世界平和ランク、日本は3位 1位はアイスランド
2011年5月30日
世界平和度指数
Global peace Index
やっぱり、平和が一番です!!はい。
イクメン:奮闘、パパも子どもも成長中--サークル・育休 /奈良
核家族の割合が64・9%(05年国勢調査)と全国一高い奈良県。母親の育児負担を減らすため、父親の果たす役割に期待は大きい。ただ、県内は大企業が少ないため県外就業率が高く、男性の帰宅は遅いという事情もある。県がセミナーを開いて育児に積極参加する男性「イクメン」の養成に乗り出す中、イクメンの奮闘ぶりを取材した
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父親の育児参加を支援している「パパちから応援隊」代表、赤松邦子さん(51)は「育児は思い通りにならないことが多い。男性が経験すれば人間としての深みが増すはず」と意義を強調する。また母親には「不安はあるかもしれないが、お父さんが成長する機会を奪わないでほしい」と呼び掛けている。
毎日新聞 2011年5月29日
たしかに子育ては自分の思い通りにならない人格と真っ向からぶつかっていくことで人を成長させる。
ただ、社会に出ている人は、そうしたことを社会生活で目の当たりにしているわけであるが・・・
これからは、好むと好まざるにかかわらず、男性も女性も役割が柔軟に拡大していくだろう、というのが私見。
そういえば、この点に関して久しぶりにのぞいたチャートさんのブログでもコメント。
男女平等を促進するため
2011年 5月 17日 投稿者 : チャート・デイビッド
米国:貧弱な有給休暇制度 労働者と子どもたちが被害に
差別と不十分な法律 生産性にも家庭生活にも悪影響
FEBRUARY 23, 2011
これは2月のだが、ヒューマンライトワッチの関連記事
英語版もある。
everyday law encyclopedia
State Laws
これは離婚後の、共同親権に関する各州の法律
ALABAMA: Both parents have an equal right to the custody of their children. Under Alabama law, a court may consider an award of joint custody, whereby the parental rights of both parties remain intact, with one parent as the primary custodian of the children and the other as the secondary custodian. Under this arrangement, both parents remain involved in the decision making responsibilities regarding the children, with each parent having "tie breaking" authority regarding certain issues, such as education, health and dental care, religion, civic and cultural activities, and athletic involvement. Child support is determined under the Alabama Child Support Guidelines, unless the Court finds grounds to deviate from the guidelines. In Alabama, the Department of Human Resources is responsible for enforcing child support obligations. The court retains JURISDICTION to modify child support, up or down, until the children reach the age of 19.
ALASKA: The court determines custody in accordance with the best interests of the child and may consider all relevant factors. Domestic violence may be considered contrary to the best interest of the child. There is no presumption in favor of sole custody or joint custody. Joint custody may be ordered if both parents agree and submit a written parenting plan and such joint custody is in the child's best interest.
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CALIFORNIA: There is no presumption in favor of joint or sole custody; custody shall be awarded to both parents jointly or to either parent AS IS in the best interests of the child. However, where the parties agree to joint custody, then joint custody shall be presumed to be in the best interests of the child. In awarding custody, the court shall consider which parent is more likely to foster a positive relationship between the child and the other parent
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WEST VIRGINIA: There is a presumption in favor of the parent who has been the primary caretaker of the child. There is no provision for joint custody.
さらっとみると、各州異なるが、離婚後は共同親権がある、というより、共同親権の選択肢がある、ということなのでしょうね。そこで、ハーグに関しても、共同親権自体は日本に前提要件ではないわけですね。
子供の利益を最大限重視する、というのは大体共通している。
共同親権も選択肢として、両親の合意のもとあるなら、日本でも可かな、とも思う。
また、日本でも、従来、親の子供に会う面接権云々が言われてきたが、子供の利益という点から、両親の離婚後の子供が親に会う権利、あるいは、親に相談する権利、という観点から、面接権というものを拡充していったらどうだろうか?
