Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

室温も 他

2011年05月07日 19時43分07秒 | Weblog
 オサマに隠れてそれほどでもないが、浜岡原子力発電所についての記事が英語圏でも報道されている。



AP

Japan wants 3 reactors closed while seawall built

BBC
Japan halts Hamaoka nuclear plan

wsj

MAY 7, 2011
Japan to Shut a Second Plant


NYT

Japan Asks Another Nuclear Plant to Shut Down Its Reactors


By HIROKO TABUCHI
Published: May 6, 2011



まあ、こんなもんかいな、といった感じ。


関連記事で面白いのは、池田氏の投稿

2011年05月06日 22:19
浜岡原発の「停止要請」は非科学的だ


今回の福島の原発の事故原因については、浜岡ではクリアしている、というわけである。

コメント欄では、
福島原発は今回震度6弱で震源中心にあると想定される浜岡と比較する論理が立ちません。福島は津波の前に地震により配管の損傷の機能危機も政府側からもニュアンスが出ている。」もし、M8が足元で起こるとするのなら、原子炉は停止するにせよ、地盤沈下、機材・配管など「不可視リスク」は大きいと考えられませんか。

という意見がでている。津波がなくても、地震でやられる可能性は排除できないし、地震がくる可能性は高い、というわけであろう。

菅首相会見詳報 「東海地震に十分対応できるよう防潮堤など中長期対策が大切」
2011.5.6



浜岡原子力発電所の置かれた特別な状況を考慮するならば、想定される東海地震に十分対応できるよう防潮堤の設置など中長期の対策を確実に実施することが大切です。国民の安全と安心を守るためにはこうした中長期対策が完成するまでの間、現在、定期検査中で停止中の3号機のみならず運転中のものも含めて全ての原子炉の運転を停止すべきと私は判断しました。


 防波堤の設定 などというのだから、地震対策について排除している、ということではなかろう。

 他の原発の運営者もあるいは、原発周辺の住民も、今後議論が活発化すると思う。

 この原発は安全か、危険か、ではなく、この原発はどれくらい安全か、危険か、という発想で議論を進めていくべきだ。

 どうしたらより安全にできるか、ということにつながる。

 また、危険をゼロにすることはできない。津波対策や地震対策が万全にすればよい、というものでもない。そこばかりに注目して事足れりではまずい。

 人が動かしている以上、人の判断ミスによる事故はおきえる。そして、事故が起きたとき、今回のような巨大な心理的・社会的・経済的・ 国際的影響があるのだから、そのときはどうするのか、どうしてくれるのか、ということまで含めて現実的な議論を望む。



枝野氏、賠償のための電力料金値上げは「利用者納得しない」
2011.5.6 13:47



 枝野幸男長官は6日の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所事故の損害賠償に伴う電力料金の値上げについて「まずは東電自らの努力が最優先になされないと、東電利用者も納得できない」と批判した。


 だろうね。よおわかっておる。

 しかし、消費税引き上げでもおなじこと、この場合は、国会議員の定数削減、党助成費削減などとセットにすべきだ。
 震災前に消費税引き上げに賛成していた新聞各社も、消費税引き上げ議論があったときは、国会議員の定数歳費の大幅削減・党助成費大幅削減とセットに賛成してもらいたい。議員のみんながみんな役に立っているなどと考える新聞社もなかろう。


東大生産研の水中ロボット、岩手沖で2遺体発見


 ロボットならニッポンとおもっていたが、今回にあまり活躍していないのはさすがにさびしいし、やはり、日本が可哀想。
 だから、活躍しているのに光を当ててあげたい。

 
原発安定へ英知結集! 無名地方企業も放射能阻止に貢献
2011.5.7


米アイロボット社製に続き投入された国産ロボット「クインス」。開発にたずさわった千葉工業大未来ロボット技術研究センターの小柳栄次副所長は、こう意気込む。

 平成21年のロボカップレスキュー大会で運動性能などの2部門で優勝するなど性能は折り紙付き。建屋内のフロアを移動しての放射線量の測定などの任務に当たっている。

 もともと災害救助用に開発されたが、環境がさらに厳しい原発内での作業を行えるように改造。無線で遠隔操作ができる距離を2キロに延ばしたほか、高レベルの放射線で回路が狂うのを防ぐため、鉛とアルミで防護板も取り付けた。

 「チームニッポン」。日本原子力研究開発機構が開発した線量を測定するロボットと操作車両を組み合わせたシステムの名前だ。最大100メートル離れた場所から、がれきの中などの放射性物質を検知し、線量の分布地図を作成する。




菅首相:仙谷官房副長官と会食 関係修復狙い?


