね~。

この件に関しましては「YAHOO知恵袋」のベストアンサーに説明を譲ることにいたします。

以下「YAHOO知恵袋」のベストアンサーから抜粋

国土交通省中央新幹線小委員会の答申より、中央新幹線を建設する意義は
①三大都市圏を高速かつ安定的に結ぶ幹線鉄道路線の充実(東海地震に備える)
②三大都市圏以外の沿線地域に与える効果
③東海道新幹線の輸送形態の転換と沿線都市群の再発展
④三大都市圏を短時間で直結する意義
⑤世界をリードする先進的な鉄道技術の確立及び他の産業への波及効果

これが公式の建設意義とされています。

具体的な「目的」ではなく、いずれも抽象的な「意義」であることにご注意ください。造れなくても困らないということです。

①~③では、リニア方式である必要性は全くありません。安定性や沿線効果を考えるのなら、リニア方式では逆効果です。A級活断層を何本も横切り、そのうえ東海地震の想定震源域をかすめるようなルート設定の仕方も、目的と矛盾してます。

中略

⑤についてですが、ドイツもアメリカも、リニア方式はカネにならないと判断して開発中止にいたった経緯については触れていません。要するに、どこの国でもいらない技術です。国土の広い中国もブラジルもアメリカも、リニア計画は一切ありません。なにより売れるかどうか分からない商品の見本市のために10兆円もかける企業は、常識的にはありえません。

以上は中央新幹線を作る意義だそうです。そして答申では、この中央新幹線においてリニア方式を採用する理由として「超伝導リニア方式の時間短縮により費用対効果が大きくなる」としていますが、在来型新幹線と超伝導リニア方式との比較において、
在来型新幹線方式のほうが優れている点
・安全性の実績
・信頼性の実績
・2000㎞に及ぶ新幹線ネットワークとの相互接続が可能
・建設費用がおさえられる
・エネルギー消費

超伝導リニア方式のほうが優れている点
・時速500㎞で走行可能
・登坂能力

としています。

時間短縮効果以外は、在来型新幹線方式のほうがはるかに優れていると自ら認めながらもリニア方式を採用するという、意味不明な文章です。
安全性・エネルギー消費は二の次という見方さえできます。

とまあ、これだけでも必要とされるかどうかが大いに疑問なのに・・・かけがえのない南アルプスの自然を壊してしまったら・・・取り返しのつかない失敗だと思うんですがねぇ。

富士山の雲

2014-08-05 05:52:20 | ちょっとした知識
ここの所今の時期にしては珍しく毎朝のように富士山が見えていました。

時にはぼんやり


時にはくっきり


時には雲との絶妙のコンビ


と、思ったら翌日は雲が主役に


で、その日の夕方にも同じような雲が


この雲を見た時の賢パパは「おぉ、笠雲か~」ぐらいのものでしたが・・・その後で富士山に詳しい客人が訪ねて来たので


写真を見てもらって話を聞いたら・・・笠雲だけで何種類もあってそのひとつひとつに名前が付けられていると言う。

早速ネットで検索してみると・・・確かにたくさんの種類の笠雲があります。

その前に「笠雲」の定義を御存知でしょうか?

①山頂の真上に存在する

②レンズ雲である

この二つを満たしていることが笠雲の条件だそうですよ。

で、その種類は全部で20、更に頂上から離れた所に出来る「つるし雲」を合わせると合計で30以上にもなるのだとか。

たくさんの画像が掲載されているんですが無断転載が出来ませんので興味のある方はこちらのHPをご覧になってください。

これで調べたところによると昨日の夕方賢パパが写真に収めたこの雲の名前はどうやら「庇笠」のようでありますね。


この雲が出る時の天気は雨のようでありますが・・・しばらくしたら消えていたのでその心配はなさそうですね。

そう思いながら昨夜は眠りに就いた賢パパでしたが、今朝起きてこれから富士山に登りに行くと言うこの方を見送ってから


いつもより少し早いけどそのまま賢の散歩に出かけて行くと・・・むむむっ、あの雲はっ?!


何とまたもや笠雲・・・ぢゃまいか。


天気が崩れないと良いんですがねぇ。

朝の散歩から帰るころには東の空が良い感じ。


今日も暑い一日となるのでしょうか?

皆様、熱中症にはくれぐれもお気をつけて。

ごきげんよう・・・さようなら。

矛盾?

2014-07-24 04:38:21 | ちょっとした知識
賢パパが先週の初めから約半年間のブランクを経て再び仕事に就いたことは既にご案内の通りであります。

で、その仕事と言うのがバラの切り花生産のお手伝いと言うのも既に何度も紹介済み。

バラの切り花生産と言うのは・・・昔は露地栽培でやられていた時代もあるようですが、今はほとんどすべてが「ハウス栽培」です。

雨露を避けたり、温度管理他諸々の条件をコントロールして品質の良い花を生産するためには今や温室は必要不可欠。

勿論賢パパがお世話になっているバラ園でもビニール温室を使用しての切り花生産を行っておりますよ。

賢パパが担当している作業と言うのが・・・朝一番の「花切り」に始まりまして


現時点では切り花を採っていない株の剪定やその他の管理に苗の手入れやその他諸々。


と言うことで全ての作業の8割か9割が温室内での活動となります。

場合によっては遮光カーテンで日光を遮ったり天窓を開けて風通しを良くしての作業となりますが・・・今の時期の温室内はかなりの高気温でまるで蒸し風呂のような暑さであります。

賢パパはもう20年ほども前のことになりますが・・・温室を使ってのバラ栽培の仕事を経験しておりますから最初に仕事に行く日などでもそれなりの準備はして行きましたが・・・賢パパがこの仕事に慣れていないと思った雇用主さんが気を遣ってこんなメールをくれたぐらいです。


賢パパは着替えを忘れることがあってもこの氷水入りの魔法瓶を忘れたことはありませんから・・・今のところ熱中症は大丈夫。


ただですねぇ、このごろ少し気になることが。

それは夏場の山歩きのこと。

もうずいぶん前のことになりますが真夏の富士山須走口を登った時のことです。

熱中症対策としてこまめな水分補給を心がけたにもかかわらず腿の痙攣が起き始めて・・・帰宅してから調べてみるとこれが熱中症の初期症状でした。

その対策としては・・・水と一緒に塩分と糖分の摂取を心がけること。

なので、それ以来水道水の飲み水に加えて必ずこんなものを持参するようになりまして




いちいち買うのが面倒になって・・・しまいには自分で秘密の白い粉を製品化に成功。


そうです、これをすっかり忘れていました。

なので温室内での長時間にわたる作業においては水分の補給だけでは不十分と思い・・・その対策をネットで検索。


するとやっぱり水だけでなく塩分と糖分の補給が必要。


三大要素とまで書いてある・・・ぢゃまいか。


ならば明日からはただの氷水でなく・・・食塩と砂糖の入った水にいたしましょうねぇ。

と、ここで賢パパ考えましたよ。

高血圧でお世話になっているクリニックの先生は通院のたびに必ず食べる物の話をします。

食塩そのものは勿論のことなのですが・・・塩分を多く含む食べ物も避けるようにとおっしゃいます。

と、なると・・・一体どうしたら良いのでしょうか?

もう一度ネットで検索してみると


塩分の摂取を勧めていますが・・・但し書きがついているぢゃまいか。


更に・・・高血圧の人は夏場でも塩分を控えることが大切とまで書いてある。


熱中症を採るか高血圧を採るか・・・that is the question.