なぜあの子には内股や大外を教えて、うちの子は地味な寝技や足技なの?なんてことを思ってる親御さんがいたかも知れませんが、一応、
成長レベル、能力、体格、体幹、意識をはじめ、体の柔らかさだったり、足の粘着だったり、様々なことを見ながら、どんなスタイルが向いているのかをイメージしているわけで、よく動物に例えました。
ライオンもいたらウサギもいる。
ワニもいたらカバもいる。
どうすれば、この子が野生のサバンナを生き抜いて行けるのか。
テレビで見る豪快で華やかな選手は、ほぼほぼライオンなわけですよ。
そして、親御さんってのはそんなライオンになって欲しいと願うんですが、ウサギにライオンになれと言っても無理でしょと。
走ることだけは負けない者もいたら、水の中が得意な者もいる。
噛んだら離さない者もいたら、動きは遅いけど木にしがみつくのは誰にも負けない者なんて者もいる。
戦いには向いてないけど、周りに助けて貰って生き抜く知性がある者もいる。
その特性と言うか、生き残って行くにはどうすればいいかをイメージをしながら指導してたかなと。
ま、私的にはネコ科の動物のしなやかさが好みだったので、虎や猫をイメージしようなんてことはよく言いましたけど、村瀬に猫になれ!言ってもネコ科じゃないんで難しいんですよね。
あ、ライオンもネコ科か・・。
ま、いいや。
兎にも角にものびのびと個性、特性を伸ばしてやりたい。
押しつける練習では長持ちしませんからね。