今日はちと傲慢なブログです。たまにはお許しを・・・。
最近強く感じていることがあります。
私の中で何かが大きく変わった。
それは何かというと、自分の「ものさし」。私は「ものさし」と
いう表現が一番しっくりくるのですが、一般的には「価値観」
って言葉の方が分かりやすいかもしれません。
ここ数年、ずっと自分の中に今までと違う価値観が芽生え
ていたのには気付いていましたが、ここにきて一気に加速し
広がり、ついには今までのものと逆転してしまいました。
先日の自転車遍路が大きなきっかけになったようです。
価値観が変わると、大切にするものまで変わります。
ここが一番びっくりしたのですが、今まで後生大事にしてい
たものが見事にどうでもよくなりました。これにはかなり
衝撃を受けています。人はここまで思考を変えられるのかと。
昨日の日曜日、1本の映画を見たのですが、映画を見る感
覚すら以前とは違っています。たまたま昨日見た映画はそう
いうことを感じ易い映画だったんですが、それは偶然ではな
く、今の私に必要ということで魅かれて見たように思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/e3/b81c05d258d4083154343b4cca26dfb3.jpg)
映画は「沈まぬ太陽」
3時間22分と長丁場の映画。
原作が大変人気があったそうですが、私は読んでいません。
人間の尊厳や男の矜持を感じる部分は非常に良かったの
ですが、見ながらずっと感じていたことは、かったるい映画だ
な・・・と。
実は少し前ならこのような感想は持たなかったと思うのです。
「会社ってなんだろう」「仕事ってなんだろう」「生きるって一体
何なんだろう?」って映画を見ながら一生懸命考えたと思う。
しかし映画で問題提起されている部分や葛藤のある部分、
自分的にはもう解決していて、自分の解答を持ってしまって
いるのです。それは「ものさし」が変わったことで得ることが
できました。
解答を知っている問題を出されているような気がして、かった
るく感じていたのだと思います。ただホッとしたのは、映画が
導いた解答と私の考えた解答が同じであったこと。非常に
共感をもてるラストでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/1c/7ca631d3d0992ef9a0bfaf1d188e2b77.jpg)
行天、お前、寂しい男になったな・・・。
負けたのはお前だ・・・。
恩地元(渡辺謙)
行天四郎(三浦友和)
ホント寂しい男だ。
いったい何に勝ったのだろう・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/73/3ed87de59b6353b86e1d94c35cde7bc2.jpg)
お遍路シーンが出てきました。
表現をするためにお遍路が必要と思う作品だからこそ、
私には分かり易かったのかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/3b/ba65c2283e6e76c6a6b319c7e8ffe2b0.jpg)
私は今まで何と些細な取るに足らないことに傷つき
それを呪い己の不幸を嘆いていたことか。
うん、そこに気付くことが大切だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e3/cb5b032fd3cdc46b259a1603d0902100.jpg)
何一つ遮るものの無い悠久の大地では
厳かな大自然の営みが繰り広げられています。
地平線へ黄金の矢を放つアフリカの太陽は、
荘厳な光に満ちています。
それが私には不毛の日々を生きざるを得なかった
人間の心を慈しむ、明日を約束する、
沈まぬ太陽に思えるのです。
四国もアフリカも一緒。感じるのは生きていると言うこと。
でもいつかアフリカに行ってみようと思いました。
最後の最後に傲慢をかましますと、恩地元(渡辺謙)が最後
にたどり着いた境地に、私、届いています。恩地元(渡辺謙)
の表現すべてが感動では無く、「そうだよね」っていう同感で
した。
最近強く感じていることがあります。
私の中で何かが大きく変わった。
それは何かというと、自分の「ものさし」。私は「ものさし」と
いう表現が一番しっくりくるのですが、一般的には「価値観」
って言葉の方が分かりやすいかもしれません。
ここ数年、ずっと自分の中に今までと違う価値観が芽生え
ていたのには気付いていましたが、ここにきて一気に加速し
広がり、ついには今までのものと逆転してしまいました。
先日の自転車遍路が大きなきっかけになったようです。
価値観が変わると、大切にするものまで変わります。
ここが一番びっくりしたのですが、今まで後生大事にしてい
たものが見事にどうでもよくなりました。これにはかなり
衝撃を受けています。人はここまで思考を変えられるのかと。
昨日の日曜日、1本の映画を見たのですが、映画を見る感
覚すら以前とは違っています。たまたま昨日見た映画はそう
いうことを感じ易い映画だったんですが、それは偶然ではな
く、今の私に必要ということで魅かれて見たように思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/e3/b81c05d258d4083154343b4cca26dfb3.jpg)
映画は「沈まぬ太陽」
3時間22分と長丁場の映画。
原作が大変人気があったそうですが、私は読んでいません。
人間の尊厳や男の矜持を感じる部分は非常に良かったの
ですが、見ながらずっと感じていたことは、かったるい映画だ
な・・・と。
実は少し前ならこのような感想は持たなかったと思うのです。
「会社ってなんだろう」「仕事ってなんだろう」「生きるって一体
何なんだろう?」って映画を見ながら一生懸命考えたと思う。
しかし映画で問題提起されている部分や葛藤のある部分、
自分的にはもう解決していて、自分の解答を持ってしまって
いるのです。それは「ものさし」が変わったことで得ることが
できました。
解答を知っている問題を出されているような気がして、かった
るく感じていたのだと思います。ただホッとしたのは、映画が
導いた解答と私の考えた解答が同じであったこと。非常に
共感をもてるラストでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/1c/7ca631d3d0992ef9a0bfaf1d188e2b77.jpg)
行天、お前、寂しい男になったな・・・。
負けたのはお前だ・・・。
恩地元(渡辺謙)
行天四郎(三浦友和)
ホント寂しい男だ。
いったい何に勝ったのだろう・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/73/3ed87de59b6353b86e1d94c35cde7bc2.jpg)
お遍路シーンが出てきました。
表現をするためにお遍路が必要と思う作品だからこそ、
私には分かり易かったのかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/3b/ba65c2283e6e76c6a6b319c7e8ffe2b0.jpg)
私は今まで何と些細な取るに足らないことに傷つき
それを呪い己の不幸を嘆いていたことか。
うん、そこに気付くことが大切だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e3/cb5b032fd3cdc46b259a1603d0902100.jpg)
何一つ遮るものの無い悠久の大地では
厳かな大自然の営みが繰り広げられています。
地平線へ黄金の矢を放つアフリカの太陽は、
荘厳な光に満ちています。
それが私には不毛の日々を生きざるを得なかった
人間の心を慈しむ、明日を約束する、
沈まぬ太陽に思えるのです。
四国もアフリカも一緒。感じるのは生きていると言うこと。
でもいつかアフリカに行ってみようと思いました。
最後の最後に傲慢をかましますと、恩地元(渡辺謙)が最後
にたどり着いた境地に、私、届いています。恩地元(渡辺謙)
の表現すべてが感動では無く、「そうだよね」っていう同感で
した。