田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

大賀ハスと舞姫蓮

2020年07月04日 | 季節の花巡り

 みやき町の千栗土居公園に広い蓮畑があります。その一隅の小さな蓮池に大賀ハスがあります。行った時は盛りを過ぎていて、花托だけになったものが多かったです。

 向こうに見える土手は江戸時代、治水のために築造された土居の遺構です。

 大賀ハスは二千年前の地層から出土した種から発芽しました。

 ピンクの花を咲かせます。

 

 その隣には「舞妃蓮(まいひれん)」の蓮池があります。 

 舞妃蓮はアメリカの黄花ハス「王子蓮」と大賀ハスとの交配種で、昭和43年に当時の皇太子夫妻に献上されました。

 舞妃蓮は最初は淡い紅色で、開いた花は黄色がかった象牙色をしています。大賀ハスと比べて葉も小さく、花も小振りで可愛らしい蓮です。

 舞妃蓮の蕾にシオカラトンボがとまっていました。シオカラトンボはトンボの定番ですが久し振りに見ました。

 この公園の蓮畑は三千坪の広さがあります。ここにあるのは食用の蓮根ハスです。大賀ハスが散り終える頃から花が咲き始めます。

 

 

 

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