稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

ご飯粒を残す人のこと

2021年09月06日 | 食べ物の話など


ある日の剣道稽古の帰りのこと。
たまたま出るのが一緒だったのと方向が同じで昼飯時だったので、
「途中で飯食いに行きましょか?奢りますよ。」と、その剣友と昼飯を食べた。

剣道の話など話は弾み、さあ帰ろうと思って相手の茶碗を見て驚いた。
ご飯粒が茶碗全体に散らばるように残っているのだ。

相手は年上だし、一瞬ためらったが見過ごすことは出来ない。

私「いつもご飯粒は残すんですか?」
彼「うん、いつもやで」
私「子供の時、叱られたことは無いのですか?」
彼「いやあ、無いなあ・・・」
私「申し訳ないですが、ご飯つぶは残さんといてくれますか?」

少し、いぶかる表情の彼だったが全部食べていただいた。

マナーの問題、躾、教育の問題、見た目の問題、価値観の問題・・・・
理由はともあれ、私はご飯粒を残すような人物を軽蔑する者である。
古いと言われればそれまでだが、ご飯粒を残す行為は生理的に受け付けない。
今後、彼を食事に誘うことは滅多に無いと思う。

(写真を撮る暇は無かったので画像は借り物ですが、ほぼこんな状態でした)
コメント
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