 菅直人首相は6日夜、仙谷由人官房副長官と東京都内のホテルの中華料理店で会食した。首相は3日昼、伸子夫人らと東日本大震災の発生後初めての外食に出かけたが、家族以外と夜に会食したのは東日本大震災の発生後初めて。

 1月に官房長官を退いた仙谷氏は、震災後の3月17日に官僚に対する指導力を買われて副長官として官邸に復帰した。ただ、震災対応の役割分担や自民党との接触の仕方を巡って首相との距離が指摘されていたため、関係修復を図る狙いがあるようだ。首相は公邸に戻った際、記者団に「いろいろといい話ができて良かった」と語った。【高橋恵子】


さんまとしのぶのデート現場を目撃!というのとちっちもかわらん。
こうした記事を書く暇があったら、政策問題に勢力を費やしてもらいたい。


福島原発収束に向け、鳩山氏らがアイデア募集サイト
2011.5.6



第一原発収束代替案Bチーム ホームページ


こうした発想は歓迎する。これだけに限らず、他の政策についても、政治家が問題提起し広く専門家・国民からアイデアを公募して公表、そして、ネットの議論の俎上にのせる、ということをこれから、政党・議員、あるいは、新聞社の人達はもっとやってほしい。




高島屋の25%節電作戦「室温変えず、休業もなし」

2011年5月7日13時14分




 高島屋は今夏、LED照明の前倒し導入などによって東京電力管内の店舗でピーク時電力の25%削減を目指す方針を固めた。営業時間短縮や空調設定温度の引き上げをせずに、15%が有力とされる政府の節電目標を達成できる見込みだ


 いいとは思うが室温もあげていい。デパートの空調は寒すぎ。

ああ、ついでに、Anarchy Japan でコメント

Debito writes about the flyjin controversy
Posted on May 5, 2011 by Matt





浜岡原発 各社社説

2011年05月07日 12時21分51秒 | Weblog
毎日


社説:浜岡停止要請 首相の決断を評価する


・・・・・

政府は、浜岡以外の原発についても、決して油断しないようにしてほしい

浜岡原発を停止することによる、電力供給の問題を心配する人も多いだろう。政府は、混乱が生じないよう、先手を打ってもらいたい。
・・・・・



朝日

浜岡原発―「危ないなら止める」へ
・・・・・
首相の停止要請の判断は妥当だ。中部電は速やかに要請を受け入れるべきだ。
・・・・・
 濃淡に差はあれ、ハイリスクと懸念される原発は浜岡以外にもある。
・・・・・



読売

浜岡原発停止へ 地震と津波対策に万全尽くせ(5月7日付・読売社説)

・・・・・
東京電力福島第一原発が、想定外の大津波に襲われ、大事故を起こしたことを踏まえれば、やむを得ない。

・・・・・
無論、巨大地震が想定されていない他の地域の原発についても、安全確認が必要だ。
・・・・・



日経

浜岡原発停止は丁寧な説明が要る

産経


浜岡停止要請 原発否定につながらぬか


浜岡原発が特別な立地条件にあるのは事実である。福島第1原発のような事故を繰り返さないためには、一定期間の運転停止も選択肢の一つとして否定するものではないしかしそれも、説明と合意の積み重ねが不可欠だ。



東京

「浜岡」停止要請 国民的議論を始めよう




毎日が一番肯定的で、読売までは今回の決断に肯定的。他の地域の原発についても再評価を促す。

日経・産経は否定はしないまでも手続き上の問題点・説明不足を指摘

東京は賛否を表明するというよりも、これからみんなで議論しましょう、と

NHK

静岡県知事“英断に敬意”

県知事は歓迎



5月6日 20時59分
菅総理大臣が中部電力の浜岡原子力発電所の運転停止を要請したことについて、発電所がある静岡県の川勝平太知事は「福島第一原子力発電所の事故を受けて、安全性確保に対する地元の要望を最優先した、菅総理大臣と海江田経済産業大臣の英断に敬意を表します。国は、地元経済に対する影響についても、適切に対応してもらわなくてはならない。静岡県は省電力、省エネルギー対策に、これまで以上に取り組むとともに、安全な代替エネルギー源の確保を加速するように全力で取り組みます」とコメントしています。


市長は

浜岡原発停止、決定には従う…苦渋の御前崎市長

困惑しながらも決定には従う、と。


現実問題としては、

燃料調達できても…浜岡原発停止のコスト、中部電に重荷

2011年5月7日



浜岡全3基の代替に、中部電も火力発電所の出力増強や停止中の古い火力を動かすことになる。ただ、中国などアジア各国の石油需要は高まるばかり。「LNGなどの調達は長期契約が基本で、すぐに買い付けられるものではない」(中部電幹部)。燃料の確保がまずは大きな問題として立ちはだかる。

 燃料が確保できても、価格高騰で中部電の経営を圧迫するのは確実だ。原発3基を止めて生じる負担は1日に7億円。半年続けると、今年度の営業利益見込みにあたる1300億円がほぼ吹き飛ぶ。


まだまだ、課題は多い。

さて、どうやって乗り越えていくか?