稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

なんば養正会で稽古(2月5日)

2018年02月06日 | 剣道・剣術
昨夜は今年2回目の養正会で稽古。
終ったあとでMさんから「また来てや」って言われてしまった。
10年以上前までは心斎橋勤務だったから週に3回は稽古していた。
当時のホーム道場は難波の養正会だったのだ。
養正会は冬は暖かく夏は涼しい。天国のような道場だ。

Mさん、腰や足が痛むので七段審査は受審しないそうだ。
80歳を越えた今、受かる気はしないと言う。残念なことだ。

自由稽古(地稽古)の最初は若手S六段。
彼は背が高くて素早い技を出す。

このS六段が苦手である。
苦手と言うか、まず合気にならないのである。
一言でいうと「攻めと溜めの無い剣風」かな?
背が高いので遠間から瞬間的に技を出す場合が多い。
起こりを見せないので「打ち」がそのまま「攻め」となる。
しかし、こちらが動じないと攻めにならない。
昨夜も私が構えてるところにS六段が打ちに出て咽喉を突く場面が数回あった。

逆にこちらが一歩入って仕掛けようとしても間合いが深いので攻めが効かない。
動じていないところへ思い切って打ちに出たら大きく擦り上げられて面を打たれた。
この大きく擦り上げる技は彼の得意とするところ。
「その場打ち」になりやすく有効打突にはなりにくいが立派な技である。

しかし最後まで合気にならなかった。どうも苦手である。
でも苦手だから稽古が面白くもあるのだ。
次は「攻め」が効くように頑張ってみるというわけだ。

(SONY NEX-C3 にて撮影)


(養正会の稽古は基本から始まる)


(K五段、もう20年以上も六段に挑戦し続けている。何とか受かって欲しい)


(手前はベテランT六段。全部で30名は越えている。出稽古も大歓迎なのが養正会の良いところ)


(終ったあとは整理体操を全員で行う)
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