東日本大震災:福島第1原発事故 崩壊した「ゼロリスク社会」神話=中川恵一
tomojiro
放射線被ばくのリスクは、一言で言えば「がん死亡率」の上昇だ。200ミリシーベルトの被ばくで、がん死亡率は最大1%程度上昇する可能性があると考えられている。しかし、私たちの身の回りには、放射線以外にも「がん死亡率を高める」リスクが存在する。たとえば、野菜は、がんを予防する効果があるが、野菜嫌いの人の発がんリスクは100ミリシーベルト程度の被ばくに相当する。受動喫煙も100ミリシーベルト近いリスクだ。
また、肥満や運動不足、塩分摂(と)りすぎは、200~500ミリシーベルトの被ばくに相当する。たばこを吸ったり、毎日3合以上のお酒を飲むと、がん死亡のリスクは1・6~2倍上昇するが、これは2000ミリシーベルトの被ばくに相当する。つまり、放射線被ばくのリスクは、他の巨大なリスク群の前には「誤差の範囲」といえる程度だ。特に、100ミリシーベルトより少ない放射線被ばくのリスクは、他の生活習慣の中に“埋もれて”しまい、リスクを高めるかどうかを検証することができないとされている。
ただし、喫煙や飲酒などは(リスクと知らない場合も多いかもしれないが)、“自ら選択する”リスクといえる。一方、原発事故に伴う放射線被ばくは、自分の意志とは関係ない“降ってわいた”リスク。放射線被ばくは自分では避けられないという意味で、受動喫煙に近いタイプのリスクといえるだろう。
面白い数字だ。
日本人の半数が、がんになるというのに「がん検診」の受診率は2割程度(欧米は8割)にとどまる。根底には、私の恩師の養老孟司先生も指摘する「死ぬつもりがない」といった歪(ゆが)んだ死生観があるのではないかとも思う
ここで日本人論ぽくするのはいかがなものか、と思う。
ハイデガーは、日常的人の意識では、”人は死ぬ”という意識はもっていても、、死ぬべき存在としての自分の死を自覚していない、と夙に強調した。ダーザインについてのべているのであって、ドイツ人でも日本人でもありえる。私も、この点に関しては、文化論にしてしまえない、多くの人間に普遍的なあり方のようにも思う。
受診率の低さは他の要因に求めるべきであろう。
あとリスクということに関して言えば、日本の場合ーーそれは日本特殊という意味でもないがーーー極端なところがあるようにも思う。
指摘されるように抗菌グッズにこだわったり、マスクをしたりというのにも過剰なところがないとも言えない。
原発についていっても安全神話が崩れたら、全部危険というのもこれまた、極端。原子力兵器でも、使えばたしかに、危険だが、原爆をつかわせないために、あるいは、平和を維持するために、保持するという側面もある。もしものときに莫大な影響力があるが、しかし、その巨大な影響力をコントロールする努力まで放棄するのもいかがなものか、と思う。
ただ、
放射能から守りたい 小中学生の県外避難広がる 福島
2011年5月30日
これはわからなくもない。どんな影響があるかどうかわからないところが大きい。仮に自分の子供が大人になってガンになったら原発近隣地域に住んでいたためなのか、それが一因ではないのか、もわからない。しかし、一因かもしれない、その”かもしれない”というところで煩悶したり、後悔したくない、ということであろう。心理的な問題である。
シュピーゲル
Berlin Split over US Nuke Modernization
05/30/2011
The US wants to modernize part of its nuclear arsenal, including some bombs based in Germany. But the plan is likely to be controversial in Berlin where the ruling coalition remains divided over whether the American weapons should be in the country at all.
アメリカがドイツでの核兵器の刷新をしたいと考えているが与党内では、米国の武器がドイツにあることに反対する勢力もあり、論争をよびそうである、と。
原発でも原子力兵器でもドイツの動向というのは面白いし、注目しておきたいですね。
産経
政府の原発発表「信頼できない」80% 不信任案可決なら「内閣総辞職を」62%
2011.5.30 11:43 (1/2ページ)
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が28、29両日に実施した合同世論調査で、東京電力福島第1原子力発電所の事故に関する政府の発表について「信頼できない」との回答が約8割に上った。また、野党が提出を目指している内閣不信任決議案が可決された場合、6割以上が解散総選挙ではなく、内閣総辞職を求めた。
しかし、ほんまに、政府は信頼されておらんのだなあああ。
菅直人内閣の支持率は29・2%で、前回(4月23、24両日)から7・4ポイント上昇した。不支持率は4・4ポイント下がり、58・3%。
首相にふさわしい人物は枝野幸男官房長官の10%が最多で、自民党の谷垣禎一総裁は1・9%と、前回調査から1ポイント下がった。
つまり、産経の過熱する菅おろしは、自民党のためにはまったく役だっていなかった、と。
テレビ東京
内モンゴルでデモ拡大 日本の中国大使館に抗議活動
中国の内モンゴル自治区で、炭鉱開発に反対していた遊牧民の事故死をきっかけに、モンゴル族による地方政府への抗議デモが拡大しています。アメリカの人権団体南モンゴル人権情報センターによりますと、内モンゴル自治区で週末に抗議デモに参加していた数百人の遊牧民や学生などが、治安部隊と衝突し40人以上が拘束されたということです。また、一部の地域では戒厳令が敷かれたという情報もあります。こうしたなか、きょうは日本の中国大使館の前でも抗議活動が行われました。集まった中国出身のモンゴル人などおよそ100人は、内モンゴル自治区での地下資源開発による環境破壊は深刻になっていると指摘した上で、今回の問題について中国政府に対し公正に解決するよう訴えました。
フーム。
ごめんですんだら警察いらんわ!!
