何とか十分な睡眠もとることができ、快適な目覚め。
今日中に室戸岬・最御崎寺に到着したい私は5時起き
で6時前に出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/67/c8006b4966b12604d0cf5c8d14c417cf.jpg)
歩くのはひたすら海岸線。右には山が見え、左には海が見え
る。その間にある国道55号をひたすら歩く。
1時間ほど歩いた頃、女性に抜かれる。あれっ?昨日同じ宿に
泊まった人かな。それにしても凄いスピードだ。抜かれざまに
おはようございますと一言だけお互いが挨拶。
しばらく歩くとその女性が休憩している。歩くの早いですね~
と声をかけると、でもすぐに休まないと駄目なんですとのこと。
それではまたすぐに抜かれるかもしれませんが、お先です~
と私は歩き続ける。しばらくすると抜かれる。また休憩して
いる彼女を抜く。また抜かれる。
笑えるくらいこんなことを繰り返した。あんまり繰り返すから
それなりに話しもして東京から来ていて、後数年で40になり、
それまでに結願したいということを知った。
この後も何度か繰り返したのだが、私が食事をすることで抜き
つ抜かれつは終了した。ちなみに次に泊まる宿は違うのでもう
出会うことはないだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fe/177de1474e1754979dfcfdc4cd39a1e9.jpg)
しばらく歩くと奇っ怪な岩を発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/5e/ff434cd51ef560946e3079cf4d48bb8c.jpg)
近づいてみると夫婦岩とある。こんな所にも夫婦岩があるんだ。
三重県二見にある夫婦岩に慣れている私には、随分ごっつい
スケールの大きな夫婦岩に見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/42/73de3ed301160b5ce44e78d73a53b5ec.jpg)
正午過ぎ、ついに恐れていたことが起こった・・・。
雨が降ってきた。
私がお遍路を始めて、初めてのことである。今回はある程度
予測していたので、レインコートやポンチョを用意していた。
さっそく身につけ、歩き始める。冷たい雨に体温を奪われ
身体が凍える・・・。お遍路は気持ちいい楽しいばかりでは
ないことをあらためて知りました。それでも歩みは止めず、
いざ室戸岬へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/54/280c0d51bd40828d2eba1ce7e03963e6.jpg)
ついに室戸岬に到着。
雨が降っているのが残念でしたが、雨の中観光をしました。
これは19才の修行中の空海の姿。青年大師像。巨大です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/59/8672409ad8a8ad0030f6664a642ec3f8.jpg)
訪れるのを心待ちにしていた、御厨人窟(みくろど)。
左がお大師様が住居とされた洞窟。右が修行をされた洞窟。
1200年前に思いを馳せながら、お大師様を感じました。
感慨無量。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/b6/ccc50f83a192f4e238e0d18469c93730.jpg)
御厨人窟からみた外の景色。青い空を見えなかったことは
残念。またいつか訪れたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/9b/060bf486ec78560584aa0733e8ab9707.jpg)
御厨人窟の近く。お大師様が行水の修行をおこなわれた池。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/47/2a89342d3dc037ea33541d1a11dec8dc.jpg)
最後に訪れたのは、幕末の志士、坂本龍馬と一緒に凶刃に
倒れた中岡慎太郎の像。龍馬のものに比べるとスケールは
違いましたが、中岡慎太郎を近くで感じることができたこ
とに嬉しさを感じたのでした。
これからこの高知ではいくつもの史跡に巡り会うことがあ
るでしょう。それを心から楽しみにしているのです。
今日の最後は雨の中、像の後ろにある山を登り、最御崎寺
にたどり着き、お寺にある宿房に宿泊しました。
凍えきった身体にお風呂が気持ち良かった。生き返りました。
今日中に室戸岬・最御崎寺に到着したい私は5時起き
で6時前に出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/67/c8006b4966b12604d0cf5c8d14c417cf.jpg)
歩くのはひたすら海岸線。右には山が見え、左には海が見え
る。その間にある国道55号をひたすら歩く。
1時間ほど歩いた頃、女性に抜かれる。あれっ?昨日同じ宿に
泊まった人かな。それにしても凄いスピードだ。抜かれざまに
おはようございますと一言だけお互いが挨拶。
しばらく歩くとその女性が休憩している。歩くの早いですね~
と声をかけると、でもすぐに休まないと駄目なんですとのこと。
それではまたすぐに抜かれるかもしれませんが、お先です~
と私は歩き続ける。しばらくすると抜かれる。また休憩して
いる彼女を抜く。また抜かれる。
笑えるくらいこんなことを繰り返した。あんまり繰り返すから
それなりに話しもして東京から来ていて、後数年で40になり、
それまでに結願したいということを知った。
この後も何度か繰り返したのだが、私が食事をすることで抜き
つ抜かれつは終了した。ちなみに次に泊まる宿は違うのでもう
出会うことはないだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fe/177de1474e1754979dfcfdc4cd39a1e9.jpg)
しばらく歩くと奇っ怪な岩を発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/5e/ff434cd51ef560946e3079cf4d48bb8c.jpg)
近づいてみると夫婦岩とある。こんな所にも夫婦岩があるんだ。
三重県二見にある夫婦岩に慣れている私には、随分ごっつい
スケールの大きな夫婦岩に見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/42/73de3ed301160b5ce44e78d73a53b5ec.jpg)
正午過ぎ、ついに恐れていたことが起こった・・・。
雨が降ってきた。
私がお遍路を始めて、初めてのことである。今回はある程度
予測していたので、レインコートやポンチョを用意していた。
さっそく身につけ、歩き始める。冷たい雨に体温を奪われ
身体が凍える・・・。お遍路は気持ちいい楽しいばかりでは
ないことをあらためて知りました。それでも歩みは止めず、
いざ室戸岬へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/54/280c0d51bd40828d2eba1ce7e03963e6.jpg)
ついに室戸岬に到着。
雨が降っているのが残念でしたが、雨の中観光をしました。
これは19才の修行中の空海の姿。青年大師像。巨大です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/59/8672409ad8a8ad0030f6664a642ec3f8.jpg)
訪れるのを心待ちにしていた、御厨人窟(みくろど)。
左がお大師様が住居とされた洞窟。右が修行をされた洞窟。
1200年前に思いを馳せながら、お大師様を感じました。
感慨無量。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/b6/ccc50f83a192f4e238e0d18469c93730.jpg)
御厨人窟からみた外の景色。青い空を見えなかったことは
残念。またいつか訪れたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/9b/060bf486ec78560584aa0733e8ab9707.jpg)
御厨人窟の近く。お大師様が行水の修行をおこなわれた池。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/47/2a89342d3dc037ea33541d1a11dec8dc.jpg)
最後に訪れたのは、幕末の志士、坂本龍馬と一緒に凶刃に
倒れた中岡慎太郎の像。龍馬のものに比べるとスケールは
違いましたが、中岡慎太郎を近くで感じることができたこ
とに嬉しさを感じたのでした。
これからこの高知ではいくつもの史跡に巡り会うことがあ
るでしょう。それを心から楽しみにしているのです。
今日の最後は雨の中、像の後ろにある山を登り、最御崎寺
にたどり着き、お寺にある宿房に宿泊しました。
凍えきった身体にお風呂が気持ち良かった。生き返りました。