大阪府警が作製した警察官募集用のポスター
かわいいね。
「優しさ」つないだ痛車1000台 会場で震災チャリティー
2011.5.30
このなんだからわからないのがいい。
中華コスプレに集結した驚きのコスプレーヤー
中国を舞台にした小説の主人公などに扮する「中華コスプレ日本大会」が28、29の両日、鳥取県湯梨浜町の中国庭園・燕趙(えんちょう)園で行われ、15都府県から集まった58組112人が自慢のコスチュームで登場した。
県中部のまちおこしグループが2006年から春と秋に開催。「コスプレーヤー」と呼ばれる参加者が手作りの衣装に身を包み、「三国志」の曹操や諸葛孔明などになりきって撮影用のポーズを決めたり、歌や踊りを披露したりし
これもよくわからないが、しかし、在日外国人のなかには日中緊張・対立ーーそれがないというわけではないーーーの側面しか見ない人がいるようなので一応。
朝日
君が代訴訟、起立命じる職務命令「合憲」 最高裁初判断
2011年5月30日15時12分
卒業式で君が代斉唱時の起立を命じた校長の職務命令が「思想・良心の自由」を保障した憲法19条に違反しないかが争点となった訴訟の上告審判決で、最高裁第二小法廷(須藤正彦裁判長)は30日、「憲法に違反しない」とする初めての判断を示した。
訴えていたのは、東京都立高校の元教諭の男性(64)。2004年3月の卒業式で「国歌斉唱の際は、国旗の日の丸に向かって起立するように」と校長から命じられたが、起立しなかったことから戒告処分を受けた。07年3月に定年退職する前に「嘱託員」としての再雇用を申請したが、不採用とされたため、都に損害賠償などを求めて提訴した。
一審・東京地裁判決(09年1月)は、職務命令は合憲としながら、04年3月以降は職務命令に従っていた点などを考慮して「裁量権の逸脱」と判断し、約210万円の支払いを都に命じた。一方、二審・東京高裁判決(09年10月)は、「都には広範な裁量権がある」として元教諭が逆転敗訴したため、元教諭が上告していた。
産経
国際常識を身につけるため、国旗、国歌に敬意を」 国歌斉唱時の起立命令は合憲 最高裁が初判断
2011.5.30
1、2審判決などによると、元教諭は16年3月の都立高の卒業式で起立せず、東京都教育委員会から戒告処分を受けた。19年3月の退職前に再雇用を求めたが、不合格とされた。
同小法廷は判決理由で、卒業式などでの国歌斉唱の起立は「慣例上の儀礼的な所作」と定義。起立を命じた職務命令について「個人の歴史観や世界観を否定しない。特定の思想の強制や禁止、告白の強要ともいえず、思想、良心を直ちに制約するものとは認められない」と指摘した。
その上で、「『日の丸』や『君が代』が戦前の軍国主義との関係で一定の役割を果たしたとする教育上の信念を持つ者にとっては、思想、良心の自由が間接的に制約される面はあるが、教育上の行事にふさわしい秩序を確保するためには合理的だ」との判断を示した。
判決は4人の裁判官の全員一致の意見で、うち3人が補足意見を付けた。竹内行夫裁判官は「他国の国旗、国歌に対して敬意をもって接するという国際常識を身に付けるためにも、まず自分の国の国旗、国歌に対する敬意が必要」とした。
1審東京地裁判決は21年1月、職務命令の違憲性を否定したが、「起立しなかったのは1回だけで不採用は裁量権の乱用にあたる」として都に約210万円の賠償を命じた。2審東京高裁は同年10月、職務命令の合憲性を認め、命令がある以上、元教諭は従う職務上の義務があるとして、1審判決を取り消し、逆転判決を言い渡した
違憲性は否定しても、一回だけで不採用は裁量権逸脱というのも、地裁の判断もわからなくはない。こちららの方が実情・人情に適った判断ではなかったとも思うが・・・。
更新
社説:君が代起立判決 現場での運用は柔軟に
須藤正彦裁判官は、補足意見で「本件職務命令のような不利益処分を伴う強制が、教育現場を疑心暗鬼とさせ、無用な混乱を生じさせ、活力をそぎ萎縮させるということであれば、かえって教育の生命が失われることにもなりかねない。強制や不利益処分も可能な限り謙抑的であるべきだ」と述べた。
同感である。99年に国旗・国歌法が成立した際、過去の歴史に配慮して国旗・国歌の尊重を義務づける規定は盛り込まれなかった。教育現場の自治や裁量に委ねることが本来、望ましい姿ではないか。
大阪府では、公立学校の式典で君が代を斉唱する際、教職員に起立・斉唱を義務づける全国初の条例案が府議会に提出された。今後、違反した教職員の処分基準も定める方針という。最高裁判決は、過度のペナルティーを認めたものではない。その点を踏まえた議論が必要だ。
毎日新聞 2011年5月31日 2時30分